山の芋
女魯山人の大好物山の芋を紹介します。
山の芋、自然薯、長いも、つくね芋、大和いも、いろいろありますが、これらをおろして摺ったものを称してとろろと呼んでいます。
自然薯が味も、ねばねばの度合いも、栄養価の面でも一番優れていますが、なんせグニャグニャ曲がっていてひげなども生えていて綺麗に皮をむくのが一苦労。
その上、あくも強いので剥いてる端から色が黒ずんできます。近年は自生のものだけではなく栽培も出来るようになってまっすぐな自然薯を手に入れることも出来るようになりました。
私が愛用しているのは丹波の山の芋です。
これは丸い拳固のような形をしています。
旬は冬です。
一年中ありますが、秋に収穫するので新物は晩秋の頃で、これが一番美味しいです。
のりで包んで揚げたり、お好み焼きのように鉄板に敷いて豚バラなどを入れて焼いても素晴らしく美味しいものです。
他にも真ん中に卵黄を落として月見としたり、
マグロをぶつ切りにして山芋を掛けたものを
山掛けと言います。
山芋の効用は古くから知られていて山薬と言われていましたし、松の内に食えば中風に罹らないとも言われています。
また、強壮食品としても広く知れ渡っていて特に男性に利くといわれてきました。
なんといっても山芋はとろろです。
鰹の利いた出汁でのばして麦ご飯に掛けて、つるつると食べるとなんともいえません。
夏場にはよーく冷やしてご飯に掛けたりお蕎麦に掛けたりするとたまりません。
麦ご飯にとろろを掛けて香りの良い四万十の青海苔を振りかけて食べます。
モー何倍でもつるつるっといけちゃいますね。
ところでとろろご飯はつるつると入っていくのでほとんど噛んでいないので消化に悪いのではと心配になりますが、心配ご無用です。
生のとろろはでんぷん分解酵素を主体とした消化酵素が豊富にあるのでご飯やとろろ自体のでんぷんを糖化して消化しやすくなっているのです。優れものです。
藪蕎麦
池之端藪蕎麦
池之端の帯締め屋さん道明へ行ったついでに寄って来ました。
藪蕎麦御三家の一つです。
雷門の並木藪蕎麦
神田の神田藪蕎麦
そして今日紹介する池之端藪蕎麦です。
藪蕎麦はどこもつけ汁がかなり辛口です。江戸っ子は汁をたっぷりつけるのは
野暮だといいますが、あれじゃあ沢山は付けられません。
死ぬまでにそばつゆをたっぷり付けて蕎麦を食ってみたいと言う落語があったような気がしますが・・・
とまれ、美味しいおそばではあります。
まずはビールと抜きと呼ばれる蕎麦無しのてんぷらが出汁に入っているものを注文しました。
この抜きは掛けそばなどの汁とは違う薄めのお出汁で出てきます。
硬さも喉越しもいい美味しいお蕎麦でした。
赤城山
月に一度の植物学の先生との植物観察に行ってきました。
今回は赤城山です。
赤城山は群馬県において温泉がないことで幸か不幸か開発が進まず、自然が、壊されずにそのまま手付かずで残っています。
嬉しい事です。
今回はシロヤシオとツツジと深山桜に会うのが目的です。
写真はクリックして拡大して見て下さい。
黒く熟したものを食べてみましたが、そんなにおいしいものではありませんでした。
マタタビの葉です。葉が真っ白になっていますが、これは花の季節だけに葉を白く変えるのです。
マタタビの花は葉の裏にひっそりと咲くので(雨の季節に咲くので雨を避けるために葉の裏に咲く)そのために花がめだたないために虫や蝶を誘うために葉を目立つ白い色に変えるそうです。
葉が白く変わるのは花の季節だけと言う事です。
不思議ですね。種の保存の本能でしょうか。
道路の崖に張り付くようにマタタビノはが真っ白になっていてまるで白い花が咲いているようにみえます。
山の中でやはり温度が低いので里と比べるとまだまだ春の草花が元気に咲いています。
実が昆虫のクワガタに似ています。
ヤマツツジはいたるところに咲いていました。
未だつぼみが結構付いていたので今週末くらいが満開かもしれません。
山の斜面にも一面にヤマツツジが咲いています。
今日の目的の一つ、ミヤマサクラです。
白い綺麗な桜でした。
そして今日の目的のもう一つ。
シロヤシオ
皇太子と雅子様の子、愛子様のおしるしです。
葉が5枚あるのでゴヨウツツジとも言います。
花は桔梗咲き、花の終わりは純白のまま落下して樹上で茶色に変色する事はありません。
幹は松目模様、葉は臙脂がかった薄茶色の縁取りがあります。
高原の空を透かしてウチワカエデの大きな葉が綺麗な緑色に輝いていました。
山の中は本当にいい気持ちです。




























