現役の先生で学級通信のネタに

困っている方はいませんか?

 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

 

【馬鹿になれ!】

 先生は、行事のシーズンになるときまって「馬鹿になろう」という言葉を生徒に投げかけています。行動するときに後先考えず、失敗してもあまり気にせず、どんどん突き進める人になれると人って強くなります。「失敗したらどうしよう」「馬鹿にされたらどうしよう」と思う子がいます。そういう不安や恐怖は気にしない方がいいです(いきなりできるものではありませんが)。しかし、人生に失敗はつきものです。失敗しない人なんてこの世にはいないです。成功している人のほとんどは馬鹿なことやって馬鹿にされてきた人が多いです。先生は成功者ではありませんが人生の90%は失敗してきています(笑)。

 また、馬鹿なことをしている人や馬鹿なことしたことって記憶に残りませんか?先生は学生時代に馬鹿なことをしている友人や馬鹿なことしたこととか今も鮮明に覚えています。逆に人の顔をうかがって、行動しようとせずにぶっきらぼうにしていたときの楽しかった記憶はありません。

 先生の好きな春風を歌っている藍坊主さんの曲で「ロボハートストーリー」という曲があります。歌詞がとてもすてきで、学生時代すごく勇気づけられていました。人は損得勘定(そんとくかんじょう)を抱えて生きてしまうものです。でも、自分の弱さをさらけ出す、馬鹿になることっていうのが人生を切り開いてくれるんだと救われた曲です。先生は合唱でソプラノを歌っていたり、生徒と馬鹿な事したりしてるでしょ(笑)? そんな馬鹿げたことしているけど、みなさんとのコミュニケーションが広がっているはずです。いや、広がっています!

 中学校の行事は数少ないです。最高の仲間と最高の思い出をつくるために、とことん馬鹿になって、とことん行事を楽しむ。そんなすてきな子たちの集団○○学級にしていきましょう。

 

ロボハートストーリー/藍坊主

作詞・作曲:藤森真一

 

 

 

 

 

 

 

 

現役の先生で学級通信のネタに

困っている方はいませんか?

 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

 

 

人はできない言い訳やらない理由を見つける天才

 

 先日、新チーム初のミーティングを行いました。部活動内のルール決めや鍵・掃除当番、夏休みの目標を考えました。特にルールに関しては、みんなで決めたからには全員で協力して徹底的にやりましょう。前のチームでは特にルールが徹底できていませんでした。毎回、同じような反省をして結局やるのは最初だけですぐに元通り。そして次の反省にも前回と変わらない内容が挙げられる。そういうところが○○中学校女子テニス部の弱さの一つだと思います。チームをつくるのは先生ではありません。君たち選手です。先生はあくまでもみなさんの背中を押すサポート役。強い意志をもって入部した君たちならできるはずです。期待しています。

 

 ここで、部活動のチームだけではなく、自分たちの属する集団の環境をよい方向へともっていくために大事になるアドバイスしましょう。先生をやっていると、「うちのクラスつまんない。全然楽しくない。」とか、「部活やりたいのに全然練習がない。だから上手くならないし、楽しくない。」などの話がよく耳に入ってきます。そういう話を聞くと環境のせいにして逃げたいだけではないのかなと思っちゃいます。

 そもそも“楽しい”ってどういうことなんでしょう?人にはいろいろな感情があります。+(プラス)の感情で言えば、「うれしい」とか「おもしろい」とか、他には「心地よい」「気分がよい」とか。ちなみにー(マイナス)の感情だったら、「つらい」「さみしい」「つまらない」「切ない」など。「うざい」なんて言葉もそうですね。毎日毎日他人に影響されながら、環境に翻弄(ほんろう)されながら、いろいろな感情を抱きながら生きている。

