ヒンデミット の亡くなった日
ヒンデミット の亡くなった日12月28日ヒンデミット 1895年11月16日 ~ 1963年12月28日パウル・ヒンデミットhindemith.infoパウル・ヒンデミット (Paul Hindemith、1895年11月16日 - 1963年12月28日)は、ドイツ・ハーナウ出身の作曲家、指揮者、ヴィオラ奏者。その他にもヴァイオリン、クラリネット、ピアノなど様々な楽器を弾きこなす多才な演奏家であった。 第一次世界大戦後、ロマン派からの脱却を目指し、新即物主義を推進。20世紀ドイツを代表する作曲家として同時代の音楽家に強い影響を与えた。また生涯に600曲以上を作曲。交響曲やオペラばかりではなく、オーケストラを構成するほぼすべての楽器のためのソナタを作曲した。Wikipedia■ヒンデミット事件 1934年当時、ドイツはナチスの一党支配下にあった。世界の名門オーケストラベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン国立歌劇場の音楽監督の地位にあったフルトヴェングラーは、当時のドイツの新進作曲家であったパウル・ヒンデミットの新作オペラで画家のマティアス・グリューネヴァルトを題材にした『画家マティス』の初演の準備を進めるとともに、そのオペラの音楽素材を用いた交響曲『画家マティス』をヒンデミットに依頼し、1934年3月12日にベルリンのフィルハーモニーホールで初演し、演奏会は大成功。 しかし、ヒンデミットは当時の帝国音楽院の顧問であり、シャルロッテンブルク音楽大学の教授であったが、ユダヤ人音楽家と弦楽三重奏を組んでレコーディングしたりするなど、ナチスにとっては気に入らない人物だった。ヒトラーはヒンデミットを快く思っておらず、フルトヴェングラーがベルリン国立歌劇場で初演しようとしていたオペラ『画家マティス』は上演禁止を通達された。 フルトヴェングラーはこれに怒り、ヒンデミットを擁護するためにベルリンフィルの音楽監督の辞任も辞さない構えをとり、さらに11月25日、『ドイツ一般新聞』に「ヒンデミット事件」と題する論評を載せた。 その論評(全文がフルトヴェングラーの著書『音と言葉』に収録されている)の中でフルトヴェングラーは、強力にヒンデミットを擁護した。 この論評はドイツ国内外でセンセーションを起こし、ベルリンのフィルハーモニーホールや国立歌劇場ではフルトヴェングラー支持のデモンストレーションが起こった。 ナチス政府の宣伝相であったヨーゼフ・ゲッベルスはこの事態に対し、断固たる対抗措置を取ることにした。フルトヴェングラーは帝国枢密顧問官を辞任させられ、さらにベルリン・フィルおよびベルリン国立歌劇場の監督をも辞任させられた。ナチス寄りの新聞は一斉にヒンデミットとフルトヴェングラーを批判した。 ヒンデミットは帝国音楽院の顧問を辞し、音楽大学の教授職を休職した上でトルコに移動。ベルリン国立歌劇場の第一楽長の地位にあった指揮者のエーリヒ・クライバーも亡命。 フルトヴェングラー辞任後、ベルリン・フィルハーモニーの技量は落ち込み、また世界的な指揮者フルトヴェングラーがドイツ楽壇の表舞台から去ったことによるイメージダウンを恐れたナチスがフルトヴェングラーに歩み寄り、1935年3月に両者は和解し、フルトヴェングラーは指揮台に復帰することになる。(このことで、後にフルトヴェングラーはナチスに屈服したと見られた。) しかし、それでもフルトヴェングラーは内外でナチスに対して反抗的な態度をとり、ユダヤ人の亡命をも手助けしたりしたので、戦争末期にはゲシュタポに命を狙われ、結局はスイスに亡命することになる。 こういった一連の出来事を「ヒンデミット事件」と呼ぶが、ことの起こりはヒンデミット自身よりも、フルトヴェングラーとナチスとの争いのほうに重点がある。 ナチス支配下のドイツで、フルトヴェングラーとナチスの争いはドイツの音楽界を揺るがす大事件であったのである。 12月28日は、そんなヒンデミットが68歳で亡くなった日である(1963年)。 ヒンデミットの代表作でもある交響曲「画家マティス」を聴いて、マチスを偲ぶことにしよう。youtubeHindemith Conducts Hindemith:Symphony-Mathis Der Maler-Berlin Philharmonic OrchestraPaul Hindemith Conducts Paul Hindemith-Mathis Der Maler(Mathias The Painter)(Sides 1+2){Angelic Concert},(Side 3){Entombment},(Sides 4,5+6){Temptation Of St.Anthony}With The Berlin Philharmonic Orchestra.!Warning!Unedited Direct Playback From 78's With Side-Breaks! Lane Audio Research. Digital Sound Processing By Donald H. Holmes-2017 Copyright Disclaimer Under Section 107 of the Copyright Act 1976, allowance is made for "fair use" for purposes such as criticism, comment, news reporting, teaching, scholarship, and research. Fair use is a use permitted.※これは、ヒンデミット自身が指揮してベルリン・フィルが演奏する自作自演盤。***