世界の支配者「新世界秩序トップ」の椅子取りゲーム！ロシアは、ロシア主導による新世界秩序の準備完了

https://winepressnews.com/2022/07/07/member-of-russian-international-affairs-council-says-nation-is-ready-to-shape-a-new-world-order/

世界の支配者「新世界秩序トップ」の椅子取りゲーム！　ロシアは、ロシア主導による新世界秩序の準備が完了したと主張！

Member Of Russian International Affairs Council Says Nation Is Ready To ‘Shape A New World Order’

"何よりも、（ロシアは）西側諸国との事実上の強固な凍結関係よりも、非西側諸国との関係を優先させる必要がある。"

世界中の指導者、シンクタンク、メディアが、ロシア主導による新世界秩序を求める声が高まっているようです。
今、あるロシア政府高官が同じことを呼びかけている。

3月末にThe WinePressは、2022年の世界政府サミットの会議について報じたが、オープニングナイトのホストやパネリストは、「ロシア主導による新世界秩序」に対して国民は準備ができているか、なぜそれが必要なのかを明確に問いかけている。

あなたは新世界秩序のために準備ができていますか？世界政府サミットは問いかけている

その1週間ちょっと前に、ジョー・バイデン大統領が記者会見で、この新世界秩序を「アメリカがリードしなければならない」と述べました。

それ以来、私たちは自由主義的な世界秩序を確立しました。それは長い間起こりませんでした。多くの人が死にましたが、今は混乱に近い状態です。

そして今、事態は転換期を迎えています。新世界秩序が生まれ、私たちがそれを主導し、他の自由主義諸国を団結させなければなりません。

つい最近、バイデンの経済アドバイザーであるブライアン・ディースは、「自由主義的世界秩序」の推進を再び強調した。
CNNの司会者ビクター・ブラックウェルは、ガソリン価格の上昇が続いていることについて、「軍事アナリストや国家情報長官は、これは年単位で計られる長い戦争になる可能性があると言っています。

なぜこのようなことが起こっているのか、誰もが理解していると思います。しかし、それは持続可能なのでしょうか？1ガロン4.85ドルを何ヶ月も、いや何年も支払う余裕はない。これは、持続可能ではないのです」。

これに対してDeeseはこう答えた。

今日、大統領から聞いたのは、利害関係の明確な表明だった。これは、自由主義的な世界秩序の未来に関わることであり、我々は断固として立ち向かわなければならない。
https://twitter.com/i/status/1542857210119815169

現在、ロシア国際問題評議会のメンバーであるドミトリー・トレニンも、新世界秩序を求め、西側諸国から分離し、東側諸国や南米との関係を大幅に強化する必要性を訴えています。

7月4日、RTは "ロシアは西側諸国と決定的に決別し、新しい世界秩序の形成に貢献する用意がある "と題するトレニンの文章を掲載した。
https://swentr.site/russia/558321-rus-pivoting-toward-nonwest/

以下は、トレニンの文章である。

今となっては信じられないかもしれないが、わずか8年前、ロシアは旧G8の正式メンバーであった。それ以来、劇的な変化があった。

先週、バイエルン州のエルマウ城でG7が開催される直前、BRICS5カ国の首脳が中国主席のもとオンラインサミットを開催した。G7では脅威として語られていたロシアが、BRICSでは重要な参加者となった。

スウェーデンとフィンランドがNATOに正式加盟
https://winepressnews.com/2022/06/29/sweden-and-finland-officially-join-nato/

モスクワが西側と非西側の間の溝をまたぐことができた時代はとうに過ぎ去った。2014年のウクライナ危機の後、G8は以前のG7形式に戻った。
昨年2月のウクライナでのロシアの軍事行動をきっかけに、ロシアと西側の対立は本格的な「ハイブリッド戦争」に堕落し、代理戦争だとしても実際の対立を伴うようになった。

冷戦終結後、新しい西側の一員になろうとして失敗したロシアは、現在、アジア、中東、アフリカ、中南米との関係を発展させることに注力している。

これは困難な課題であると同時に、必要な課題でもある。

第一に、過去からの強い惰性がある。少なくともピョートル大帝の時代から、ロシアのエリートは西方に目を向け、その衣服やマナーの下にはロシア的な特徴が残るが西欧的な外見や振る舞いを取り入れ、しばしば表面的にだけではあるが西欧の制度を取り入れ、マルクス主義と同様に創造的に展開しながら西欧の思考パターンを借りて、ヨーロッパの大国、そしてソ連時代は世界の大国、さらに最近ではリスボンからウラジオストックまでの大欧州における要となろうとしたのであった。