 しかし、数ある+の感情の中で、“楽しい”という言葉だけは“楽しむ”という動詞に変わるんです。つまり、誰かに何かをしてもらって「うれしい」。お笑い番組を見て「おもしろい」。ほとんどの感情は他人や環境に左右されるけど、「楽しい」っていうのは、他人や環境じゃなく、自分(の行動や心のもち方)に影響されるんだっていうこと。さみしいと感じるココで、友達とどーでもいいバカな話をして「楽しむ」。上手くいかない毎日を、努力して努力して、夢をつかんで「楽しむ」。つまらない今を、サプライズを企画して「楽しむ」。自分で“楽しむ”ことでしか得られない感情が“楽しい”ってことなんですよ

 君たちはちゃんと「今」を楽しんでいますか。楽しめていますか。環境に振り回されて、環境に言い訳して、いつまでもつまらない毎日を過ごす弱虫じゃなくて、どんな環境でも楽しむことができる強い人でいたいですね。どんなにつらくて、さみしくて、つまらなくても、その中にある楽しさを探しあてることができる。そんな生き方ができるようになると、自然とその人がいる集団はステキな集団へと変化していきます。

 

 先生が中学生のとき、休日は全く部活動をやってくれない先生が顧問でした。テニスも教えてくれません。ただ座っているだけ。先生はどうせやるなら上手くなりたい性格だったので、友達とよく自主練習をしていました。しかし、上手くなろうにも今の時代みたいにYouTubeはないですし、先輩にお手本になるような人はいません。そのときとった行動が、当時全国大会常連校の○○中学校の先生にお願いすることでした。○○中の先生はこんな自分たちを快く受けいれてくれ、土日の練習や練習試合に誘ってくれました。もちろんめちゃくちゃ厳しかったし、怒鳴られると怖かったです。でも、その分強くなれることがめちゃくちゃ楽しかったです。他にも塾で友達になった強豪校の○○中学校や○○中学校の子にお願いして練習に混ぜてもらったりしていました。自転車で行けるところならどこまでも行っていました。今考えるとかなり馬鹿な行動していますね(笑)。しかし、そこまでしても、上位の大会には進めませんでした。それでも後悔はなく、テニスをやっていてよかったという感情の方が強かったです。いろいろな人との出会いやたくさんの経験ができて楽しかった思い出ばかりです。

 また、見ての通り先生は運動神経がそこまでよくありません。普通の人が10やったらできることが100とか1000やらないとできるようになりません。ときには風呂場で素っ裸になって鏡でフォームチェックをしたり、毎日近所の池を2周(9km)走ったりもしました。不器用でもあきらめずに続けていたからこそ、高校や大学で上位大会に出場できたんだと思います。もちろん勉強することは好きだったので勉強もしっかりやっていましたよ(頭が良かったとは言っていません)。当時はがむしゃらで何も考えていませんでしたが、自分の環境を変えられるのは自分次第、今の環境をどうしたら楽しむことができるのか無意識にやっていたんだと今になって思います

 “人はできない言い訳とやらない理由を見つける天才”と言われています。楽な方へ楽な方へと行くのではなく、とにかく今の環境をどう判断し、どう楽しむかが大切だってこと。君たちはどんな環境でも“楽しむ”方向に変えられる、そんなすてきな人になってください。君たちならなれる!どんなときでも環境を変えるのは君たちの強い気持ち次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現役の先生で学級通信のネタに

困っている方はいませんか?

 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

 

【奇跡と偶然】

 新3年生は、最後の夏の大会まで残り4か月をきってしまいました。引退への足音が一歩一歩近づいてきています。あとどれくらいラケットを握っていられるのか。みんなには、悔いがないように練習に取り組んで、自信をもって頑張ったとラケットからペンへと握り替えられるようにしてほしいです。

 「奇跡」と「偶然」の違いって知っていますか?似ているようで全く違う言葉です。宝くじを当てるような根拠のないたまたまの幸運(ラッキー)のことを「偶然」と言います。「奇跡」とは、そうではなくて、幸運を呼び込むために、気持ちを込め、頭をつかい、努力をして、天命を待つ。そういった準備をしっかりした者にだけ訪れる幸運のことを言うのだと思います。先生は何度もそういった奇跡を見せてもらっています。だからはっきりと言えること。「奇跡」とは、正しい準備なくしてありえないということ。

