旅空~そらとあおいの世界大冒険~
2015年7月
キューバ ビニャーレス編
ハバナを出て、ローカルタクシーを使って3~4時間、田舎町ビニャーレスへ。
ビニャーレス渓谷。
自然が超凄くてリアルジェラシックパークみたいだった。
空の青さと、雲の白さと、木々の緑等、色が鮮明で超絶綺麗だった。
街についてから、徒歩で今回宿泊するCASAを目指す。
だが、突然の大雨。
あっという間に、道が川に。。。。
すぐ近くには雨をしのぐものが何もなく、この辺の道は舗装されていなかったため、足元がドロドロに。
とりあえず目の前にあった馬小屋の策の木の板に登り避難!
馬は策の向こう側だったが、木の板が細いから馬と超至近距離(笑)
雨はぜんぜん止まず、少し先にあった建物を目指して入口で雨宿りをさせてもらった。
小さな縫製工場のようなところで、数人が作業していた。
それでも雨は降り続け、あきらめて歩いてCASAを目指す事に。
荷物運びに2往復。
最後はそらあおいを肩車して、計3回、川の道を進んだ。
一人旅ならば1回で済んだだろうに、子連れ旅とはこんなものである♪
ちなみに俺と一緒に荷物を担いでいる男性は、モロッコのメルズーガからずっと一緒に行動しているユウスケ。
ユウスケも荷物&子供運び巻き添え♪
これは翌日の写真だが、このイイ感じの平屋が、今回宿泊するCASA。
このお2人に数日間お世話になった。
ちなみに、1泊目だけ部屋がひとつしか取れず、瘧師家とユウスケ同室でってことになった。
子供達もすっかりユウスケになついて、大喜び♪
写真中央のセミダブルくらいのベッドに瘧師家4人、右のシングルベッドにユウスケ。
このセミダブルに4人て凄くねーかっ⁉
でも思えばいつもこんな環境で寝てたな。落下防止に横に机や荷物置いて、肩幅が場所取るから
俺だけ頭を逆にして寝ないと収まらなかった笑
どこまでも続くのどかな風景。
滞在中は、子供達を後ろに乗せて、チャリで探索。
どこを撮っても絵になる♪
岩ペインティングも凄かった。
兄ちゃん達と馬、似合うな♪
俺たちも、乗馬を体験。
今日はこの馬たちにお世話になる。
俺とそら、みかとあおい、ユウスケ、そしてガイドのおっちゃんがそれぞれ馬にまたがり出発。
①進む②止まる③曲がる④走り始めたら抑制する、という簡単な操作を教えてもらい、すぐに出発(笑)
おいおい大丈夫かっ!?
そしてなぜか、みかあおいペアが先頭♪
おいおい大丈夫かっ!?
そしていきなり住宅街を抜ける。いきなり馬で車道を渡るのレベル高すぎねーか!?
やっと街を抜け、細ーい道を森へ向かって進む。
途中、突き当りになり、右・左どっちに進むか分からず、最後尾のガイドのおっちゃんに(なぜ最後尾?)
みかが「どっち!?どっちに曲がるの!?」と叫んで聞く。
おっちゃんは慌てて答える。
「イスキエルダ!!」
みか「えっ!? イスキエルダ?????」
イスキエルダ(izquierda)とはスペイン語で「左」
おっちゃんはとっさに英語ではなくスペイン語で答えた(笑)
みかはもう少しで森に突っ込むところだった♪
途中で葉巻工場へ寄る。
葉巻吸った。6年ぶりのたばこだ。
この姿を撮ってくれとポーズをキメるユウスケ。
彼はこの後、ゴール地点近くで木の枝を避けようとして落馬するが、サンダルが壊れただけで無傷♪
馬と人は、心が通じ合うんだなと感じた。
俺とそらの馬は、なかなか操作通りに進まず、そらは
「このお馬、いやだ。ぜんぜんゆうこと聞かない。むかつく!」
と怒っていた。
休憩中、そらに話した。
「きっと馬には、そらの気持ちが伝わったんだと思うよ。乗せてくれてありがとう、色んな景色をみせてくれて
ありがとうって馬に話しに行こう。」
と、ソラと一緒に馬のところに行って、そらは馬の顔をなでながら
「馬さんごめんね。乗せてくれてありがとう。仲良くしようね」
と話しかけた。
そしたら帰りは何とも穏やかな乗馬体験ができ、そらはまた一つ貴重な体験ができた。
洞窟BARでのモヒート、ハバナクラブは格別だった。
星空も凄すぎた。
酒、音楽、サルサ、最高に盛り上がった夜だった。
そらとあおいの冒険はまだまだ続く。。
<スタッフ編集後記>
今日本では人手不足が慢性化しており、深刻な社会問題となっています。
それに伴い、お客様が売り手を選ぶ時代から、売り手がお客様を選ぶ時代へと変化しているそうです。
たくさんのお客様へサービス提供したくても、人手不足から事業展開の縮小を余儀なくされて
サービスを提供するお客様を選ばなければならない。ということですね。
ですがお客様も企業側も本来は対等な関係で、どちらが上でどちらかが下ということではありません。
これは瘧師社長もよく言われています。
「お客様は神様です」という言葉が演歌歌手の三波春夫さんから広がり、
意味の真理を理解せずに言葉だけが独り歩きして誤った解釈をされているそうですが、
演歌歌手の三波春夫さんが本当に言いたかったことは、
「お客様を歌や芸によって歓ばせたい。」
そのためには余計な考えを捨てて、神様の前で祈る時と同じように真っ白な心、姿勢であらなければならない。
そのような意味で、「お客様は神様」という発言をされたそうです。
いつからか「お客様は神様のように扱われるべき存在」という誤った表面的な解釈が広まってしまったようですが、
本質的な言葉の由来は「お客様を神様のように扱う」ではなく、
「お客様を歓ばせるための心構え」ということですね。
瘧師社長も「お客様を、仕事仲間を、家族を、どう喜ばすかを考えよう」ということを指針の一つに挙げられています。
お客様も企業側も同じ対等な人間同士であり、人は、
人との関係の中でしか幸福も感じられないし、
人との関係の中でしか成長することもできません。
社会に出ればどんな人も消費者側にも提供側にもなります。
そしてどちら側になっても、目の前の人に真摯に向き合い、
人に選ばれる人でありたいと思います。