[A] Across The Universe -22ページ目

ライフアルバム / いきものがかり

先日NHKのトップランナーにいきものがかり出ていたのを見た。
素朴な雰囲気が残り、それでいて心に響くメロディーを書くことができる彼らはこれからどれだけ伸びていくのだろう、とワクワクしながら見た。

水野くんは作曲に30日かかり、山下くんは30分で終わるのだという。
特に水野くんはメロディーを何度も何度も練り直し、一度聞いたら忘れられないメロディーになるまで修正し続けるのだそうだ。
いきものがかりのメロディーの秘密はそんなところにある。

しかし、このアルバムに収められている山下くんの曲、「ソプラノ」も素晴らしい。
ベタベタしがちな曲を、さらっと仕上げるのはヴォーカルの聖恵ちゃんの歌唱力のおかげでもある。

我が家では大人気となったいきものがかり。

きっと国民的な人気のグループになるに違いない、と期待している。







ライフ アルバム
ライフ アルバム
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いきものがかり
エピックレコードジャパン (2008-02-13)
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おすすめ度の平均: 4.5
4 桜咲く街物語の方が好みだけど・・・
3 どうだろう。
5 個人的に1stより好き
4 なぜこの時期なのか?
4 聴き惚れる


sakura




sakura







散る桜

残る桜も

散る桜







引き寄せの法則 / エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス

ベストセラーとなった「ザ・シークレット」に連なる引き寄せの法則のオリジナル版。

読み始めると、読者はまず戸惑う。
ヒックス夫妻に啓示を与えるのは、チャネリングで出てくる「エイブラハム」という目には見えない存在だからだ。
しかし、読み進めると引き寄せの法則において疑問であった数々の事象が、エイブラハムによってすべてクリアにされていく。

まずは、「ザ・シークレット」を読んだときに確信した、嫌な気分になるニュースを聞いたり読んだりするよりは、やめた方が法が良いとエイブラハムも言っている。

そして、ネガティブな感覚を持ちそうになったときは、ポジティブな感覚への橋渡しをしなければならない。
例えば、冬のインフルエンザの時期になると、以前インフルエンザにかかった悪い記憶を思い出してしまう場合は、こんな風に橋を架ける。

「今頃の季節はインフルエンザにかかりやすい」
「今年はインフルエンザにかかりたくない」
「今年はインフルエンザにかからないことを望む」
「みんな、インフルエンザにかかるようだ」
「いや、それはおおげさだ。全員がインフルエンザにかかるわけではない」
「それどころか、わたしだってインフルエンザにかからないで済んだことが何度もある」
「必ずインフルエンザにかかるわけではない」
「今がインフルエンザの季節でも、私がかからないで済む可能性はいくらでもある」
「わたしは健康でいたいし、そのほうが気分がいい」
「過去にインフルエンザにかかったときは、まだ自分で経験をコントロールできることを知らなかった」
「今は自分の思考のパワーを理解している、だから状況は変わった」
「今は「引き寄せの法則」のパワーを理解している。だから、状況は変わった」
「今年、インフルエンザを経験しなければならない必然性はない」
「自分が望まない経験をしなければならない必然性はない」
「経験したいことのほうへ思考を向けることは可能だ」
「望む経験をするほうへ人生を動かしていこう。そう考えるほうが気分がいい」

例として、こんな風にネガティブな感覚から思考をポジティブな方へ振り向けていく。
自分も日々この考え方を練習している。


そして、エイブラハムは誰もが持つであろうこんな疑問にも答えてくれている。
「全てを手に入れることができるのはわかったが、働くのは嫌だ。どうすれば良いか」

この問いに対するエイブラハムの答えは秀逸。
そのような問いをするのは、働くことが豊かになる唯一の方法と考えているからである。
よって、豊かになる唯一の方法をしたくないのであれば、豊かにはなれない。
豊かさを望み、そのためには働かなくてはならないと信じて一生懸命に働けば、そこには対立はないから、ある程度の豊かさを達成できる。
豊かさを望み、自分は豊かになる価値があると信じて、望んでいるのだから実現すると期待していれば、思考に対立がないので、豊かさがよってくる。

なるほど。
That's Simple.




