Kドラを

見れば見るほど

推し増える

<詠み人 寝不足続き>

 

アンニョンハセヨ~ニコ サラ川大好きなkaboです。

 

まもなく2020年のランキングが発表されるので、今から楽しみですニヤニヤ

 

 

 

青い海の伝説」を視聴したら、自分の好みとは正反対のイ・ミンホ氏にもメロメロになってしまったので、川柳を詠んでみた次第ですw

 

さて、「青い海の伝説」は言わずと知れた有名作品で、脚本は「愛の不時着」「星から来たあなた」「プロデューサー」のパク・ジウン先生なので、前々からブックマークしていましたが、

 

宇宙人が人魚になっただけだろうなー(・ω・)

 

と、実はそこまで期待していませんでした。

 

ところが、予想に反してめっちゃよかったーーー\(^o^)/

 

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(※画像はすべて、番組公式サイトより)

 

■視聴時期

2021年5月

■スコア

4.0

■視聴方法

アマプラ

■放送開始年

2016年

■放送局

SBS

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

■良かった点

1.主役2名がキャラとマッチしてバランスが最高

 

主役2人のキャラがそれぞれ、ほかの俳優さんではイメージできないほどぴったりでした。

 

チョン・ジヒョンさんの美しい人魚と、

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イ・ミンホ氏のセクシーなイケメン詐欺師が見事にハマっていて、

 

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かつ2人のビジュアルバランスが最高\(^o^)/

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かねてより、主役2人のバランスに対してシビアに見てしまう傾向があり、ビジュアルや年齢のバランスが悪かったり違和感があると、作品そのものへの満足度が下がってしまうタチです。

 

その代表例が「ある春の夜に」「星から来たあなた」だった……。

 

理由は感想に書きました。

 

 

 

 

反対に、2人のバランスが良かったのは「サイコだけど大丈夫」「ボーイフレンド」(ほかにもあるけど、特に個人的な好みや印象に残ったカップルとして)。

 

 

 

 

「星から来たあなた」では、ヒロインのキャラが苦手ということもあってチョン・ジヒョンさんの魅力がイマイチわからなかったけど、その2年後の作品である今回のほうが、若々しくて綺麗で魅力的でした。

 

 

 

序盤で人魚はセリフなし&人間社会のルールがわからず幼稚な行動が多かったのですが、そのガサツさや無垢な表現に不快感やわざとらしさ、あざとさがなくて、ひたすらキュートだった。

 

 

 

 

そしてジヒョンさんの顔、スタイル、肌の白さが完璧すぎて、ぐうの音も出ませんキラキラキラキラキラキラ

 

そりゃ、ジュンジェ(イ・ミンホ氏の役名)が、交通事故に遭ったシムチョン(ジヒョンさんの役名)を探すときに特徴を聞かれ髪が長くて、色白で………、すごい美人だと答えるのも頷ける(言われたほうはびっくりですよw)

 

最初、イ・ミンホ氏の実年齢を確認せずに見ていたので、2人は同年齢くらいと思っていたところ、実際は6歳差もあったのが意外びっくり

 

さらにドラマ内でもジュンジェは27歳、シムチョンは30代前半という設定だったので、無駄にモヤモヤしなかったw

 

7歳差のキム・スヒョン氏とはすごく違和感があったけど(スヒョン氏が童顔なうえ、同年齢または年下設定だったので余計に)、濃いめの顔のほうが落ち着いて見えるから、年上女優との組み合わせは濃いめのほうがいいと思うグッ

 

それと、2人とも顔面偏差値が高すぎと感心した点が、水中での顔も美しかったこと。

 

水中では水圧で顔が変形したり、髪がメドゥーサのようになるから、一般人なら悲惨な姿になるはずタラー

 

 

さらに、水中で目をパッチリ開けることはわりと技術がいると思う。

 

それなのに、特に水中シーンが何度もあったジヒョンさんは、どのシーンの顔も美しくて、髪の乱れ具合も一定方向になびいていて、泳ぐ姿も優雅だから、本物の人魚姫のようだった(実はCGなのか!?)。

 

