はじめに
このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner（ハンス・ウェグナー）が、Andreas Tuck社のためにデザインした家具を紹介しています。
参考文献は1964年のSALESCOのカタログです。
AT-33について
前回はソファテーブル『AT-20』をご紹介しました。
今回は型番"AT-33"の家具をご紹介します。
型番 ”AT33”の画像です。
ウェグナーが1959年にデザインしたテーブルです。
編み物をする時に使用するソーイングテーブルで、抽斗が一杯と籐編みのバスケット、そして棚板があります。
天板は伸長し、通常時の幅64cmが伸長することで幅118cmになります。
抽斗の中は細かな仕切りと、画像左側に見える棒がホビン立てです。
そしてバスケットには毛糸を収納します。
使用されている材は天板がチーク突板で本体がオーク無垢材のものや、
天板と本体がチーク無垢集成材のもの、
そして天板と本体がオーク無垢集成材のものがあります。
画像にあるようにオプションでキャスターを取り付けることもできたようです。
珍しい材の組み合わせとしては、天板がチーク無垢集成材で本体がオーク無垢集成材の個体も存在します。
1967年のSALESCOのカタログでは表紙を飾っていますが、存在感はがあるので見栄えがするテーブルです。
デザイン
1959年
サイズ
幅：64cm, 伸長板使用時118cm
奥行き：57cm
高さ：60cm
素材
チーク、チークxオーク、オーク
1964年の価格（DKK）
490- 〜 585-
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北欧家具 hisagu
茨城県つくば市牧園９−２１
HP: https://kagu-hisagu.shop-pro.jp/
実店舗オープン：土日祝日 10:00〜19:00
平日：HPトップの営業日カレンダーを参照下さい
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