はじめに

このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)が、Andreas Tuck社のためにデザインした家具を紹介しています。

 

参考文献は1964年のSALESCOのカタログです。

 

 AT-15について

前回はセンターテーブル『AT-14』をご紹介しました。
今回は型番"AT-15"の家具をご紹介します。

 

型番 ”AT15”の画像です。
ウェグナーが1957年頃にデザインしたセンターテーブルです。

天板は上の画像のような高さ48cm、奥行きが60cmで、幅が130cm 150cm 180cmの3つから選べる長方形です。
天板の幅方向の端は木口がはっきりと見え、奥行き方向の端は丸みを帯びています。

天板の材はオークかチークを選べ、突板か無垢材かも選択肢にあります。
脚部はオークかチークの無垢材です。

 

画像はチェア『 GE-290 』と合わせていますが、

幅方向から見た時の脚と貫の形状が”GE290のオットマン”ととても良く似ており、”AT15”は”GE290”に合わせてデザインされたことが考えられます。

 

ウェグナーらしいシンプルで飽きのこないデザインのセンターテーブルです。

 

デザイン

1957?年

 

サイズ

幅:130cm, 150cm, 180cm
奥行き:60cm

高さ:48cm

 

素材

天板:チーク、オーク(突板 or 無垢)
脚部:チーク、オーク

 

1964年の価格(DKK)
295- 〜 385- 

 

このテーマの家具一覧

センターテーブル『AT-6』

テーブル『AT-8』

センターテーブル『AT-10』

センターテーブル『AT-11』

センターテーブル『AT-12』

センターテーブル『AT-13』

センターテーブル『AT-14』

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