アンニョンハセヨ～
12月1日にKドラデビュー1周年を迎えたので、ちょうど年末だし、12月1日をひと区切りにして、各テーマで年間ベスト的な内容をいくつか投稿予定です。
まずは作品（ドラマ）について。
完走したのは33本ですが、全6話の短編「D.P.」とオムニバス「僕らが季節なら」も入っているので、標準的な“連ドラ”を完走したのはちょうど31本ということになるのかな。
改めてラインナップを確認すると、王道作品やここ数年以内の人気作品や話題作が中心で、清々しいほどにわかファン丸出しですｗ
なお、プロフィール欄で記載している視聴直後の5点満点評価は、初めてのKドラ「梨泰院クラス」視聴直後の3.8に対する相対評価で、なおかつ視聴順やそのときの自分の気持ちが大きく影響しています。
そのため、ここでは現在の気持ちを優先した★の5段階評価で分類します。
そして、「完走＝★3つ以上」のため、★1つと2つはありません。
★のイメージは、下記のような感情です。
★★★★★
大満足で、とてつもなくお気に入り。
キャラクターor俳優にどハマりし、ストーリーも面白かった
★★★★
大満足。
ストーリーやキャラクター、俳優、メッセージ性のいすれかにドハマりした
★★★
満足。
作品を楽しみながら完走したので、他人も薦められる
●対象作品
2020年12月～2021年11月に完走したドラマ
●対象本数
33本（短編やオムニバス含む）
※評価は個人の好みです。「良作＝自分の好み」とは限らないので、良作でも評価低めの場合もあります。
※番号は視聴順で、その視聴順に列記しています。
※作品タイトルから、各作品の感想ページへリンクしています（すべてネタバレあり）。
※お気に入りの俳優やキャラクターがいると、満足度が爆上がりしています。
★殿堂入り★
★★★★★（5つ）
2.愛の不時着
12.雲が描いた月明り
30.イルジメ〜一枝梅
★★★★（4つ）
5.スタートアップ：夢の扉
7.サイコだけど大丈夫
10.プロデューサー
11.ボーイフレンド
15.青い海の伝説
17.ヴィンチェンツォ
19.椿の花咲く頃
21.刑務所のルールブック
29.TWO WEEKS
32.九尾の狐とキケンな同居
33.悪の花
★★★（3つ）
1.梨泰院クラス
4.ある春の夜に
8.あなたが眠っている間に
9.星から来たあなた
13.太陽の末裔 Love Under The Sun
14.太陽を抱く月
16.トッケビ～君がくれた愛しい日々～
18.青春の記録
20.キム秘書はいったい、なぜ？
22.まぶしくて ―私たちの輝く時間―
24.D.★P.ー脱走兵追跡官ー）
26.僕らが季節なら（オムニバス）
27.ミセン-未生-
それぞれの一言メモを添えます
（ネタバレなし）
★殿堂入り★
点数をつけられないほど、圧倒的にマイベスト作品
視聴直後よりも、ますます好きになっています。
「ロス」（喪失感）ではなく、「余韻」がすごくて、その世界観は「切ない」「悲しい」「胸キュン（死語）」などの言葉では言い表わせない
ワン家の系図を作ったり、OSTのセルフライナーノーツをくどくど書くほどハマり、今でもOSTをヘビロテしています。
心に響く作品メッセージやテーマを求めることが野暮なほど、ロマンス、権力争い、アクション、親子愛、友情、イケメン裸祭りwなどの純粋なエンタメ要素が素晴らしく、何よりイ・ジュンギが演じたキャラクターの完成度とカリスマ性が凄まじかった。
視聴2ヵ月たった今も、ふとした時にワン・ソを思い出して苦しくなってしまうくらいです。
この苦しさから解放されるために、早くこれ以上の作品に出合いたい
★★★★★（星5つ）
2.愛の不時着
この作品をきっかけに、韓国ドラマの世界へどっぷりハマりました。
実在する2国が舞台だったので、主役2人の存在がフィクションに思えず、感情移入がとにかくひどかった。
さらに、第5中隊員や村のお姉さま方など、サブキャラの個性も丁寧に描かれていて、どのシーンにも愛着がわきました。
ロス度と、流した涙の量はダントツ1位。
視聴直後の採点は4.8だったけど、のちに別の作品を視聴して、Kドラ定番の演出や展開がかなり多用されていることがわかって興ざめした部分もあるので、今スコアをつけるともう少し下がります。
韓国ドラマのイメージは「ラブコメwithイケメン」「悲恋」「復讐」「成功」「記憶喪失」のように、わかりやすい盛り上がり要素がテーマの作品ばかりと思っていました。
でもこの作品のおかげで、平凡なキャラクターの心理が丁寧に描かれ、そこに込められた作品メッセージに共感するジャンルもあることを知りました。
自分がその世界に存在するような感覚に陥った作品で、流した涙の量は「愛の不時着」に次いで2位。
最初は地味に映った各キャラにどんどん愛着がわいて、最終的にテク（ボゴミ）にメロメロになりました（なんだかんだ言って、イケメンは必須要素w）
12.雲が描いた月明り
