こんばんは。「がの」です。
前回、前々回と融資の返済方式・・・
元利均等/元金均等の2つを説明しました。
特徴を再度まとめますが、
・元本均等返済
初期の返済額が高いが、時が経つにつれ負担が軽くなる
→ トータルでは元利均等より安い。
・元利均等返済
初期の返済額は元本均等返済より安いが、
返済額は一定であり、時が経つと元本均等の方が安くなる。
→ トータルでは元本均等より高い。
要するに
前者は先行逃げ切り型。
後者は高くついちゃうけど、一定。
となります。
高度経済成長期の時であれば、
時が経つにつれて「給与が上がる」ことを
前提にローンを組みますので、
トータルのコストが多少上がっても、
初期のコストを抑えた方が
いいわけです。
ですから
多くの人が「元利均等返済」を好みますし、
銀行も「元利均等返済」をおすすめします。
ただ、、、
難しいのは現在のデフレ経済下です。
給料が伸びる保証がない中で、
「元利均等返済」が正しいのか?
これは個人個人で考える必要があります。
また、デフレというのは、
お金の価値が上がっていきますので、
返済額が変わらない=負担が増えている
と同様の意味となります。
給料の伸びを期待するのではなく、
将来のことを考えて、現在、負担を大きくして、
将来の負担を軽くする。
これも1つの選択肢として、
考えるべきかと思います。
過去の名残もあり、
多くの方が住宅ローンで、
「元利均等」を選ぶ傾向が多いそうですが、
こういう選択肢もある
「元金均等」を選ぶ選択肢もある
ということを頭の片隅に
いれて頂ければな、、と思います。
とはいえ、
私も「元利均等」で、ローン組んでますけど(笑
東南アジアなので、インフレ傾向ですから、
日本とは事情が違いますので^^
ということで、
それでは、
今回はこの辺で。
以上、
「がの」がお送りしました(^o^)/