このような道筋から離れることは難しい。
しかし今、ロシアは初めて、北米、欧州連合、英国、日本、オーストラリアなど、統一された西側諸国と向き合っている。

しかも、西側諸国にはモスクワが頼れる同盟国がない。
フィンランド、スウェーデン、オーストリア、スイスなど、中立と思われていた国々でさえ、みな中立を放棄している。
ロシアと西側諸国との政治的断絶は完了し、両者の間に新たな関係規範が生まれるのは、「ハイブリッド戦争」の結果としてのみであり、その戦いには数十年とは言わないまでも、数年を要するだろう。

“Above all, [Russia] needs to give relations with non-Western countries priority over the de facto firmly frozen ties with the West.”
It seems like leaders, thinktanks, and media from around the world are increasingly calling for a new world order. Now one Russian government official is calling for the same thing.
At the end of March The WinePress reported on the World Government Summit meeting for 2022, where the hosts and panelists on the opening night explicitly asked if the people were read for a “new world order,” and why we need one.
Are You Ready For A New World Order? The World Government Summit Is Asking
A littler over a week prior to that President Joe Biden stated at a press conference saisd that “we’ve gotta lead” this new world order.
And, uh, since then we established a liberal world order and that hadn’t happened in a long while, a lot of people dying but nowhere near the chaos.
And now is the time when things are shifting. We’re gonna – there gonna be a new world order out there and we’ve gotta lead it, and we’ve gotta unite the rest of the free world, and we’re doing it.
Just recently Biden’s Economic Advisor Brian Deese reemphasized the push for a “liberal world order.” Discussing the continuing rise for the price of gas, CNN host Victor Blackwell asked, “The military analysts, the Director of National Intelligence say this can be a long war measured in years. I think everybody understands why this is happening. But is it sustainable? What do you say to those families that say, ‘Listen, we can’t afford to pay $4.85 a gallon for months, if not years. This is just not sustainable.”
Deese responded by saying,
What you heard from the president today was a clear articulation of the stakes. This is about the future of the liberal world order, and we have to stand firm.
https://twitter.com/i/status/1542857210119815169
Presently, we now have Dmitri Trenin, a member of the Russian International Affairs Council, also calling for a new world order, and a necessary split from the Western world and to greatly strengthen relations with the Eastern nations and South America.
On July 4th, RT published Trenin’s piece, titled, “Russia has made a decisive break with the West and is ready to help shape a new world order.”
Here is what Trenin wrote:
It’s perhaps hard to believe now but – only eight years ago – Russia was a full member of the former G8. Since then, there have been dramatic changes.
Just before the G7 leaders met at Elmau Castle in Bavaria last week, their counterparts from the five BRICS countries held an online summit under the Chinese presidency. Russia had been discussed as a threat at the G7 gathering but was a key participant in the latter.
Sweden And Finland Officially Join NATO
Long gone are the days when Moscow could straddle the divide between the West and the non-West. Following the 2014 Ukraine crisis, the G8 reverted to its previous G7 format; in the wake of the Russian military action in Ukraine last February, Russian-Western confrontation degenerated into a full-blown “hybrid war,” complete with an actual confrontation – if so far a proxy one.
Having tried, after the end of the Cold War, to become part of the new West, and having failed at that endeavor, Russia is now focusing on developing its ties with Asia, the Middle East, Africa, and Latin America.
This is both a difficult and a necessary task, for a number of reasons. First, there is a powerful inertia from the past. At least since the days of Peter the Great, Russian elites have looked westward, adopting Western ways of appearance and behavior (while remaining distinctly Russian beneath the garb and manners); adapting Western institutions (even if often only superficially); borrowing Western patterns of thinking (while creatively developing them, as with Marxism); seeking to become a great European power; then, in Soviet days, a global superpower; and, more recently, a key component of a greater Europe from Lisbon to Vladivostok.
This is a pathway hard to wean off from. Yet, now, for the first time ever, Russia is facing a united West, from North America, the European Union, and Britain, to Japan and Australia. What’s more, there are no allies in the West that Moscow can turn to – even notionally neutral states such as Finland, Sweden, Austria, and Switzerland, have all ditched their neutrality. Russia’s political rupture with the West is thus complete, and any new norm of relations between them can only emerge as a result of the “hybrid war,“ which will take years, if not decades, to fight out.