 声を出すことで、自分を奮い立たせ、勇気に変える。すばやく行動することで、心が前を向く。あきらめずにボールを追いかけることで、相手があせる。苦しいときにペアや仲間に声をかけることで、信頼が生まれる。自分の弱さを認めることで、解決策が見つかる。つまらない基本練習を一本一本大事にすることで、土壇場のピンチに強くなる。まだまだ奇跡を呼び込む準備は山積みです。奇跡は起きるんじゃなくて、起こすもの。

 自分なんて…自分には無理だから…って、後ろ向きな言葉をこぼす暇があるのなら、準備をしよう。自分の可能性を自分が信じなくて、誰が信じるのかな?可能性はいつだって、自分の中にある。君の手の中にある。みんなが起こそうとする奇跡を見るためなら、先生は、協力を惜しまない。奇跡を起こそう。とびっきりのでっかい奇跡を。

 自分を成長させるため。心と体と技術を育てるそんな○○中学校ソフトテニス部でありたい。そのために勝つことにこだわる。そのために結果を求める。そのために万全な準備をする。そんな人を育てたい。まだまだできないことだらけですが、テニスを通してさらに人として成長していこう。

 

 

 

 

 

 

現役の先生で学級通信のネタに

困っている方はいませんか?

 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

【ナルシストって悪くない】

 

 毎年ソフトテニス関係で色々な人と関わらせていただいて、同じ環境で、同じように練習をしても、成長する人もいれば、なかなか成長できない人もいる。どこにその差ができるのかなと分析してみました。

 教えられたことを真摯(しんし)に受け取り、実践できる素直さ。誰に何を教えられても一度は自分に取り入れるしなやかさ。しかしながら、言われたことを鵜呑みにして、ただそれをこなすだけの指示待ち人間ではダメで、素直さの中にしっかりと芯をもち、周りに流されない自分という人間に「頑固」な部分をもつ人間が伸びる。苦しく頑張っている道のりを、ただ否定して、逃げることだけを考えるような人間は成長できず、自分の成長だと言い換えられる「ポジティブ」な要素をもっていて、頑張っている自分を肯定できる「ナルシスト」。今まで見てきた成長する人はそのような共通点もっているなと感じています。 

 また、いつも言っていますが、同じ練習でも目的意識をもって、考えて練習している人とそうでない人でも差が大きく開きます。ただ出された球を返しているだけの人はやはり成長しません。それぞれ自分の課題があり、その課題をどうすれば達成できるのか考えながら練習することが必要です。できていなかったら自分でその場で口にするということも大事です。先生が学生時代、上手い人が練習でミスをしたときに「~できていないから~するよ~!」と自分自信に言っているのを聞いて、すぐに自分も真似してみました。不思議なもので口にすることで自然と意識できるようになって上達していくんですよね。

 まぁ何が言いたいのかを簡潔にまとめると、大切なことは上手いかどうかじゃなく、上手くなれる人間かどうかってことなのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

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【自分の敵はだいたい自分】

 スポーツの中でもテニスはメンタルのスポーツと言われることが多い。相手にやられたー!ってことより、自分のミスで自分が凹んで声も出なくなって、結局自滅して負けちゃった……って経験は多分誰もが経験したことがあるでしょう。つまり練習で身につけた技術で勝負をする前に、自分自身との勝負に勝たないといけないってこと。では、どうしたら自分に負けない心の強さが身につくのか。それはズバリ!!『普段の生活でいいわけ』をしないってことです。「勉強が忙しいからテニスは……」「テニスが忙しいから勉強が……」なんて言っている子たちは結局どっちも中途半端で終わるってのが、たくさんの教え子を見てきた私の中の結論です。そして何を隠そう私もそんな中学生の一人でした。お恥ずかしいかぎり。