引き寄せの法則 エイブラハムとの対話
ジェリー・ヒックス エスター・ヒックス
ソフトバンククリエイティブ
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5 これこそ景気がいい本
4 一部の人のためにある本
3 この本よりまずウィリアム・W・アトキンソンの引き受けの法則
5 『許容し可能にする術』に、心痛む。
4 「あなたの関心」がすべて。ぶれがない。


ザ・シークレット / ロンダ・バーン

電車の中等でこの本を読んでいる人を結構見かける。
ベストセラーなのだろうとは思っていたが、いわゆるベストセラーにはあまり興味がないので気にもしていなかった。
しかし、ふとしたことからこの本が「引き寄せの法則」関連の本だと知るや、一気に自分が引き寄せられた。

題名は「ザ・シークレット(秘密)」であるが、成功哲学関連書を多数読んでいる方には「秘密」でもなんでもなく「常識」的なことが書かれている。
内容は、「成功者」に共通するある種の法則を集めているので、やや散漫なものの、それが逆に説得力を高めている。

マーフィーを読んでも書いてあるが、引き寄せの法則で重要なことは、否定的な思いでもそれを引き寄せてしまうということ。
「あの人いやだな」、「あんなことが起きたら困るな」
こんな否定的な思いは、否定と肯定の違いを認識出来ない深層心理が、否定的な思いとわからずに引き寄せてしまう。
この「引き寄せの法則」のことを実はマザー・テレサも知っていたそうだ。
彼女は、「戦争反対の集会には出席しません。平和のための集会を開くのでしたら、私を招待してください」と言っていた。

実はしばらく前から、ニュースは否定的な事柄ばかりを取り上げ、喜ばしい事柄を取り上げることは極端に少ないと気づいてから、ニュース自体を見る機会を意図的に少なくしている。
これは、理にかなっていることなのだと確信した。

しかし、読み進めながら、全ての人が「引き寄せの法則」を理解し、全ての人が思いを実現し始めたらどうするのだろう、と言う疑問がわいてきた。
全ての人がBMWに乗りたがったらどうなるのだろう。
そんなことを考えながら読んでいたら、偶然にもこんなフレーズが出てきて驚いた。

「人々が本当に望むものを心から追求し始めると、お互いに同じものを求めるということは起こりません。それがこの法則の素晴らしいところです。皆が皆BMWを望んでいるわけではありません。皆が皆同じ人を求めているわけではありません。皆が皆、同じ体験を求めているわけでもありません。同じ服も求めていません。」
ジョー・ビタリー博士



ベストセラーとなり、たくさんの方が読まれたようだが、まぎれもない真実が書かれていることに気づき、みんなが実践するようになれば、少しずつ社会は良くなっていくと期待している。





ザ・シークレット
ザ・シークレット
posted with amazlet on 08.03.30
ロンダ・バーン 山川 紘矢 山川 亜希子 佐野 美代子
角川書店 (2007/10/29)
売り上げランキング: 49
おすすめ度の平均: 4.0
4 望む現実に目をむける。
4 「秘密」かどうかは別として・・・
2 たくさんの事例を紹介するのはいいのだけれど・・・



ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 / キグスレイ・ウォード

確か発売当時にベストセラーとなった記憶があるが、今となっては内容もほとんど思い出せず、文庫版が出ていたので再読。

元々、本にするために書かれたわけではなく、心臓の大手術を行った著者が人生の先輩として「生きるノウハウ」、「経営のノウハウ」を息子に宛てた手紙である。
書き始めは遺書のつもりで書き始めたのかもしれないが、全編息子に対する愛情で溢れている。