水から上がった瞬間の顔も、普通なら特に口元とか汚らしい感じになるはずだけど(それなりに水を吐き出すから)、全然そんなことなくて、どんな演技力でそこまでできるのかが不思議でした(笑

 

あと、シムチョンがジュンジェを呼ぶときの「ホ・ジュンジェ」の響きがかわいくて好きでしたピンクハート

 

 

 

2.2つのストーリー構成とエピローグが良い

 

視聴前、人魚と人間のお涙系ラブストーリーだろうと見くびっていた自分を殴りたい。

 

「星から来たあなた」が、1609年の未確認飛行物体目撃の記録から着想されたように、この作品も朝鮮時代の説話集 「於于野譚(オウヤダム)」(1622年編纂)の人魚の伝説からヒントを得たそうです。

 

【余談】パク・ジウン脚本ではありませんが「雲が描いた月明り」(時代設定は1800年代初期)でヒロインが世子様に話した人魚の話も、この説話からだったのかびっくり

 

さすがパク・ジウン先生キラキラキラキラキラキラ

 

確かに過去の設定年代が1598年だったし、県令キム・タムリョンは実在の人物だそうです(まあ、タムリョンがあんなに美形なのは完全にファンタジーだろうけどw)。

 

過去と現在の話が同時進行するので、切り替わったときに前回の展開がどこまでだったのか少し混乱することはありましたが、その演出方法や緻密な脚本のおかげで満足度が高かったです(もちろん細かい矛盾やご都合主義は多々ありますアセアセ)。

 

それぞれの時代に同じ役者が同じようなキャラクターで登場する構成は、大好きな日本のドラマ「タイガー&ドラゴン」を思い出した(落語のストーリーと現代が同じ構図で同時進行)。

 

それと、ほかのKドラでもいつも思うこと&演出の妙かもしれないけど、エピローグが最高!!!!!!

 

エピローグのパターン(役割)を備忘録。

 

【エピローグのパターン】

●その1(感動系)

本編:ソウルに戻ってきたジュンジェが腕輪に気づく

エピローグ:スペインでの別れのシーンで、再会の約束を誓いながらジュンジェに腕輪を着けるシムチョン

 

●その2(ギャグ系)

本編:ジュンジェ母からの圧やただならぬオーラに違和感を覚えるシアの兄夫婦

エピローグ:前世では兄夫婦のほうが使用人だったオチ

 

本編:病室で流れるドラマで、手切金を辞退して水をかけるシーンを見たシムチョン

エピローグ:ジュンジェ兄に事故の慰謝料を渡され、水を一気飲みするシムチョン

 

●その3(伏線回収系)

本編:ユナはシムチョンの心の声が聞こえた

エピローグ:ユナも前世からの生まれ変わりキャラだった

 

という感じでエピローグがすごくよかったのに、途中からなくなってしまったのが残念でした。

 

アマプラの20話構成で視聴したからなのかな。BS放映だと全26話だったので、そっちだと全話にエピローグがあったりするのでしょうか!?

 

 

3.イ・ミンホ氏のフェロモンにヤラれた

 

このブログで何度も公言していますが、わたしはチョン・ヘイン氏やキム・スヒョン氏のような公家系塩顔(一重のお雛様顔)がドストライクです。

 

と言いつつ、推しトップ3には究極の子犬系男子パク・ボゴム氏がいるし、今回は塩顔とは正反対の西洋顔であるイ・ミンホ氏に完全にヤられました。

 

※韓国俳優のマトリクスをご参照ください。

 

 

 

特に詐欺をはたらいているときの、チョイワル(死語)な雰囲気がフェロモンムンムンでめっちゃかっこよかったですピンクハートピンクハートピンクハート

 

第1話の検事に扮したメガネ姿や、その続きでパイロット姿になったコスプレシーンが好物でした(←言い方)ピンクハートピンクハートピンクハート

 

 

毛皮も着こなす詐欺師。

 

 

 

もちろん私服姿も素敵でした。水色のラフなカットソー、

 

 

 

蛍光グリーンのモヘア、

 

 

 

ピンクのコートなど、

 

 

 

イケメンにしか似合わない色のオンパレードラブ

 

かといって地味な色も似あうラブ

 

 

 

県令の衣装もお似合いでした。 

 

 

 

Instagramのフォロワー数が韓国俳優でナンバー1(2395万 ※投稿日現在調べ)を誇るイケメンに対しておこがましいですが、あえて進言するなら、前髪を上げないほうがいい!!

