3月中旬に突然訪れたU-NEXTの追徴トラップを跳ね除け、2週間耐え忍んで「ボーイフレンド」を完走しました\(^o^)/
(U-NEXTでは、4月1日まで17話以降が別料金でした。そのときのショックは、この記事の冒頭に)。
■視聴時期
2021年3-4月
■スコア
3.9
■視聴手段
U-NEXT
■放送開始年
2018年
■放送局
tvN
※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。
※以下よりネタバレあり。
■良かった点
1.主役2人とキューバの美しさ
この作品の最大の魅力はこれに尽きるのではないかというほど、2人の顔面偏差値が高い件。
超正統派ラブストーリーで、奇をてらった物語ではありませんでしたが、主役2人の類まれなるオーラとキューバのスケール感で、印象に残るドラマでした\(^o^)/
キューバの街のカラフルな色合いに、東洋人2人の美しさが全然負けてないってすごい。
初めましてのソン・ヘギョさんは、これまで見た韓国の女優で最も美しいと思った
キューバで着ていた真っ赤なワンピースを、“ザ・モデル”という雰囲気ではなく、さらりと着こなせる人ってなかなかいないはず。
このドラマの撮影時、37歳くらいでしょ? ボゴム氏演じるジニョクとは5~6歳差の設定っぽいけど、実年齢はひと周りも離れてる それなのに2ショットに違和感なし
スヒョン(ヒロイン)のキャラも、わたしが苦手な「無駄に強気でわがまま」ではなく、心を閉ざしているキャラクター設定が丁寧に描かれていて、ツンデレな性格も可愛らしかったーー。
しかし、主役2人の美しさとジニョク(ボゴム氏の役)の甘々な雰囲気がディズニーレベルのファンタジーで、ラブストーリーに対して感情移入できなかった
2.激甘で完全無欠なボゴミを堪能できる
ボゴム氏の連ドラを見るのは「応答せよ1988」に次いで2本目(その時の感想は)。
「応答せよ1988」では、天才棋士というキャラクターの印象が強かったけれど、今回はジニョクとボゴム氏が一体化したように見えて、生々しいボゴム氏を堪能できました。
「マスカットのよう」に爽やかなジニョクは、少女漫画のヒーローを実写化したような王道イケメンキャラで、これを淀みなく正々堂々と演じられる俳優はそういないと思う。
「ジニョク氏は爽やかでできているんじゃないかと」(漫画原作の邦画「君に届け」のヒロインのセリフより。わかる方がいたらうれしいですw)
見ているこっちが恥ずかしくなるくらい爽やかなので、「そんな奴いねーだろ!」とか「いくらなんでもその笑顔はは作りすぎだぞ!」とか、突っ込んだり赤面しながら楽しみましたw
ボゴム氏の表情や仕草、話し方は嘘くさいほど甘っ甘で、この子にハマったら破滅の人生に陥るかもという、ホストクラブ的な恐ろしさを感じた
ボゴミったら、恐ろしい子
もはや並みの俳優がやったら笑ってしまうほど王道の壁ドンやバックハグを、ここまで違和感なくできる人っているんやね。
「パク・ボゴム プロ」(芦田プロ的なw)と呼びたくなるような、完全無欠なボゴム氏を見せつけられた気がします。
長髪ボゴミもたまらん しかし、こんなに美しくて清潔感のあるバックパッカーはいないぞw
ホテルマンの髪上げボゴム氏も好物でした(←言い方)。ぬいぐるみ探しエピよかったですね。
ちなみに、本編以外の動画(メイキングなど)を見たら、素のボゴム氏がジニョクに負けないくらい爽やかで、頭おかしくなりそうだったわww
制作発表会見での真摯な応対や、台本の読み合わせでもちゃんと相手(ヘギョさん)を見ながら話すところとか(台本に目を落としたままの俳優さんも多い)、NG出したときの笑顔とかオフショットとか、爽やかの要素しか見つからず、ぐうの音も出ませんでしたぁーーーー(^o^)。
3.サブキャラがいい仕事してる
好感度の高いサブキャラが多かったことも、作品の満足度につながりました。
特にお気に入りだったのは、
●ナム室長
一番のキーマンであり、彼の活躍がなかったら主役2人の恋愛は成立しなかったはず。
ナム室長はこの作品のMVP
特に、ジニョクを束草ホテルへ連れて行ったり(「出張へ行こう」という誘い方がまたオツ)、本社へ行く口実をでっちあげて仮面舞踏会へ連れて行ったのはGJだった。
実は元記者というキレ者設定なので、空気の読み方(自分の恋愛面以外w)が最高でした
また、黒幕の証拠探しを記者時代の仲間へ依頼するシーンは、いつもの室長とは違う目力でクール
ついでに、束草ホテルの支配人もナイスサポートでした(あの俳優さん、別の作品でも見たけど何だったか思い出せない……)。
スヒョンがきたときにホテルのレストランを貸し切りにしたり、ジニョクの突然の休暇(キューバへ行く時)を快くOKしてくれたり(報奨休暇とはいえ、新入社員が突然翌日から長期で休んだらちょっと引くけど……。心が狭い老害ですみませんw)。
●チャン秘書
公私ともに代表を支える超有能秘書。
というか、「私」のサポート多すぎないか?