第二に、モスクワの経済関係は、主に西側諸国との間で構築されてきた。
歴史的に、ロシアは西ヨーロッパの産業にとって資源であり、大陸の穀倉地帯であり、工業製品や技術の主要な輸入国であった。
最近まで、ロシアはEUとの貿易だけでロシアの対外貿易の半分以上を占めており、ドイツはロシアへの機械や技術の主要な輸出国であった。

1970年代初頭から、ロシアから西ヨーロッパへの石油・ガスパイプラインは、冷戦時代の危険な時期やソビエト連邦自体の崩壊という激動の時期にも、経済関係のバックボーンを形成し、大陸の全般的な安定に寄与してきた。しかし、これも終わりを告げようとしている。

米国、EU、英国がロシアに課している厳しい制裁は、ウクライナでの実際の戦闘が停止しても解除されることはなく、外国為替と資産の差し押さえという痛ましい経験は、今後ロシアが欧米との経済関係を築く上で大きな足跡を残すことになるであろう。

第三に、文化的な面では、ロシア人は伝統的に自らをヨーロッパの他の地域と同一視してきた。キリスト教、古代ギリシャ・ローマの遺産、フランス啓蒙主義やドイツ哲学の思想、ヨーロッパの文学や芸術、音楽、ダンスなど、これらすべてがロシア独自の文化の形成に役立ち、自己発展のための強力な刺激となったのである。

近年の政治的断絶や地政学的変化にもかかわらず、ロシア文化の基盤は間違いなくヨーロッパである。

しかし、今日の西側の文化状況、特に個人の自己表現に対する支配的な崇拝、抑圧的になりつつある自由主義の暴走、家族観の侵食、ジェンダーの拡散などの多くの要素が、ロシア国民の大多数が持つ伝統的な文化コードと軋轢を生じている。

とはいえ、ロシアが西側諸国に目を向ける必要があるのは明らかで、歴史的な惰性や以前の地政学的優先事項の遺産、文化的親和性を克服できる可能性があることを意味する。
西側諸国がロシアを敬遠し、孤立させ、時には「キャンセル」しようとする中で、モスクワは古い習慣を捨て、西ヨーロッパや北米以外の広い世界に手を伸ばすしかないのである。

実際、これは西側諸国との関係がもっと冷え込んでいた時代から、歴代のロシア指導者が繰り返し公言してきたことだが、ヨーロッパ志向の考え方、西側の商品や技術と資源を交換することの容易さ、西側のエリート層に受け入れられたいという野心が、その意図を現実のものにすることを阻んでいたのである。

しかし、人は他に選択肢がないときにこそ、正しいことをするようになると言われている。ロシアにとって欧米に屈するという選択肢は、今のところない。事態はあまりにも深刻である。

ロシア外交の見直しが必要なのはもちろんだが、それ以上に追求すべき真の機会がある。冷戦終結後、アジア、中東、アフリカ、中南米の先進諸国は、経済、政治、技術、軍事などあらゆる面で目覚ましい発展を遂げた。

「ハイブリッド戦争」勃発以前から、中国はロシアの主要貿易相手国としてドイツを追い抜いただけでなく、ロシアへの機械・設備の主要輸出相手国となっていた。
ソ連・ロシア製兵器の伝統的な輸入国であったインドも、モスクワの主要な技術パートナーとして台頭してきている。

サウジアラビアとアラブ首長国連邦は、OPEC+方式による石油生産量の調整においてロシアの主要なパートナーである。
トルコとイランは、重要な戦略的地域における主要な独立プレーヤーである。非西洋諸国の大多数が、ウクライナでロシアが行っていることを非難することを拒否したという事実-その多くは米国の強い圧力にもかかわらず-は、我々と共にあると考えられるという意味で、モスクワにとって最も心強いことである。。