 

これまで見てきた俳優さんでは、ドラマの途中で前髪を上げてビシっとなったときブホっ(※カッコよさに驚いた声)」となることがほとんどでしたが(例:「愛の不時着」のヒョンビン、「サイコだけど大丈夫」のキム・スヒョン、「スタートアップ」のナム・ジュヒョク など ※敬称略)、イ・ミンホ氏はそれに当てはまらなかったタラー

 

特にスペインでのウエットでくしゃっとした前髪が好きですちゅー

 

 

 

というわけで、イ・ミンホ氏の別のドラマも見てみようとチェックしてみたところ、若いころのビジュアルはそこまで惹かれなかったので(失礼)、ますは「ザ・キング」「相続者たち」をブックマークしました。

 

 

4.脇役のギャグパートで和む

 

敵役のカン・ソヒやマ・デヨンのパートはわりとシリアスだったものの、シア家族(特に義姉)のおかげで、明るいドラマとして印象に残りました。

 

【好きなギャグパートの例】

・ジュンジェ母とシア家族の関係

・義姉とナムドゥ兄貴の、ペットショップでのやりとり

・テオに対するシアの勘違い行動

・JKの真似をしてユナにカツアゲするシムチョン

・耳にビニールを引っかけてドラマを見る人魚

 

 

兄夫婦は前世でジュンジェ母の使用人だったけど、生まれ変わったら彼女の主人になりたいという夢が叶っていました。

 

見栄っ張りで意地悪なところがあれど、周りの人を不幸にするキャラではないので憎めない夫婦でした(笑

 

 

 

シアとテオのやりとりも最高だった(というか、テオがかわいすぎるラブ)。

 

 

最初はシムチョンが好きで、シアには引き気味だったテオが、だんだんシアに惹かれて最後は結婚(逆プロポーズ)にまでたどり着くとはびっくり

 

テオは無口なキャラだけど、表情と目の動きだけでちゃんと感情表現されていましたね。

 

 

シアはシムチョンのライバル役ですが、意地悪やドロドロ系ではなくで、勝手に嫉妬して自分の首を絞めたり勘違いしたりするだけで、笑えるパートになっていました。

 

 

 

それと忘れてならないのはナムドゥ兄貴

 

 

 

いい意味で詐欺師っぽい顔で、バランス感覚があるので仕事(詐欺)がスマートで、最終的には合法詐欺師ともいえるセミナー講師になるという流れが見事だったwww

 

3人の更生後の職業として、ジュンジェの検事(公務員)やテオのバグハンターは想像の範囲だったけど、兄貴の着地点は予想困難でしたw

 

根っからの詐欺師オーラでシムチョンを利用しそうなフラグはあったけど、実際は裏切らないだろうと思ってたいたから、ジュンジェを背後から殴るシーンでマジかぁぁぁぁぁーーーーーゲッソリゲッソリゲッソリとなった

 

しかし、さすが兄貴、ジュンジェ弟になびかなかった理由が「タメ口だったら」という、彼らしい理由でハッピーエンドでしたw

 

舞台出身なだけに、すごく演技が上手で存在感のある俳優さんで、ほかの作品も見たいなと思いました。

 

下矢印毛皮姿はジュンジェに劣らずセクシーだし、お肌ツヤツヤなんですよねキラキラキラキラ

 

 

 

余談ですが、下矢印によると、兄貴役のイ・ヒジュン氏は入隊前に交通事故に遭い、兵役免除となったそうです(イ・ミンホ氏も大事故に遭っているから、思いがけない共通点か)。

 

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それと、脇役俳優が「星から来たあなた」「プロデューサー」と結構被っていたのは、制作チームや脚本家のお気に入りだからなのかなー。

 