例えば、
・28年前のカメラを探す(ジニョクはいらないと言ったので、この件は仕事として終わっているはず)
・プリザーブドフラワーを手配
秘書の仕事ってあそこまでやるものなのでしょうか?
ちなみに、ソン・ヘギョさんが一番美しい女優と書きましたが、好みの顔はチャン秘書のクァク・ソニョンさん。
むしろドストライク顔。
俳優でチョン・ヘイン氏やキム・スヒョン氏の顔がドストライクなのと同様で、女優さんも塩顔が好みです。
キューバの夜、お洒落して繰り出した雰囲気がとても美しかった(結局、代表探しに明け暮れたが)。
今度、女優版のマトリクスも作ってみます。男性版はこちら
●広報部のメンバー
特に好きだったのはパク代理。
ジニョクが会社で孤立したとき、社食に誘ったりして変わらない態度で接してくれて、いい先輩すぎる
しかし、キム部長がジニョクの味方だから、課長に昇進するために人事評価を意識した行動だった可能性もw
ちなみにこのイ・シフン氏、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で、ジュニ(チョン・ヘイン)の先輩役でした。
そのときも、出張へ行きたくないと駄々をこねるジュニを陰で説得して、恋愛脳の後輩の面倒を見る、物わかりのよい先輩だった。
キム部長は、娘やナム室長と一緒にいるときの可愛らしさが好きでした。
「梨泰院クラス」でも長家の役員で、無骨な元刑事とのロマンスがあって、今回と似た設定でした。
ジニョクの恋愛にも寛容で(相手が代表だから、サラリーマン的なスタンスだったりしてw)、ジニョクは広報部配属でなかったら早々に会社にいられなかったんじゃないか?と思うほど。
●チョン代表
ウソク氏、正直に言うとジニョクより好きでした(お金持ちだし)
愛に飢えた弱々しい眼差し(しかも目がセクシー)はいつもスヒョンを追いかけて、スヒョンのために浮気を偽装して離婚までするなんて、やってることがいじらしくて
仮面武道会でも必死にスヒョンを探していたし(白い服フラグで、オチはわかったけどww)
母親が毒親だから、しっかり者のスヒョンに母性を感じていたのかもしれませんね。
「重荷にならない贈り物の言葉」を検索してプレゼントへ同封する手紙を書いたシーンは萌えた
しかも、検索して書いた内容が「来る途中、拾った」wwwwww
このキャラは「梨泰院クラス」の長家の長男に似ている
あの作品でも、主役のパク・セロイより長家長男のほうが好きだったわたしは、だめんず(死語)であることを認めます。
それと、お茶屋のイ先生も良かったですね。
でもあの女優さんは「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で、我が推しチョン・ヘイン氏を散々苦しめた憎っくきヒロイン母だったので、未だにそのイメージがこびりついている
■残念だった点
敵が財閥なのにそこまでストレスを感じなかったし(単にKドラ慣れか)、全体的にハッピーエンドで概ね満足できましたが、一番しっくりこなかったのは、ジニョクに魅力を感じなかったことw
いや、ボゴム氏が演じるジニョクは良かったんですけど、冷静にジニョクだけを考えるとね……。
<ジニョクがダメな理由>
●一歩間違えればストーカー
スヒョンはジニョクの内面に惹かれたのに対し(あの外見あったこそだが)、彼は単なる一目惚れ。それであんなにのめり込むなんてちょっと危険かと。
●話がつまらなそう
文学青年で純朴な人柄であるがゆえ、実際に付き合ったら疲れそう(スヒョンの父も「彼は本の話ばかりでつまらない」と言っていたw)。
●恋愛に意識がいきすぎ
特に後半でフラレたとき、ほとんど仕事に身が入っていなかった(早退までしてた)。
●友だちがいない
つぶ貝屋の店長と幼馴染みのヘイン、イ先生以外、人付き合いがなかった。代表とのことが世間にバレたときも学生時代の友だちから妬みのメッセージが届いたくらいで、相談にのってもらったり、応援してくれる友だちがいなかったような。
●結局は逆玉
代表への純粋な気持ちはあれど、結果的に逆玉であることに変わりはないから、なんかモヤモヤした。
最後はジニョクをディスってしまいましたが、靴の返し方は見事だったぞ
あれは、ジニョクのキャラだからこそ効果的な方法だったと思う。
靴をいつ返すのかずっと気になっていたけど、そうきたかーーーーという素晴らしい回収でした
そして、出会いのきっかけの公園でまた出会ってヨリを戻すとか、ベタだけど最高の締め方だった。
しかも、ブランコに座っているのが最初はスヒョンで、最後はジニョクという演出も最高か
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このドラマで、改めてパク・ボゴム氏のケタ外れの破壊力を思い知らされたので、次は「雲が描いた月明り」で、再びボゴ様沼に浸かってこようと思います。
ではまた
【追記 ※関連記事】