 「でも……」「だって……」って言っている暇があるならちゃんとやりきる。それともうひとつ。『満足しない、諦めない』ってことです。満足と諦めは、人の成長を止める悪魔のささやきです。自分のことを頑張っているって思っている人の頑張りは実はたいしたことなくて、もうだめだ……って諦める人は、結果を受け入れることが恐いだけのただの弱虫です。どんな環境でも、どんな状況でも、どんな結果であろうと、言い訳せずに、満足せず、諦めない毎日を過ごそうとする姿勢こそ、自分に打ち勝つ強い心を手に入れる方法です。勉強でも、テニスでも、人間関係でも一緒。つまりテニスコート以外での生き方がテニスの勝敗を決めるってことです。これは日々うるさくみなさんに言っていることですね。でもそれはとっても難しいことで私自身できているか?と聞かれたら……です。そんな強い人間にはなれないかもしれないけど、そんな強い人間になろうとすることは誰でもできること。だから、いつも弱虫な自分の心に聞いてやるんです。「敵は誰ですか?」って。そして、答えるんです。「はい、自分です。」って。

 そして、『伸びる人』の必要条件。なんでも吸収できる『素直さ』と、つまらないこと(基礎練習)も意識をもって取り組める『根気強さ』。そして、悔しいときにこんちくしょう!と『踏ん張れる強い心』をもつことが、君たちを日々新しいステージへ連れて行ってくれます。一緒にがんばっていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

現役の先生で学級通信のネタに

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 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

【「良さ」と「弱さ」】

 

 夏休みを使い、社会科の教材研究になるかなと思い、思い切ってインドを旅していた時に出会ったバックパッカーの友人から教わったことがあります。「良さ」と「弱さ」は隣同士という言葉。

 『勉強にしろ、仕事にしろ、スポーツにしろ、なんにしても、最高のパフォーマンス(結果)を出すためには、自分の「良さ」と「弱さ」をどちらも理解し、受け止めること。特に人は自分の「弱さ」を受け止めることがなかなかできない。しかし、自分の「弱さ」を素直に受け入れることで視野が広がり、自分の「良さ」がだんだん見えてくる。そして、自分の「良さ」を認められることが人生を豊かにしてくれる。』

 この時、いろいろな話を聞けたおかげで、当時かなり沈んでいた心が楽になっていきました。先生は自分の「弱さ」を必死に隠す本当にダサい人間でした。インドから帰国し、自分の「弱さ」と素直に向き合って、変なプライドや今までの固定観念というものは一回取っ払ってしまおうと思いました。それから色々な場所で色々な人と知り合ってコミュニケーションをとり、意見を聞くことで本当に見識が深まっていったなと思っています。こんなおじさんになっても、まだまだ知らないことがいっぱいあるので日々勉強中です。今は、本当に毎日が楽しいです。

 みなさんは自分で気付いていない子が多いですが、テニス部の子たち、○○中の子たちは、たくさんの「良さ」をもっています。その「良さ」を知るためには、今、自分が向き合うべきことから逃げている部分、自分の「弱さ」を受け入れることから始めましょう。それが、テニスにも、勉強にも、人間関係などにもつながっていくと思います。

 「よさ」と「よわさ」。「よわさ」から「わ」るいところを除けば、「よさ」になる。「よさ」と「よわさ」は常に隣同士ってこと。忘れないでくださいね。

 

 

 

 

 

 

現役の先生で学級通信のネタに

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【「感謝」のもつパワー】

 

 最近、練習試合を見ていて、みんなにとってこの練習試合って意味あるのかなとふと思ったりすることがあります。ただ何となく試合数をこなしている子を見ていると虚しくなる瞬間があります。何度同じこと指導しているんだろうか。なぜ空いている時間にいつでも話せるようなことを話しているのか。なぜライバルを見て研究しようとしないのか。自分がどんなミスが多くて負けているのか、どんなプレーでポイントをよくとっているのかなどノートにメモして分析をしようとしないんだろう。挙げればきりがないんですよね。

