旅空 ~そらとあおいの世界大冒険~
モロッコ トドラ渓谷 2015/7/30~8/2
サラーム!
【トドラ渓谷】
モロッコのグランドキャニオンと言われる程の圧倒的な崖、景観。
地球アッパレと言わざるを得ない景色達。
ここにモロッコのお母さん的存在典子さんの宿があり、日本食が絶品という噂を聞きつけ
日本人が砂漠からどんどん引き込まれていきます。
噂のごはんはめっちゃおいしくから揚げ、サバ丼、ロールキャベツ、チキンソテー全て胃袋掴まれました。
旅すると日本食が本当に恋しくなるのでめっちゃ有難いです。
トドラ渓谷ではトレッキング2回しました。(往復5時間)
登り2時間行ったところにノマド(遊牧民)が住んでいます。
おじいちゃんとお母さんと子供3人、崖に穴を掘って、テントを張りヤギを放牧して暮らしています。
じーちゃんにティーとナンとなつめやしをご馳走になりました。
こんな場所で一家族だけで暮らしているのが本当に凄い。
ここだけ時が止まっているみたいだった。
きっと何百年前と同じ生活だね。
ここはどこよりも不自由であり、どこよりも自由な場所だった。
ここに来れば電気も原発も必要ないと思わされるわ。
しかし典子さんは何年もバックパッカー達をお出迎え、送り出し、日本食で旅人を魅了してきた人。
本当に素敵な生き方だと思った。
人生で重要な事はたった2つ。
「どれだけ自分の人生を楽しんだか。」
「どれだけ自分が周りの人を喜ばせたか。」
旅人を日本食と故郷の様な居心地の良さで喜ばせている典子さんはマジでリスペクトでした。
そらとあおいに「大きくなったらまたバックパック担いでくるんだよ。」と言ってくれて、
二人は大きな声で「うん!」と頷いた。
一緒に過ごした仲間たちと♪
トドラ。
最高な景色、最高な日本食、最高な空間だった。
是非モロッコ行ったら訪れて欲しい場所です。
【奥様の手記より】
モロッコ・トドラ渓谷
またまたバスで移動。
モロッコ国内は私達は全てバス移動です。
砂漠に別れを告げしばらくバスに乗っていると、砂だらけの景色から今度はゴツゴツした山。
このとき初めて思う、モロッコってこんなに色んな顔があるんだ~!
そして「トドラ渓谷」も、大きな大きな岩山が二つくらいドーンとあるだけと思っていたが
その辺の地域全てが岩山。
あまりよく知らないで行って良かった。
近くの街ティネリーヌまで、宿のオーナーが迎えに来てくれた。
名前はノリコさん。
年齢は推定うちのババより少し年下かな。
モロッコの奥地トドラ渓谷で宿をしている。
ここからは民間バス(というか古いワゴン)で行く。
どんどん進んでいくと、岩山に囲まれる。道がクネクネしてるからもう、360度岩山。
昼はのんびり川へ散歩、トレッキングへ行く人、夜はノリコさんの手作り、日本食\(^-^)/
子供達もせっせと配膳の手伝い、私は朝食のベルベルオムレットをノリコさんに習いながら一緒に作った。
キッチンでノリコさんのことアレコレ質問。
フランスで語学を習って絵の学校も行って、今でも絵と写真は続けているそう。
少し前も渓谷の奥に住むノマドの人々の写真を撮って、写真展をしたそう。
かっこいい~(ノ´∀`*)
旅をしていて思うけど、世界には色んな僻地で働いてる日本人がけっこういるもんだ。
特に女の人。
見知らぬ土地で一人頑張ってる人や、嫁いできた人。
それぞれ皆、その土地と人々に魅了されて住み着いたり。
仕事をするとなると沢山のハードルを越えないといけないけど、それを乗り越えながらの、
その地の人々とすっかり馴染んだ穏やかな笑顔と暮らし。
応援したくなります。
まだまだ僕たちの旅は続くよ~!
<スタッフ編集>>
「ここはどこよりも不自由であり、どこよりも自由な場所だった」
―社長の手記よりー
電気もガスも水道もない。見渡す限りは砂漠。
便利さに慣れているとそのなにもない不自由さに衝撃を受けつつ、
人間の適応能力や精神的な強さを再認識し、普段の便利さと対比することで、
生活の本質について深く考える機会となります。
電気の代わりに夜空の光を堪能し、 手つかずの自然の美しさに感動するでしょう。
現代では忘れがちな自然とのつながりを心で感じることができるでしょう。
こんな内面の余裕や創造する余裕が、本当の自由なのではないかと
あらためて気づかされます。
心の自由を取り戻せば、物質的な所有に対する執着も減り、
精神的な内面の充実と簡素な生活の価値に
あらためて感謝することができるのかもしれません。
月収、体裁、立場、役割、、
その前提の前提にある、地球に足をつけて生きているということ、
自然と共に生きることに恥じない方法を学び、自然のリズムに合わせた生活を体験することを
意識して体験しリセットする。
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