フィギア女子
フィギア全日本選手権が開催された。例によって男子はスルーして、女子の結果・感想を記していこう。23日はショートP。予選を勝ち上がった17人、ジュニア推薦6人、そしてシード7人、計30人によって繰り広げられた。私は第3グループから観始めたが、この時点でのトップはジュニアの住吉りおん。1位から5位まで全てジュニアの選手が占めていた。彼女は最終的にSP7位になるのだが、フリーが楽しみだ。結局6人のシード選手が、彼女を抜いていった。1位は第一人者・坂本花織79,23。2位は今期好調の樋口新葉74,66。3位はトリプルアクセルが決まった新星・河辺愛菜74,27。4位は実力派・宮原知子73,76。5位は我等の三原舞依73,66。2位から5位までの差は僅か1,00点。舞依ちゃん、表彰台は充分いける。6位は、去年のNHK杯で三原の表彰台を阻んだ松生理乃72,31。そして、一時期脚光を浴びた本田真凛は23位、かろうじてフリー出場権を得た。25日、運命のフリーS。注目の住吉りおんは第三グループの6番目。勝負の4回転トゥループを始め、得点源のジャンプが決まらず、フリー11位、総合8位に留まった。住吉りおん・18歳それでもダイナミックな中に見せる優雅さ、メリハリのある演技は国際大会での活躍が期待される。7位はSP6位の松生理乃 198,77。6位はトリプルアクセルを決めた渡辺倫果199,15。SP8位から順位を上げた。彼女も先が楽しみな選手だ。5位は宮原知子206,51。且つてのミスパーフェクトの面影は薄れてきている。4位に三原舞依206,86。あの連続技が決まっていれば、表彰台は確実だった。まあ勝負事にタラレバは禁物。次を目指そう。三原舞依3位は河辺愛菜209,65。SPに続きトリプルアケセルを決め、三原を押えた。飛躍が期待される。2位は樋口新葉221,78。完璧な演技で涙のフィニッシュ。1位は坂本花織234,06。紀平がケガで戦線離脱の中、唯一人世界に通用する異次元の滑りだった。北京五輪出場決定。残り二人は多分、樋口と河辺だろう。さて、ウィンタースポーツといえばカーリング。五輪最終予選で日本代表(ロコ・ソラーレ)は韓国とのプレーオフを制して、北京五輪出場を決めた。北京でまたあの笑顔が見れるのは楽しみだ。