 練習試合や大会に参加できている子は、あらためて今自分が置かれている立場を振り返ってほしいと思います。今あなたが置かれている環境は当たり前ではないこと。朝早くから起きて、弁当を作って、送迎してくれて、応援してくださる保護者の方々がいること。行きたくても大会や練習試合に参加できない子たちがいること。先生が指導してくれなくて自分たちでやりたいけどそれもできる環境じゃない子たちがいること。あらためて、今の立ち位置を振り返ってください。今の環境が当たり前じゃないということ。人間というのは忘れる生き物です。今の立ち位置に慣れすぎると感謝の気持ちが薄れてしまいます。

 「感謝のもつ力」についての多くの大学の研究データがあります。人は感謝されると基本的にうれしい生き物です。感謝の言葉を言われてむかつくと思う人はいないですよね。直接言われたら恥ずかしいけど、やっぱり「ありがとう」って一言だけで人は幸せを感じます。この幸せを感じる量(=幸福度)というのが人の人生を左右します。多くの企業のデータによると、幸福度の高い人は、会社への貢献度が高くなることも分かっています。幸福度の高い社員の生産性は12%高く、低い社員の生産性は10%低いといった英ウォーリック大学の研究や、幸福度の高い社員はそうでない社員より創造性が86%高いというカリフォルニア大学の研究が有名です。

 みなさんには、今の環境にあらためて感謝できる人になってほしいです。いろいろなことに感謝できる人は、視野も広くなります。感謝できない人は、自分ができないことがあるとひがんだり嫉んだりします。できないことがあるからできるようになるまで人は努力するんですよ。そして、努力できる環境があることに感謝しないといけません。先生は海外に行く度に、自分は恵まれているんだなと改めて思います。世界には今日を迎えられなかった人がいます。今日生きられるかどうかの人がいます。未来があることをありがたいと思えないといけません。今ある悩みや不安というのは生きているからこその贈り物だと思います。さぁ、明日からテスト週間です。勉強ができるありがたさを感じて必死にやってください。

 

 

 

 

 

 

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【自分がやらないのは忙しいから】

 

 『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』(ジョン・C・マクスウェル著)という本の中に次のようなことが書かれています。

 

人が時間をかけるのは、要領が悪いから。

    自分が時間をかけるのは、丹念にやっているから。

 

 人がやらないのは、怠慢だから。

  自分がやらないのは、忙しいから。

  

    言われていないことを人がやるのは、出しゃばりだから。

   言われていないことを自分がやるのは、積極的だから。

 

  人がルールを守らないのは、恥知らずだから。

  自分がルールを守らないのは、個性的だから。

  

    人が上司に受けがいいのは、おべっか使いだから。

  自分が上司に受けがいいのは、協力的だから。

 

    人が出世したのは、運が良かったから。

    自分が出世したのは、がんばったから。

 

 これを読むと、先生自身にあてはまるグサッとくる言葉があります。この文を読んだとき、人は自分都合の良いように物事を解釈してしまいがちな生き物だと改めて思いました。先生も自分のことは自分に都合の良いように無意識のうちに考えてしまうところがあります。みなさんはどうでしょうか?

 

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【俺は今なんだよ!】

 

 先生が小学生の時から20年以上経った今でも、何回も繰り返し読んでしまうマンガ「スラムダンク」を知っていますか?みなさんが生まれる前に大ヒットしたマンガです。そのマンガの中で、全国大会の試合中、主人公の桜木花道が背中を痛めてしまい、プレー中に背中に激痛が走って動けなくなるシーンがあります。監督の安西先生は、選手生命に関わることなので、一度は出場を止めました。しかし、桜木花道は「今が一番大事」だと無理矢理試合に出場をします。そして、どんどん活躍をして全国覇者の高校に勝ってしまいます。

 すごくカッコいいシーンです。しかし、これはマンガだからカッコいいと思うんですよね。現実に置き換えて考えてみたらどうでしょうか?今、目先のことにとらわれて、ケガをしているのに無理してスポーツをして余計に悪化。そして、将来スポーツができない体になってしまったら。。。

