こんにちは！介護コンサルタントの管野です。
前日までの数回に引き続き、販促のお話です。
昨日の記事「【介護】 かっこいい販促物を作りたい！」では、デイザン性の高い広告物を求める必要はありません、内容が大切です！という話を書きました。
販促は、営業活動です。
すなわち、成果が何よりもほしい部分。
ですから、巧遅より拙速が大切なのです。
本日は、実際にターゲットを絞って販促を行って行く際に、何が大切なのか？を具体的に紹介したいと思います。
今日お話をするターゲットは、「高齢者」です。
高齢者自身に販促するとなると、目的は二つあるかと思います。
一つ目が、利用者満足を高めるという目的。
二つ目が、利用者を獲得していきたいという目的です。
まず、一つ目に関してですが、利用者満足を高めると、どうなるのか？
これは、「辞めない」・「休まない」という結果がもたらされます。
場合によっては、別の方をご紹介していただけるケースにつながります。
ですから、主にニュースレターに代表される「既存の利用者さまに対する販促物」はこういった得たい結果を第一に考えて作成すべきですね。
であれば・・・
必要な要素は下記のようなものが中心になってくるかと思います。
・まず、読める文字の大きさであること
・興味・関心を持つコンテンツ（内容）があること
・デザイン性が不快に感じないこと
・人（利用者様）が主役であること
・ここにきて良かったというコンテンツ
・「うれしい」・「楽しい」を共有発信するコンテンツ
・紹介してくれませんか？という情報発信
こんな点が大切なポイントになってくるでしょう。
意識したいのは「演出の７要素」の記事でもご紹介した通りのことなのです。
上記にあげた項目はべて、演出の７要素に含まれています。
文字の大きさが見やすいというのは、具体的には12ポイント以上です。
望ましくは14ポイントでしょう。
デザイン性に関しては、むずかしく考える必要はありません。（昨日の記事の通りです）
バーゲンセールの案内ではないので、ハデ過ぎない、落ち着いた印象があるということが大切です。
また、文字体もシックな物が望ましいでしょう。
コンテンツ、内容は、利用者様に喜んでもらえるもので構成することです。
喜んでもらえるなら、内容は何でも良い。
極端な話し、そう考えてしまってかまいません。
そして、次に「紹介してくれても良いです」という情報発信です。
これが二つ目の目的である、「利用者を獲得していく」ために必要な内容です。
利用者様は、ケアマネにケアプランを書いてもらって利用するので、「紹介できない」と思っている方は多いです。
紹介可能ですよ！と、記載することで友達、近所の方を誘って頂けます。
ケアマネ向けの情報発信物よりも簡単な内容で良いので、まだあいているよ！と、発信することが、新規利用者獲得につながっていきます。
以上が高齢者向けの販促のポイントとなります。
もう一度整理すると・・・
高齢者向けの販促は、利用者満足を高めるという目的と、利用者を獲得していきたいという目的がありますので、それを意識して作成することが大切です。
それを達成するための内容を組み立てて作成していきましょう。
それでは本日はここまで('-^*)/