それぞれの手紙の最後には、必ず父親がその手紙の内容に沿う形で署名されている。
その署名はある時は「カヌーの相棒」であったり、「君と懇意の銀行家」だったり、「同じ人生の旅人」だったりする。


しかし、最後の手紙だけは違っていた。
父親が会社を引退するに際して、最後に息子に与える助言である。

エピクトーテスの言葉

宴席で作法を守るように、人生の作法を守ることを忘れてはならない。
ご馳走がまわってきて、自分の前に来たら、手を伸ばして、礼儀正しく一人分を取る。
つぎにまわっていくのをとどこおらせることのないように。
まだまわってこないうちから欲しそうにしないで、自分のまえに来るまで待つように。
子供についても、妻についても、地位についても、富みについても同じことである。



そして、手紙の最後には最初で最後である「父さんより」と言う署名があった。






G.キングスレイ ウォード, G.Kingsley Ward, 城山 三郎
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 (新潮文庫)

話し言葉で読める「西郷南州翁遺訓」 / 長尾剛

なぜ自分が打ち立てた新政府に反発して、最後に自刃した西郷さんがこれほどまでにみんなに愛されているのか、以前はよくわからなかった。
しかし、いろいろな書物を読むごとに彼の愛すべき性格を知るようになり、今では私も好きな歴史人物の中の一人となっている。

その西郷さんが弟子たちに言い残した至言の数々を、後日まとめたものが「西郷南州翁遺訓」。
それを口語でわかりやすく解説してくれたのが本書である。

そして、なんと驚いたことにこの本をまとめたのは薩摩藩邸焼き討ちで薩摩藩の敵であり、幕府側にあった庄内藩の人たちが明治になってまとめたというのだ。
戦後、庄内藩の人たちは徳川を守って立派だったと西郷は誰一人として切腹させず、庄内藩の人たちは西郷に逆に敬愛の念を持つようになった。

そうして編まれた「西郷南州翁遺訓」。
現代にも通ずる普遍の原理である。



トップに立つ者が、もっともやってはいかんことがあります。
組織の中に、大きな功績を残した者がいた時、その者に「褒美としての地位」を与えることです。これはいけない。・・・・・・
では、功績ある者に対してはどのように報いてやれば良いのか。当然、何かの報いがなければならぬ。・・・・・
ここはスッキリと金銭で褒美を与えてやれば良い。金銭ならば、それを与えたとて、その場限りのことである。後々お国や組織が悪い影響を受けるということはない。


会計出納、すなわち予算財政は、お国の根幹であります。・・・であるからこそ、会計とは、よほど謹んで扱わねばならぬ。
では、会計を扱うに、もっとも大切なこととは何か。
一つしかないのです。
すなわち、「入るを量って、出るを制する」ことである。歳入を先に考え、それから支出を考える。この順番を遵守することである。
・・・・・
民が苦しめば、国力は衰える。国そのものが疲弊して、ついには救いようがなくなってしまう。
すなあwち、です。歳入に収まらぬ予算とは、どれほど見た目立派な事業に注がれようと、長い目で見れば、国をダメにする元なのです。









長尾 剛
話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)

乞食の子 / 頼東進

人口2千数百万人の台湾で、100万部の記録的なベストセラー。
まさに「乞食の子」として育った著者の半生記。
著者は1959年生まれ。
戦後しばらくしてからも、これほどの生活が台湾にはあったのか。


この本を最後まで読むのには、非常な忍耐がいる。
あまりに救いようのない事実に目を背けたくなるからだ。
事実、私より先にこの本を読んだ妻は30ページも読まずにやめてしまった。

父親は盲目、母親は知的障害、生活拠点は墓地。
姉に次いで生まれた著者は、家族の働き頭。
父親と二人で、毎日人家を尋ね、街角にたたずみ食物を恵んでもらう。

兄弟は次々に生まれ、中には栄養不足から亡くなってしまう兄弟もいる。
姉は女郎屋に売られてしまう。
著者が念願の末に入ることができた学校は、姉を女郎屋に売ったお金でまかなうことができた。
学校から帰り、夜はまた物乞いに向かう毎日。
学校の勉強は物乞いをしながら、夜は街灯を借りて。

