世界で最も権威あると評価されているボクシングの米専門誌「ザ・リング」は、日本時間5月10日、階級を超えた格付けランク「PFP(パウンド・フォー・パウンド)」の最新版を公表しました。
全階級を通じた世界最強ランクで約2年ぶりに、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が1位に返り咲きました。そしてWBOバンタム級王者中谷潤人が10位にランクイン。
PS:中谷潤人王者(26歳)は27戦全勝、内20KO勝ちで、世界3階級制覇王者です。井上絶対王者が居なかったら、日本No.1現役ボクサーであるのは、間違いない選手です。
ところが10日もたたないうちに、3団体王者のウシク(上の画像左、ウクライナ、37歳、22戦全勝)がWBC王者フューリー(英国)を破り、史上初のヘビー級4団体統一を達成しました。
その結果としてPFP1位となり、井上は2位に後退しました。3位は去年から1位を守っていた、ウェルター級4団体統一王者のクロフォード(米国、36歳、40戦全勝、31KO勝ち)です。