ジュンジェ母のナ・ヨンヒさんは「星から来たあなた」でもジヒョンさんの母親役で、「プロデューサー」ではシンディの事務所社長、さらに「愛の不時着」では北朝鮮のブティックのマダムという、どれもアクの強いキャラ。

 

 

 
濃いめのキャラが定番の女優さんなのか、今回も地味な薄幸キャラでは終わらず、最後はボスマダムに君臨した姿が見事でしたw(そもそも時代劇シーンではアク強めだったしw)。

 

ほかに、ナム部長の若いときは、「プロデューサー」でシンディのマネージャーだったチェ・グォン氏、ホームレス役のホン・ジンギョンさんは、「星から来たあなた」でもヒロインの友達役でした。

 

 

 

それらには出ていないけど、マ・デヨンのソン・ドンイル氏は、お気に入りのドラマ「応答せよ1988」でヒロインの父親役。人情味あふれる下町のお父さんとは全く別のキャラクターでした。

 

 

 

ほかのカメオ出演も豪華だったようで、作品は見たことないけど「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン氏は、わたしでもわかりました。

 

 

 

5.心に残るセリフやテーマが満載

 

パク・ジウン先生の作品には「あいさつが大事」というセリフが多く、今回もジュンジェが何度か「俺が嫌いなのは、あいさつをしない奴」「あいさつもせず勝手に消えるな」と言っていました。

 

「愛の不時着」「星から来たあなた」も、主人公カップルが物理的に離れ離れになる前提で物語が進むので、同じようなセリフがありました。

 

また、人魚やホームレス、子どものフィルターを通すことで、愛とは何か、人間として大切にすべきこと何かが強調されたり、人間の矛盾や嘘、残酷さが揶揄されていて、この作品のテーマが表現されていました。

 

印象に残ったセリフの1つが、男性人魚の「時間やチャンスは多くない」。

 

アラフィフになり、時間の大切さをひしひしと感じているので、悔いのないようにKドラを見まくろうと誓いました。(←そこか)

 

 

 

■残念だった点

 

お気に入りの作品ではありますが、自分の備忘録なので、気になった点も残しておきます。

 

●全話にエピローグがほしい

 

●ジュンジェの催眠術は科学的なリアルかファンタジーシーンなのかわからなかった

そのスキルのバックグラウンドがなかったし、後半はそれが活かされていなかったような。

 

●3年後に再会シーンで、ジュンジェがシムチョンを覚えていないと嘘をついた理由が弱い

「これが望みだろ」としか言ってなかった。

 

●ユナとジュンジェだけ心の声が聞こえた理由が謎

人魚は半径10kmの心の声が聞こえる設定だけど、2人は前世も今も人魚ではない。

 

●マ・デヨンのキャラがブレていた

サイコパス系殺人鬼のわりには、最終的には夢に怯える気弱な小者というイメージだったし、最後のお縄シーンもショボかった。

 

●ジュンジェ父は、実の息子に対して冷たすぎ&戦術が下手

心の中でいくら大事にしても、陰ながらの行動も起こしていないし、気持ちが本人に伝わっていなければ意味がない。また、音信不通の実子に急に財産を譲るとか言われたら、ソヒ親子でなくても腹立つと思う。

 

●ジュンジェの日記の翻訳がもっとほしかった

字幕に限度があるのはわかるけど、内容をもっと読めたらジュンジェの3年間をさらに共感できたと思う……(韓国語の勉強が必須か)

 

ほかにも、結婚したときの人魚の戸籍はどうなるの?とか、カン・ソヒの双子の姉の行方とか(戸籍利用されていることに気づかない?)とか、パク・ジウン先生はツンデレヒーローがお好きねとか、最終シーンは今回も3年後かよとか、ツッコミどころは多々ありましたが、ドラマとしては許容範囲でした。

 

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というわけで、かなりお気に入りの作品となりました。

 

オンライン英会話のフィリピン人先生がこの作品を4回見たという気持ちがわかるウインク

 

ちなみに、自分的統計によると、フィリピン人女性に一番人気がある韓国俳優はイ・ミンホ氏だと思います。

 

ではまたバイバイ