著者はまだ50歳にもなっていない。
日本の戦後も大変だった話しを聞くが、台湾でもこれほど苛烈な人生が遠くない昔にあったとは。
安心して欲しい。
悲しすぎるエピソード山盛りだが、ハッピーエンド。


「意志あるところに道は開ける」
そんな言葉が似合いそうな著者の波瀾万丈の半生記である。








頼 東進, 納村 公子
乞食の子〔文庫版〕 (小学館文庫)

一瞬で自分を変える方法 / アンソニー・ロビンズ

彼の名前と書名を見て、この本を買わずにいられる人がどれだけいるのだろう。
スーパー・カリスマコーチが一瞬で私を変えてくれるのであれば、本一冊などとるに足らない出費である。

内容はシンプルかつポイントが濃縮されている。
そして、全てが実用的で今すぐに始められる。

ここでは、「奇跡を起こす七つの信念」をあげてみる。
・いつも「可能性」に気持ちをフォーカスする
・「失敗」はない、あるのは「結果」のみ
・どんな結果にも潔く「責任」をとる
・細かいことより「本質」をつかむ
・「人材」こそが最大の資源
・仕事は「楽しんで」やる
・「努力の差」こそ「結果の差」である

このほかにも「一瞬で」自分を変える方法が多数解説されている。

非常に参考になるものの、成功哲学本を多数読んでくると、一番の問題はこの内容以外の事実にあることに容易に気づく。

それは、「行動に移すこと」

これが一番難しい。
行動に移すことさえできれば、8割は成功したようなものなのだろうが、自分を含めた大多数が行動出来ずに成功本を読んで研究にとどまっている。

行動に移すためにはどうするべきか、そんな解説書はないものだろうか。







アンソニー ロビンズ, Anthony Robbins, 本田 健
一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える

東京麺通団@新宿

蕎麦はよく食べるので、最近になりやっとその違いがわかりかけてきた気がする。

うどんも好きだが、その割に食べる機会が少ないので違いがよくわからない。


今回は非常に評判が良いらしい、新宿にある「東京麺通団」に行ってみた。
この店はどうやら勝谷誠彦が関わっているらしい。

麺通団


店内に入り、入り口でメニューを注文すると、トレーを持ってベルトコンベア式にサイドメニューをゲットする。


初めてなので、オーソドックスな「あつがけ」をオーダー。


麺

あつがけは、会計後にレジの隣にある機械で「自分で」丼に出汁を入れる。
この方式はなかなか良い。


麺を多めの「中」にしてしまったのだが、並んでいるうちに「じゃこ天」と「キス天」に目を奪われ、「半熟玉天」までとってしまう。
少し食べ過ぎ。

ジャコ


残念ながらうどんは未熟なためにで相対比較ができないのだが、とにかく「出汁がうまい」。

麺も「もちもち」していてすごくうまい。

近所にあれば、通ってしまうことは間違いない。

夕凪の街 桜の国 / こうの史代

私は戦争のことは知っているつもりでも、本当の戦争を知らない。
同じように原爆のことを知っていても、本当の原爆のことは知らない。

たくさんの方が亡くなって、今でも苦しんでいる方がおられて、
とにかく言葉では洗わせないほど悲惨なことだった。

「広島で起きたことは、たったそれだけではありません。」

この本を読むと、そんな風に静かに注意をされている気分になる。
広島は特別なことではなく、自分の身の回りで今でも続いている。
そう認識を改めさせられる。


打越さんが、みなみに言うのだ。
「生きとってくれてありがとうな」


みんな誰かにとって大切な存在。
そんなささやかな事実を奪っていくのがあの戦争だった。

そしてそれは今でも地球のどこかで続いている。


学校の副読本に採用して欲しい。




こうの 史代
夕凪の街桜の国