Second, Moscow’s economic relations have been largely built with the West. Historically, Russia has been a resource for Western European industry; a breadbasket of the continent; and a major importer of industrial products and technology. Until recently, Russia’s trade with the European Union alone accounted for more than half of Russia’s foreign commerce, and Germany was the lead exporter of machinery and technology to Russia. Since the early 1970s, oil and gas pipelines from Russia to Western Europe have formed the backbone of economic ties and provided for general stability on the continent, even in the dangerous decades of the Cold War and in the turbulent times of the disintegration of the Soviet Union itself. This, too, is on the way out, however.
The severe sanctions imposed on Russia by the US, EU and UK will not be lifted even when the actual fighting in Ukraine stops, and the painful experience of foreign exchange and asset seizures will leave a huge imprint on any future Russian approach to economic ties with the West.
Third, in cultural terms, Russians have traditionally identified themselves with the rest of Europe. Christianity; the legacies of Ancient Greece and Rome; the ideas of French Enlightenment and German philosophy; European literature and the arts, music, and dance – all of this helped shape and form Russia’s own culture, giving it a powerful stimulus for self-development. Despite the recent political rupture and the geo-economic shift, the foundations of Russian culture remain definitely European.
However, a number of elements of today’s cultural scene in the West, particularly the dominant cult of individual self-expression, runaway liberalism that is turning increasingly oppressive, the erosion of family values and the proliferation of genders, jars with the more traditional cultural code of the majority of the Russian population.
That said, the obvious necessity for Russia to now look beyond the West means it can probably overcome the historical inertia, the legacy of previous geo-economic priorities, and cultural affinities. With the West shunning Russia, trying to isolate and sometimes ‘cancel’ it, Moscow has no choice but to kick its old habits and reach out to the wider world beyond Western Europe and North America. In fact, this is something that successive Russian leaders vowed to do repeatedly, even when relations with the West were much less adversarial, but the Europe-oriented mindset, the apparent ease of trading resources for Western goods and technologies, and the ambition to be accepted into Western elite circles prevented that intention from turning into reality.
It has been noted, however, that people start doing the right thing only when there are no other options. And certainly, capitulating to the West is no option for Russia, at this point. Things have gone too far.
Beyond the necessity of an overhaul of Russia’s foreign relations there are real opportunities to pursue. Since the end of the Cold War, the leading countries of Asia, the Middle East, Africa, and Latin America have risen spectacularly in all respects, from economically and politically to technologically and militarily.
Even before the outbreak of the “hybrid war,” China had overtaken Germany not only as Russia’s principal trading partner, but also as the leading exporter of machinery and equipment to Russia. India, a traditional importer of Soviet and Russian weapons, is now emerging as a major technology partner for Moscow. Saudi Arabia and the United Arab Emirates are Russia’s principal partners in regulating oil output in the OPEC+ format. Turkey and Iran are major independent players in a key strategic region. The fact that the vast majority of non-Western countries refused to condemn Russia for what it is doing in Ukraine – many of them despite strong US pressure – is most encouraging for Moscow. In the sense that those who are not against us could be considered to be with us.

インドネシアからブラジル、アルゼンチンから南アフリカまで、モスクワが関わりを持とうとするダイナミックで野心的な国々はたくさんある。

そのためには、ロシアの外交政策が適切な戦略を打ち出す必要がある。特に、事実上、固く凍結されている欧米との関係よりも、非欧米諸国との関係を優先させる必要がある。ローマの大使よりもインドネシアの大使、ウィーンよりもタシケントのポストの方が重要視されるべきだろう。

BRICS諸国におけるロシアの経済的、その他の潜在的な機会について監査し、それに取り組む計画が必要である。経済面以外では、学生交換プログラムを拡大し、ロシアの観光を東へ、南へと促進する必要がある。
ロシアのメディアは、主要な非西洋諸国の発展に関する報道を強化し、ロシアのエリートと一般大衆にこれらの国々の経済的現実、政治、文化について教育することが正しいだろう。

From Indonesia to Brazil, and from Argentina to South Africa, there are many dynamic and ambitious countries that Moscow is seeking to engage.
To be able to do that, Russia’s foreign policy needs to come up with an appropriate strategy. Above all, it needs to give relations with non-Western countries priority over the de facto firmly frozen ties with the West. Being an ambassador to Indonesia should be more prestigious than an ambassadorship in Rome, and a post in Tashkent should be viewed as more important than one in Vienna.
There needs to be an audit of potential economic and other opportunities for Russia in the BRICS countries, and a plan to work on them. Apart from economics, student exchange programs should be expanded, and Russian tourism encouraged to move east, and south. The Russian media would be right to increase coverage of developments in the key non-Western nations, educating the Russian elite and the broader public about the economic realities, politics, and culture of those nations.