中国桂林へ行ってきました。
広州から乗り継いで桂林へ入りました。
目的は璃江下りです。
山水画の景色を是非見たいと思って出かけてきました。
ところがなんと!!
洪水に見舞われました。
お姉さんは増水した道路の真ん中で電話をしていました。
増水した川でちゃっかり魚を採っているおじさん。
大きな網を使って上手に魚を採っていました。
こんなに増水して璃江下りはできませんと言う事で諦めましたが、翌日午後には水が引いて何とか川下りができると言う事で、ようよう出かけることが出来ました。
今日のニュースでかなりひどい洪水になっていると言っていました。死者も出ている様子です。明日気がついたらこのままホテルが川の中なんてと冗談をいっていましたが、結構ヤバかったのかも。
また、あの後、雨が降ったんでしょう。
通常4時間かかる璃江下りが増水して水の流れが速かったせいで2時間半で終わってしまいました。
こんな奇岩が延々と続きます。
山の斜面などに小さな畑を作ったり川で海老などを採って璃江下りの観光客に売ったりしています。
筏で観光船に近寄ってきているのは地元の猟師でえびなどを売りに近づいてくる。
船も速度を緩めて海老などを買ってから揚げにしたりしてお客さんに出します。
かなり危ない感じです。
いつもは細い滝だそうですが、大雨で増水しているので中々の滝になっていました。
桂林は金木犀の林と言う意味で26万本以上の金木犀が市内にあると言う事です。
金木犀のお酒、桂花陳酒が有名で金木犀の入ったお茶やお菓子が名物です。
私たちが想像するビーフンとは違ってかなり太くうどんのようです。
薄切りの豚や牛肉、大豆の炒ったもの、葱なども載っています。
一元が15円くらいですからほとんどのメニューは60円とかで、ワンタンは300円です。
おいしいワンタンでした。
たっぷりのワンタンが入っていました。
中国広州へ行ってきました。
中国は北京と上海しか知らなかったので今回は広州と桂林へ行ってきました。
広州は新しい空港が4年前に出来たという事で凄く立派な空港が出来ていました。
可愛い銅像は沙面といわれる外国人居留地があった場所のあちこちに建てられています。
建物も外国風で雰囲気があります。
チョッと中国じゃないみたいです。
広州博物館へも行きましたが、博物館とは名ばかりでほとんど見るべきものは何もありませんでした。
しかも驚いた事に観光客に展示品を売っていました。
勿論、なかなかの値段でに偽物ではないかもしれませんが、国営の博物館に展示してあるものを売っているとは驚きです。
一応、四川大地震の寄付金集めとオリンピックの為の資金集めと言っていました。
中国は文革のせいで貴重な骨董品や国宝級のものは皆、壊されてしまったり外国人が国外に持ち出したりして余りいいものは残されていません。
故宮博物館も北京のものより台湾のほうが、よほど価値のあるものがあると言われています。
中国で残されているものは壊す事ができない万里の長城や地下に眠っていた兵馬俑のようなものだけです。
しかし、近年、ビルの建設などが急ピッチで進んでいるために地下に沈んでいた貴重な発掘品が沢山出てきているようです。
食は広州にありと言われるほど美食の町ですが、私は上等なレストランで食べるより町の人々が食べている屋台が大好きです。
スイカや野菜を屋台で売っています。
チョッと黒く見えるほうは皮に胡麻が練りこんであるようです。
ショウロンポウですが、上海のショウロンポウとは違って肉汁が一杯出てくるようなものではなくてお肉や野菜が入った肉マン風ショウロンポウです。おいしかったです。
担ぎかごでライチを売っていました。
美味しい中華料理屋さん
山の芋
女魯山人の大好物山の芋を紹介します。
山の芋、自然薯、長いも、つくね芋、大和いも、いろいろありますが、これらをおろして摺ったものを称してとろろと呼んでいます。
自然薯が味も、ねばねばの度合いも、栄養価の面でも一番優れていますが、なんせグニャグニャ曲がっていてひげなども生えていて綺麗に皮をむくのが一苦労。
その上、あくも強いので剥いてる端から色が黒ずんできます。近年は自生のものだけではなく栽培も出来るようになってまっすぐな自然薯を手に入れることも出来るようになりました。
私が愛用しているのは丹波の山の芋です。
これは丸い拳固のような形をしています。
旬は冬です。
一年中ありますが、秋に収穫するので新物は晩秋の頃で、これが一番美味しいです。
のりで包んで揚げたり、お好み焼きのように鉄板に敷いて豚バラなどを入れて焼いても素晴らしく美味しいものです。
他にも真ん中に卵黄を落として月見としたり、
マグロをぶつ切りにして山芋を掛けたものを
山掛けと言います。
山芋の効用は古くから知られていて山薬と言われていましたし、松の内に食えば中風に罹らないとも言われています。
また、強壮食品としても広く知れ渡っていて特に男性に利くといわれてきました。
なんといっても山芋はとろろです。
鰹の利いた出汁でのばして麦ご飯に掛けて、つるつると食べるとなんともいえません。
夏場にはよーく冷やしてご飯に掛けたりお蕎麦に掛けたりするとたまりません。
麦ご飯にとろろを掛けて香りの良い四万十の青海苔を振りかけて食べます。
モー何倍でもつるつるっといけちゃいますね。
ところでとろろご飯はつるつると入っていくのでほとんど噛んでいないので消化に悪いのではと心配になりますが、心配ご無用です。
生のとろろはでんぷん分解酵素を主体とした消化酵素が豊富にあるのでご飯やとろろ自体のでんぷんを糖化して消化しやすくなっているのです。優れものです。
























