焼津みなとマラソン
桜が満開になり、春真っ盛りである。去年に引き続き、焼津みなとマラソンに参加した。前回は4月10日の午前11時スタートで、暑いくらいだったが、今回は4月2日の午前9時スタート。冷たい海風が吹きつけ、1時間半待つ間は寒さとの闘いだった。3,4kmの部、時間通り9時にスタート。(今年は5kmが無くなり、3,4kmに変更になった。)走り出せば風は気にならなかったが、どんどんみんなに抜かれていく。今日のために練習してきて、手応えは掴んでいたので、マイペースを守った。1㎞地点、タイムは7分少々。順調だ、このまま行けば目標(28分)はクリアできる。折り返し地点(1,9km)では14分を切っていたが、ゴールまでは向かい風だった。去年の5kmのコースよりずっと走りやすかった。ゴールタイムは25分ちょうど。目標を大幅にクリアした。ゴール後参加賞を貰い、恒例のカツオも当たって大満足。シューズをプーマに替えたせいか、足も痛くならなかった。このマラソン大会は「焼津みなと祭り」のイベントの一環で、私の様に一人で参加している人は少なく、家族や会社の同僚などみんな賑やかにお祭りを楽しんでいる。私は早々に車を停めてある、娘たちが住むマンションに向かった。そして11時過ぎに帰宅し、かみさんといつもの様に買い物に出かけた。かみさんとの会話。「一人で走って何が面白いの?」「面白くない」「面白くないなら、やめればいいじゃない」「やめたら、目標が無くなる」そう、私は目標が無いとやらない性格。音楽がそうだった。目標が無いので、ウクレレ、三線、ギターなど何年も触っていない。今年のタオルは山吹色さて、話は前後するが、3月11日に東京へ絵画を観に行った。東京都美術館の「エゴン・シーレ展」と、国立新美術館の「ルーブル美術館展」。エゴン・シーレ「横たわる女」エゴン・シーレは19世紀末のオーストリアの画家。クリムトから強い影響を受けている。少し濁りのある、赤裸々な画風は、見る者の心情に強く訴えてくる。私の好きな画家の一人である。新美術館の「ルーブル美術館展」はサブタイトルが「愛を描く」。展示作品の中に、ブーシェの「オダリスク」があったので、これを目当てに行ってきた。ブーシェ「オダリスク」お尻は女性の一番美しい部分だ。ルノワールは言った。「もし、女性の乳房と尻が無かったら、私は絵を描かなかっただろう」と。コロナもほぼ終息し、マスクなしで歩けるようになった。普段からうがいと手洗いを励行してれば怖くない病気だ。日本もようやくもとに戻りつつある。