はじめに
このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner（ハンス・ウェグナー）が、Andreas Tuck社のためにデザインした家具を紹介しています。
参考文献は1964年のSALESCOのカタログです。
AT-8について
前回はセンターテーブル『AT-6』をご紹介しました。
今回は型番"AT-8"の家具をご紹介します。
カタログに記載された型番 ”AT8”の画像です。
ウェグナーが１９５４年にデザインした、テーパーの効いた３本脚が特徴的なラウンドテーブルです。
高さは50cm, 52.5cm, 55cmと3つのバリエーションがあり、天板の直径も98cm, 88cm, 78cmと3つのバリエーションがあります。
高さ的にはソファテーブルとしてデザインされたものだと思われます。
カタログには同じ時期にデザインされたミニベアチェア『AP 20』と合わせた画像があり、脚部の形状が似ていて相性が良さそうです。
天板はほとんどがチークやオークの突板ですが、まれに無垢集成材の個体もあります。
天板が無垢の個体が欲しいと思い、ずっと探しているうちにカールハンセン＆サン社からCH008として天板が無垢集成材のモデルが復刻さました。
デザイン
1954年
サイズ
直径：98cm, 88cm, 78cm
高さ：50cm, 52.5cm, 55cm
素材
天板：チーク、オーク
脚部：チーク、オーク
1964年の価格（DKK）
AT8/98
270- (チークxオーク)
240- (オークxオーク)
275- (チークxチーク)
AT8/88
245- (チークxオーク)
215- (オークxオーク)
255- (チークxチーク)
AT8/78
230- (チークxオーク)
200- (オークxオーク)
235- (チークxチーク)
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北欧家具 hisagu
茨城県つくば市牧園９−２１
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