《ウェグナーの家具》ソファテーブル『AT-19』

はじめに

このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner（ハンス・ウェグナー）が、Andreas Tuck社のためにデザインした家具を紹介しています。

参考文献は1967年のSALESCOのカタログです。

AT-19について

前回はセンターテーブル『AT-18』をご紹介しました。
今回は型番"AT-19"の家具をご紹介します。

型番 ”AT19”の画像です。
1964年のカタログには記載がなく、1967年のカタログには載っているので1960年代中頃にデザインしたと思われるソファテーブルです。
天板と脚部の接合部は、脚部の上に天板が乗るようなシンプルな構造です。
また、天板の奥行き方向の上部に貫が入っています。

画像手前のテーブル『AT-18』と天板と脚部の接合部がよく似ており、天板のスリットの有無が”AT18”と”AT19”の違いになっています。
”AT18”と同様になかなか見つからないテーブルです。