はじめに

このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)が、Andreas Tuck社のためにデザインした家具を紹介しています。
 

 AT-11について

前回はセンターテーブル『AT-10』をご紹介しました。
今回は型番"AT-11"の家具をご紹介します。

 

型番 ”AT11”の画像です。
1964年と1967年のSALESCOのカタログには記載がなかったので、過去に所持していた”AT11”の画像を使用しています。

”AT10”のような天板下の棚板のないセンターテーブルで、シンプルな構成のためか天板縁のそり返りがよく目立ちます。

 

天板はオーク材かチーク材の無垢集成材の贅沢な作りです。

テーパーのかかった脚部は斜めに開き、とてもスッキリとしています。

脚部はねじ込み式で、生産後期の個体はスチールネジのねじ込み式ですが、生産初期の個体は木にネジの溝を掘ってネジ状にしています。
初期の木を加工したねじ込みは破損しやすかったので、スチールネジに置き換わったと思われますが、とても魅力的です。

 

天板の幅は110cm、130cm、150cmの3タイプあります。

近年カールハンセン社からCH011として復刻されていますが、天板縁のそり返りはありません。

 

デザイン

19??年

 

サイズ

幅:110cm, 130cm, 150cm
奥行き:54.5cm

高さ:52.5cm

 

素材

天板:チーク、オーク
脚部:オーク、(チーク?)

 

1964年の価格(DKK)
???

 

このテーマの家具一覧

センターテーブル『AT-6』

テーブル『AT-8』

センターテーブル『AT-10』

 

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北欧家具 hisagu
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