食わず嫌いだった時代劇を楽しく魅せてくれたので、苦手意識を払しょくできた作品。
キャラクターたちが運命にあらがえず翻弄されていくストーリーは、時代劇ならではの極上エンタメであることを知りました。
ボゴミが演じる世子がとにかくまぶしくて、ラブコメパートとシリアスパートのバランスがよかった。
ノクドゥの女装シーンがツボすぎて、特に前半は爆笑の連続。
長いこと気になっていたチャン・ドンユンが、期待以上の演技で魅せてくれました。
史実とフィクションのバランスや、途中で正体を明かした綾陽君のキャラ変演出など、エンタメとして満足度が高かった。
30.イルジメ〜一枝梅
イ・ジュンギの魅力が最大限に発揮されていて、放送当時、この作品でイ・ジュンギにハマらなかった人はいないのでは？と思うくらい、痛快で切ないヒーロー時代劇。
1人3役ともいえる演じ分けが本当に素晴らしかったし、ラストシーンの考察まで楽しめた作品でした。
★★★★（星4つ）
チョン・ヘインが演じるジュニが最強すぎて、ストーリーやヒロイン母のクソ具合をすべてチャラしてくれる。
会社設立になぞらえた爽やかなストーリー展開が心地よく、綺麗な色遣いの画面とそれにぴったりなＯＳＴがお気に入り。
主役兄弟の高い演技力と、ヒロインの個性的なキャラ、童話をモチーフにした独特の世界観や映像美が唯一無二。
10.プロデューサー
キム・スヒョンのキャラクターで一番好き。登場する本の章タイトルが、物語の2つの主軸にかかっている凝った作りが見事。
11.ボーイフレンド
嫌味のない正統派ラブストーリーと、主役カップルとキューバの美しさがケタ違い。
15.青い海の伝説
フェロモンムンムンなイ・ミンホ＆人魚姿が美しすぎるチョン・ジヒョンへ、ベストカップル賞を謹呈したい。
17.ヴィンチェンツォ
超洗練されたダークヒーローの痛快シーンや、シリアスとコメディのバランスが秀逸。
19.椿の花咲く頃
すべての伏線や設定が、見事なまでに回収された最終回が神。カン・ハヌルが演じたヨンシクが大好き。
21.刑務所のルールブック
各キャラの心情描写が丁寧で、それを通じた作品メッセージが心に残る。
必死に生きる中年たちに共感し、彼らとの交流を通じて成長するヒロインの姿に涙。
29.TWO WEEKS
イ・ジュンギの「色気」「アクション」「父性」のトリプルコンボが無敵。
敵キャラの存在感がイ・ジュンギのカリスマ性に引けを取らず、わかりやすい展開とスカッとする復讐劇でストレスなく楽しめる。
32.九尾の狐とキケンな同居
主役カップルの好感度が高かったのと、チャン・ギヨンの九尾狐キャラクターが悶絶級。
33.悪の花
最終回に凝縮された作品メッセージに共感し、ラストシーンの粋な種明かしに唸り、イ・ジュンギの圧巻の演技は見ごたえ満点。
★★★（星3つ）
※以下のコメントは、★4つにならなかった理由が中心なので、少しネガティブかもしれません。
1.梨泰院クラス
初のKドラだったため、後半の暴力シーンや監禁シーンに引いたけど、今視聴したらそこまで気にならないかも。
4.ある春の夜に
チョン・ヘイン大優勝は言わずもがな。でも、ジホよりジュニが好き。
主役カップルのロマンスやストーリーよりも、チョン・ヘインの警察官コスプレ制服姿と裸体が印象に残っている。
9.星から来たあなた
キム・スヒョンの宇宙人はパーフェクトなのに、ヒロインとのバランスがあまり好みではなかった。
Ｋドラに少し慣れてきたころに視聴したため、あからさまな胸キュン演出に気持ちが乗らず。
14.太陽を抱く月
前半の子役シーンが良すぎて、後半はどうしてもキャラの比較が入ってしまった。
設定やセリフの緻密さ、単なるロマンスではない壮大なテーマを、初回視聴のときは脳ミソが追いつかなかった。
18.青春の記録
ボゴミを愛でるためだけに視聴したので、目的達成度は300％。
王道のキラキララブコメは、自分がどこまでその世界に入り込めるかが重要と悟った。
22.まぶしくて ―私たちの輝く時間―ら
終盤の展開は類をみない衝撃。示唆された各種テーマが良かっただけに、回収がやや物足りなかった。
内容もテーマもチョン・ヘインも骨太で素晴らしかったので、長編でキャラクターや設定の背景も描いてほしかった。続編希望！
26.僕らが季節なら（オムニバス）
チャン・ドンユンを愛でるためだけに視聴したので、目的達成度は200％（1時間枠のため、「青春の記録」より達成度が低い）。
27.ミセン-未生-
自分が新入社員のときか、仕事に熱い気持ちを持っている立場で視聴して、キャラクターやストーリーにもっと共感したかった。
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以上、第4次韓流ブームに乗っかって「梨泰院クラス」「愛の不時着」からスタートした、アラフィフにわかファンの性癖主観です。
同じような趣味の方もそうでない方も、何かのきっかけや参考にしていただけたら幸いです
ではまた