現役の先生で学級通信のネタに

困っている方はいませんか?

 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

 

【奇跡と偶然】

 新3年生は、最後の夏の大会まで残り4か月をきってしまいました。引退への足音が一歩一歩近づいてきています。あとどれくらいラケットを握っていられるのか。みんなには、悔いがないように練習に取り組んで、自信をもって頑張ったとラケットからペンへと握り替えられるようにしてほしいです。

 「奇跡」と「偶然」の違いって知っていますか?似ているようで全く違う言葉です。宝くじを当てるような根拠のないたまたまの幸運(ラッキー)のことを「偶然」と言います。「奇跡」とは、そうではなくて、幸運を呼び込むために、気持ちを込め、頭をつかい、努力をして、天命を待つ。そういった準備をしっかりした者にだけ訪れる幸運のことを言うのだと思います。先生は何度もそういった奇跡を見せてもらっています。だからはっきりと言えること。「奇跡」とは、正しい準備なくしてありえないということ。

 声を出すことで、自分を奮い立たせ、勇気に変える。すばやく行動することで、心が前を向く。あきらめずにボールを追いかけることで、相手があせる。苦しいときにペアや仲間に声をかけることで、信頼が生まれる。自分の弱さを認めることで、解決策が見つかる。つまらない基本練習を一本一本大事にすることで、土壇場のピンチに強くなる。まだまだ奇跡を呼び込む準備は山積みです。奇跡は起きるんじゃなくて、起こすもの。

 自分なんて…自分には無理だから…って、後ろ向きな言葉をこぼす暇があるのなら、準備をしよう。自分の可能性を自分が信じなくて、誰が信じるのかな?可能性はいつだって、自分の中にある。君の手の中にある。みんなが起こそうとする奇跡を見るためなら、先生は、協力を惜しまない。奇跡を起こそう。とびっきりのでっかい奇跡を。

 自分を成長させるため。心と体と技術を育てるそんな○○中学校ソフトテニス部でありたい。そのために勝つことにこだわる。そのために結果を求める。そのために万全な準備をする。そんな人を育てたい。まだまだできないことだらけですが、テニスを通してさらに人として成長していこう。