はじめに
このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner（ハンス・ウェグナー）が、Andreas Tuck社のためにデザインした家具を紹介しています。
参考文献は1964年のSALESCOのカタログです。
AT-40について
前回はトレイテーブル『AT-36』をご紹介しました。
今回は型番"AT-40"の家具をご紹介します。
型番 ”AT40”の画像です。
入れ子になった3つのテーブルが1つに納まるネスティングテーブルと呼ばれるテーブルです。
1番大きなテーブルの幅が52cm、奥行きが34cm、高さが48cmと小ぶりなテーブルです。
最大の特徴は軽さにあると思われます。
３枚のテーブルそれぞれが片手で持てるほどの軽量性があり、引き出す、持ち上げる、移動するの動作が楽に行えます。
天板の厚みの薄さと脚先が丸くなっている点も、見た目の軽さに寄与しているようです。
材は天板と脚部が全てチークのモデル、
天板と脚部が全てオークのモデル、そして天板がチークで脚がオークのモデルがあります。
当時のカタログには小さなスペースでしか紹介されていませんが、木を知っているウェグナーだからこそデザインできる、耐久性と軽量性のバランスがうまく取れている名作です。
デザイン
1952年
サイズ
幅：52cm
奥行き: 34cm
高さ：48cm
素材
天板x脚部：オークxオーク、チークxオーク、オークxオーク
1964年の価格（DKK）
210- 〜 230-
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北欧家具 hisagu
茨城県つくば市牧園９−２１
HP: https://kagu-hisagu.shop-pro.jp/
実店舗オープン：土日祝日 10:00〜19:00
平日：HPトップの営業日カレンダーを参照下さい
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