先週から始めた2012年より講談社から発売された「週刊SL鉄道模型」を振り返るという企画で、当時本屋さんに「本と付録」と言う形で置かれていました。

模型やストラクチャーの値段からしたら、ぼったくりな価格では有るものの、「買えば自宅にジオラマが出来る」と言うことや、やはり「専用塗装色」だったのは大きいかなと思います。

 

このシリーズ話、予想通り「イイネ」は多くいただいており、気になっていた方も多かったのかなと思います。

「自宅にジオラマは憧れ」と言う人も、多くいるのではという感じですかね。5巻ずつ紹介予定なので、「全14回」を予定します。

 

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●6号(2012年3月8日発売)

この号の付録は「木材詰め所」と「野だて看板(中+小)」になります。

元はジオコレですが、建物が塗装済みなので、組み立てると速ストラクチャーになるので、わくわく感が強かったですね。

 

ここで「Gクリア(ゴム系接着剤)」を登場させていますね。

通常の接着剤と違い、やり直しがきき跡が残らないのと、ハミ出ても爪楊枝で取れると言うことで、模型の屋根上機器やナンバー取り付けにも効果を発揮します。老眼には強い味方です。

なお「Gクリア」には「コニシボンド製」と「セメダイン製」がありますが、乾燥時間が若干異なる以外は、大差はありません。

 

看板の方は、こんな感じです。

 

木材詰め所も組み立て指示が出ており、この号で組み立ててます。

ベースが「駅の便所」+「職員詰め所」ですが、そこは気にしないでおきます。

専用塗装と書きましたが、数年経つと販売した塗装でジオコレかすることもありますが、コレはまだ出てませんね。

 

あとは既存のジオラマの、適当な所に置いとくだけですが、これだけでも花が咲きます。

 

●7号(2012年3月15日発売)

この号も買ったのは後になってから・・・。

 

付録は「レールセット2」です。

「C140-30×4本」

レールセットだけは、割高に感じるんですよねorz

 

ちょっとだけ並べてみてます。

 

●8号(2012年3月22日発売)

付録は「火の見やぐら」「野立て看板(大)」になります。

 

何気にジオコレでもスルーしていた「消防団小屋セットの火の見やぐら」なんですが、思ったより出来が良く、通常版も購入。

のちに「週刊SL鉄道模型8号」も、もう一度買ってます。

 

野立て看板(大)もまた来ましたね。

常磐線沿線(茨城県)に多く立っていたのですが、スタンプラリーで2月に訪れたらほぼ撤去されており、特徴的な風景が無くなっていたのも時代を感じました。

 

火の見やぐらはストラクチャーとしては、かなりにインパクトがあり、「週刊SL鉄道模型のジオラマ」へ移動して無くなったら、さみしく感じました。

これを青春18きっぷで出かけて見かけると、ついつい見てしまうようになりました。

 

●9号(2012年3月29日発売)

関係ないんですが、パッケージの写真撮影のやりかたも、かなり参考になりました。

 

付録は「里山交通トラ4500形貨車」になります。

やはりマークが入るだけで、とたんに私鉄感が漂います。

 

木材は下ろせますので、こんな感じに再現も可能です。

 

●10号(2012年4月5日発売)

やたらでかい箱ですが、付録の関係ですね。

 

付録は「里山キネマ会館ビル」となります。

映画館としないあたり、古い時代設定としているんでしょうね。

今回も組み立ての指示がありました。

 

なかなか良い色使いで、しばらくはジオラマの象徴的なビルとなってました。

その後、ジオコレの色替え品に交換して、今は「高架線の分岐の陰」になっていて、目立たなくなってますね。

 

と言うことで、今回の紹介は「付属の建物組み立てと野立て看板の作成」だけでしたので、あまり目立った加工もありませんでした。このあたりは書店販売してまして、一般人にも目がつきやすい存在でした。

12号までが書店店頭販売、それ以降が取り寄せになるんで定期購入するか結構迷いましたね。

 

以上、「週刊SL鉄道模型を振り返る第二回、建物が多かった初期」でした。