ある日の朝ごはん
今日の朝ごはんはじゃこの酢漬けを紹介します。
おろし大根にじゃこを振りかけて食べるじゃこ卸しは朝ごはんに酒の肴に美味しいですね。
でも、じゃこは意外と賞味期限が短くて中々美味しいうちに使い切れません。
そこで買ってきたら半分は酢漬けにします。
乾いたままのものはチャーハンに入れたり冷奴に掛けたりお好み焼きなどに入れたり、じゃことしし唐の炒め物の常備菜を作るときに使ったりします。
ただ、綺麗なビンにじゃこを入れて酢をひたひたに注ぎいれるだけです。
これで日持ちはぐんと伸びます。数ヶ月は大丈夫です。
じゃこ卸やじゃこと胡瓜と若布の酢の物などにはとても重宝します。
今日の朝ごはんのじゃこ卸しは昨日の残りの枝豆を散らしてあります。
色合いも綺麗で目先が変わります。
今、流行の使い回しです。
お店でやってもらっては困りますが、家庭では使いまわしはどんどんやりましょう。
今日の朝ごはんの献立は納豆、じゃこ卸し、鮭のかま、タラコ、白米、アサリの味噌汁、アスパラとジャガイモのカレー味です。
大根おろしはちょと面倒ですが、力仕事なので我が家では旦那様のお仕事です。
シャネルのレストラン
銀座の新しいシャネルのビルに出来たレストランベージュへ行ってきまし。
今回は日仏交流150周年を記念して瓢亭の高橋義弘さんとアランデュカスの弟子のジェローム・ラクレソニエール氏とのコラボレーションで和風の食材を使ったりした新趣向の会でした。
高いビルの上なので近隣のビルの屋上が見えて給水タンクや汚いものが沢山あって決していい景色ではありません。
バターは2種類です。
緑のほうは海藻入りです。
パンは3種類。とても美味しいパンでした。
サヨリのマリネです。
これは酢の加減もサヨリの締まり具合も色とりどりの野菜も申し分ないものでした。
木の芽の手打ちパート
薄いパスタと車海老加茂茄子などが盛り付けてあります。木の芽はフランス人のシェフ始めての食材だったそうです。
こちらは日本風の前菜。
瓢亭名物の瓢亭玉子と鰻の白焼き寿司、インゲンのアーモンド和え、鱧の子の煮凝り(これが抜群のお味でした。赤く見えるのはスイカが入っています。)焼き芋のきんとん。
こうして途中に和風のものが出るとほっとします。
4番目のお皿は鴨のフォアグラのロワイヤルです。
フォアグラが練りこんであるようでした。
あいなめはお碗に使うように葛打ちがしてありました。
真ん中に瓢箪が飾ってあるのがご愛嬌。
ジュースで、アイスクリームで、シャーベットで。
最後にコーヒーと一緒に出された可愛いシャネルのボタンの形のチョコレートです。
やはり和のテイストが入っていると重すぎず美味しくいただけました。
お土産があるのも日本的でした。
XO醤
自家製XO醤を作りましょう。
炒め物に冷奴になんにでも重宝します。
豚肉とキャベツ或いは豚肉とアスパラガス、海老や帆立貝の炒め物に小さじ2杯から大匙1杯のXO醤を入れていためればそれだけで本格中華の味になります。
茹で豚や薄切り牛肉や薄切り豚肉、鶏肉を蒸したものにそのまま掛けて食べてもおいしい中華料理になります。
多めに作って保存ビンに入れておけば一ヶ月くらいは冷蔵庫で保存できます。
冷凍すれば2,3ヶ月は大丈夫です。
ホタテ貝柱100グラム
干し海老100グラム(いまの季節は桜海老の生が出回っているのでそれを使っても良い)
豆板醤100グラム(この量は目安です。辛いもの好きな人は200グラムくらい入れてもいいです。)
サラダ油2カップ
ニンニクみじん切り大匙1
生姜みじん切り大匙1
砂糖大匙1
赤唐辛子(いれても入れなくても良い)
帆立貝は紹興酒と水を半々くらいに入れてひたひたになるくらいに漬けておく。
冷蔵庫に二晩くらい置いて戻す。
干し海老を使う場合は同じように水と紹興酒を入れて戻す。
ニンニク生姜をみじん切りにする。
サラダ油大匙2ほどでニンニク、唐辛子、生姜を香りが出るまでよく炒める。そこへ干し貝柱を戻し汁ごと加える。
貝柱を入れたら続いて桜海老(干し海老)も入れて炒める。
豆板醤とサラダ油を加えて10分くらい煮込む。
これで出来上がりです。辛いのが苦手な人は豆板醤の量を調整してください。
冷めたら綺麗な容器に入れて保存します。
これは冷蔵庫で保存する分です。
ビンのほうは冷凍室で保存します。
チョッと贅沢ですが、作っておくと凄く重宝します。
冷奴にこんな風にXO醤を乗っけて食べるとピリッと辛くて美味しいです。
ひき肉をこの調味料で炒めてお豆腐を加えれば凄くおいしいマーボードーフが出来上がります。
勿論、炒め物の時に入れたりすると一味も二味も美味しさがアップします。
鯵丼
初夏から夏にかけて鯵が旬でおいしくなります。
鯵はどんな料理にしてもおいしいですね。
アジフライ、鯵のたたき、鯵の南蛮漬け、などなど。
その上、EPAやDHAが豊富に含まれています。
EPAは血管系を強くしたり、DHAは脳を活性化する働きがあります。
近頃物忘れが多いと感じる人は鯵を一杯食べてください。
今日は究極の鯵丼を紹介します。
すっごくおいしいので是非作ってみてください。
鯵の干物、
三枚卸の鯵の刺身、
薬味(大葉、ねぎ、ミョウガ、白炒り胡麻、卸生姜)
卸し生姜
醤油
炊き立てのご飯
用意するものはこれだけ。
鯵の干物を焼いて身をほぐしてください。
薬味を水に晒してよく水を切る。
写真の薬味は大葉、浅葱、赤芽、ミョウガです。
鯵は三枚におろしてぜいごを取って皮を剥いて細切りにする。
ご飯に焼いてほぐした鯵の身を混ぜて紫蘇の千切りと白胡麻も混ぜておく。
鯵の刺身にたっぷりの薬味をまぶして醤油を掛けておろし生姜を混ぜる。
ご飯の上にお刺身を乗せて酢橘を添えて出来上がり。
酢橘をきゅっと搾って・・・うーん!夏のおいしい丼です。
おいしい鰻屋さん
鰻は女魯山人の大好物です。
わたしは名古屋出身なので皮をカリッと焼いた関西風の鰻も大好きですが、蒸してしっとりした関東風の鰻もこれはこれでまた、おいしいものです。
その代表格が竹葉亭の鰻です。
東京で一番おいしいと思います。
実は東京で一番美味しい鰻屋さんは重箱と言う赤坂にあるお店ですが、料亭なのでそうそう度々は行けません。
竹葉亭はお座敷もありますが、椅子席で簡単に食べられる場所があるので気楽にいかれます。
こちらはお座敷の方の玄関です。
店内はすっきりした椅子席で季節の花がさりげなく飾ってあります。
ご飯の焚き具合もたれの味も申し分ありません。
これから暑くなるとパワーをつけるためにも鰻はいいですね。


