 先生は、教え子のことで悲しい思いを2回したことがあります。一人は、ドクターストップがかかっていた子が、ちょっとくらいならいいやと軽はずみに学級レクに参加したことで治療がかなり遅れてしまいました。その子ははじめ一番上手でエース候補だったのに、戻った時には仲間との実力差がつきすぎたことに落ち込み、テニス部に復帰しませんでした。もう一人は、3年生春の市内大会準決勝の試合途中でケガをしていまいました。しかし、そのまま無理に続行したことで様態が悪化し、最後の夏の大会に出場することができませんでした。こんな時、子どもは今のことしか考えられないから大人が止めてあげないといけなかったんです。そんな経験もあり先生は、大事な教え子にそんな悲しい思いをさせたくないと思って今みんなに指導をしています。だから少しでも体の調子が優れなくて部活やクラブに参加できなくても何も言わないです。無理しないで休んでほしいです。人は健康な体があってこそですから。

 「今が大事」なときはもちろんあります。今しか楽しめないこと。中学生のときしか熱心に取り組めないこと。でも、体を壊してまで今無理してやるというのは絶対に違うと思います。先生が直接関わっていない子で、顧問の先生がケガも治っていないのに無理に練習に参加させたことで、ケガの後に思い切りスポーツができなくなった子がいました。その子の将来のことを考えたら絶対に練習に参加させてはいけなかったんですよ。顧問の先生は2年半しか直接指導できないから、今自分が見られるときに活躍させたいという気持ちがあるのは分かります。そして、生徒はその期待に応えたいから無理にでも頑張ってしまうと思います。

 先生は、教え子が体に無理をさせてまで結果を残させたくないです。将来、たとえ指導した部活動のスポーツじゃなくても、勉強や進学、就職など色々なところで「中学の時の部活動で学んだことのおかげでがんばって結果が出ました!」と、卒業後に笑顔で報告してくれたら死ぬほどうれしくなります。

 真剣に、楽しくテニスの練習に取り組むみんなにだからこそ、今、目の前のことにとらわれて体を壊してしまう悲しい思いをさせたくありません。一緒に切磋琢磨してきたこのメンバーが一人でも抜けたら悲しいです。先生は大事なみんなを保護者の方から預かっている以上責任があります。もちろん東海大会や全国大会を目指して練習はしていきます。でも、それ以上に大切なものが
あるということを覚えておいてください。今にとらわれ、将来を見失わないようにしましょう。

 

 

 

 

 

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【個性とわがまま】

 

 「個性が大事」っていう言葉。最近、よく言われている言葉です。確かに個性は大事です。しかし、個性とわがままを履き違える人が多いなと感じます。

 『わがまま』という言葉を辞書で引くと、「周囲の事情をかえりみず、自分勝手にすること」と書いてあります。つまり、わがままな人は、自分のぜいたくを守るためなら、他人に迷惑をかけても気にしないのです。

一方、『個性』と辞書で引くと、「その個人にしかない特有の特徴・性格」と出てきます。つまり、個性は要素のひとつなんです。その自分にしかない個性を伸ばすと、他人を助けたり、人を喜ばせたりすることにつながることになります。

では『個性』と『わがまま』というのは、誰が決めるのか。それは、「自分ではなく、周囲が決めること」なんです。このことが分かっていない人が実に多いのではないでしょうか。

 例えるならば、人を喜ばせることで咲く美しい花が『個性』で、周りの人を傷つけるのが雑草で『わがまま』だとします。雑草は自分だけがどんどん伸びて、他のものが伸びるのを邪魔します。そのような雑草は、一時期ものすごく茂って栄えているように見えますが、やがて根こそぎ刈り取られて焼き滅ぼされてしまいます。それが雑草の運命です。人も同じです。自分が良ければ他の人はどうなってもいいというようなわがままの心になれば、雑草のような運命をたどることになります。花は美しければ美しいほど、花が咲くまでには時間がかかりますが、咲いたときには人に感動や元気や勇気を与えてくれます。

 みなさんには、桜のように時間がかかっても美しい花を咲かせてほしいです。