昨年、東日本大震災によって中止された元祖！大食い王決定戦（男女混合戦）ですが、今年復活しました。今回は、現王者・寺坂卓也（２０１０年秋の王者）、今春に悲願の新女王の座についた正司優子、加えて２年前に優勝して引退したアンジェラ佐藤（２００９年秋の王者）が、引退を撤回して参戦してきました。
２人の現王者に加えて、新人戦を勝ち抜いた松崎沙織。そして、東京予選を勝ち抜いた２名（１名は元王者、アンジェラ佐藤）と大阪代表１名に、番組推薦３名（過去の決勝進出者達）を加えた合計９名による戦いが行われました。
戦前よりハイレベルの戦いが予想されましたが、フタを開けたら史上最高と云っても過言がないような戦いになりました。そして、あのジャイアント白田の記録を塗り替える大会史上最高記録が達成されてしまいました。それを叩きだしたのは、現・元王者達ではなく、４年前に本選に出場したものの、国内本選でドクターストップになって敗退した、木下智弘選手（３１歳；上の添付画像真ん中）だったのです。
彼は４年間修業を積んでリベンジに燃えて大阪予選から出場したのですが、予選から決勝まで全て１位の完全優勝を遂げてしまいました。しかも、番組記録であったジャイアント白田の１０ｋｇｓ（お茶漬け）を越える、小籠包を２４８個、１２．４ｋｇｓを食べたのです。
いつもこの番組を観ていて「痩せの大食い」という言葉を思い知らされますが、木下選手は１６９ｃｍで体脂肪が９％！（上の画像）どうやって１２ｋｇｓが、この身体のどこに入るのか本当に不思議と云うしかないです。以下は今回の彼の記録です。
大阪予選；「ジャイアント串カツ」４３本（４．３kg）
本選１回戦；京都のスイーツ合計４ｋｇｓ、１時間以内を約３０分で完食
本選２回戦；名古屋の色々な名物を約６ｋｇｓをやはり制限時間（１時間）の約半分程で完食。ここまでは、制限時間内に完食すれば次に行けるのですが、ここからは１人づつ脱落になります。
本選３回戦；巨大エビフライ３５本（７ｋｇｓ、２位に８本差）
本選４回戦；和牛バーベキュー２７本（５．４ｋｇｓ、２位は２５本）
ここから海外（マカオ）に移動して準々決勝；小籠包６２せいろ（２４８個、１２．４ｋｇｓ＝番組新記録）。２位のアンジェラ佐藤も９．８ｋｇｓ食べたのですが怪物にはかないませんでした。
そして、準決勝は、激熱！海鮮あんかけ炒飯勝負で、１７皿、８．５ｋｇｓ（２位は１３皿）
翌日の決勝戦では、過去一番具が多い、熱々とんこつラーメンを２２杯平らげ（下の画像）、２位に４杯差の大差をつけて圧勝しました。
決勝戦が終わった後に、２位に敗れた元王者アンジェラ佐藤が、「今回は（準備期間が短く）負けたが、次回は怪物を倒す」宣言をしていたので、愉しみです。いっそのこと次回の混合戦は、過去の王者達、ジャイタント白田、ドクター西川（射手矢）、２回優勝経験がある山本卓弥、魔女・菅原達にも復活していただいて、怪物・木下と対決してほしいです！