こんばんは。「がの」です。
昨日の投稿で元金均等返済を説明しましたが、
今日はより多く使われている「元利均等返済」
これを説明していきます。
今回も、
借入金額:600万円
金利 :5%(固定)
返済期間:10年
を例にとりましょう。
元金返済の場合は、
元金を毎月均等に返済しますので、
元本の返済額は、600万÷120(ヶ月)=5万円。
利息分は、600万円✕5%÷12(ヶ月)=約2.5万円
で、初月の返済額は7.5万円となります。
(徐々に返済額は小さくなっていきます。)
元利均等というのは何か?といいますと、
返済期間の間の毎月の支払額を
一定の金額にする計算方法です。
元本を毎月均等に返済すれば、
その分元本が小さくなり、
利息も小さくなり、
返済額が小さくなるところを、、、
「返済期間の間の毎月の支払額を一定」
にするので、
当初の元本の支払が小さくなります。
(利息分が多めの計算になります。)
計算式は複雑ですので、
とても計算できませんが、
例えば、こういったWebページで
条件を投入すると、毎月の返済額が
算出されます。
今回の冒頭に出した例では、
毎月の支払額が63,639円となります。
元金均等返済では、初月が7.5万円。
元利均等返済では、毎月が6.3万円。
ですので、元利返済の方が
支払いが安く見えるかもしれませんが、
元金均等返済は、徐々に返済額が小さくなり、
最終月には、5万円程度になっていますし、
元利均等返済は、最初に利息分の支払いを
行うので、元本の減りが遅く、
トータルで考えれば、
元本均等返済の方が安く済みます。
総合的に見ると、
元本均等返済=最初苦しんで後で楽する
元利均等返済=最初楽だが、トータルでは損
という形になります。
まぁーこれに限っては、、
言葉で説明するより、
図を見た方が早いですね^^;
図を参照ください。。
※画像の出典: http://ul.lc/398v
※おまけ
元本返済は、なんとか手計算でできますが、
元利返済は、計算式を調べると∑とかでてきて、
訳が分かりません。
ExcelでPMT関数というのを使うと、
元利返済の月額出費が計算できますよ!
元本返済もIPMT関数で計算ができます!
ということで、
それでは、
今回はこの辺で。
以上、
「がの」がお送りしました(^o^)/