10月9日、8年ぶりに女子ゴルフ観戦に行った。

JLPGAレギュラーツアー31戦目の「スタンレー レディスゴルフトーナメント」。

毎年裾野の「東名カントリークラブ」で行われているが、悪天候だったり、かみさんが入院したり、コロナ禍だったりで7年も間が空いてしまった。

 

新幹線で9時20分、三島着。

送迎バスに乗り、9時50分ゴルフ場に到着。

今日はお目当ての鈴木愛選手に付いてラウンドを回るプランである。

まず彼女がどの辺りを回っているか調べ、先回りして14Hへ向かう。

14Hに着くと、賞金ランクトップの山下選手や、今期5勝の西郷選手がセカンド地点に向かっていた。私はグリーン脇で彼女たちを待った。

二人ともパーで通過し。次の組は銀メダリストの稲見選手やベテランのイ ボミ選手。バンカーに入れた稲見の3打目は見事にピン傍に。楽々パーで上がっていった。

 

そして、お待ちかねの愛ちゃんの組が近づいてきた。

この組は他に今期初優勝を果たした植竹希望選手と新進気鋭の岩井明愛選手。14Hは3人ともパーで上がった。

次の15Hでは愛ちゃんが待望のバーディー。

上がって16Hへ向かうところで、彼女に「ナイスバーディ!」と声をかけた。

少し微笑んでくれたような気がしたが、最近はすっかり落ち着いてきて、感情を表に出すことがめったに無くなった。

この後18Hまでパーが続き、彼女は2アンダーで1Rをホールアウト。

丁度正午になった。2Rが始まるまで1時間以上あるので私も昼食をとった。

前日は大雨で、昼頃延期が決まり、愛ちゃんは今日は合計30Hも回らなければならない。若いとはいえ体力勝負のスポーツである。

 

13時過ぎ、愛ちゃんの組の2Rが始まった。

東名カントリーは山の中のコースである。上り下りが激しい。他のギャラリーと歩調を合わせるのも楽ではない。

普段使わない筋肉も使い、翌日は筋肉痛だった。

私は9Rまで彼女を応援した。彼女のフロント9は、4バーディノーボギーで6アンダーの4位タイ。もしかすると久しぶりに優勝争いできるかもと期待しつつ、15時15分、三島駅行きのバスに乗った。

 

優勝が決まり、キャディとハイタッチする小祝選手

翌日の決勝ラウンドで、鈴木愛はさらに9アンダーと伸ばしたが、優勝したのは12アンダーの小祝さくら選手。今期2勝目を飾った。

因みに冒頭の写真は、東名カントリー18Hのグリーン遠景。

これ以上近づくと、カメラ没収されかねない。