まもなく、2つの短期ワークショップが開催となります。

 

1つ目は、5/28(日)「台本読解塾 vol.5」

台本から役を読み取ってゆく、俳優の「知性」を磨くクラスです。

 

2つ目は、6/4(日)「はじめてのマイケル・チェーホフ」

身体と内面との関係を掴み、知性や論理ではなく「想像力」で役を手に入れていくというテクニックを、基礎から学びます。

 

相反するような入口の、2つのクラス。

ぜひ、今のあなたに必要なものを選んでみてください。

(W受講割引もあります)

 

 

 

 

サイコ(理)フィジカル(体)。

世界の名優たちが実践するテクニック!!

 

 

EQ-LAB Acting Studio

 

はじめての

マイケル・チェーホフ

 

 

 

※定員に達したため、募集は締め切りました。

ありがとうございました。

 

 

 
【日時】

6月4日(日)13:00〜17:00

 

【場所】

イイスタジオ(神保町)

【定員】

6名

 

【持ち物】

筆記用具、着替え、上履き

 

【参加資格・条件】

▶︎18歳以上

▶︎演技力向上を志す方

▶︎演劇をより深く理解し、楽しみたい方

 

※定員に達したため、募集は締め切りました。

ありがとうございました。

 

 

▶︎ご利用いただけるお支払い方法

・銀行振込

・クレジットカード

・コンビニ決済またはPay-easy

・ドコモ払い

・auかんたん決済/au WALLET

・ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い

 

 

 

 

■マイケル・チェーホフ・テクニックとは?

 

「マイケル・チェーホフ(1891~1955)は、20世紀を代表する俳優の一人です。スタニスラフスキーの一番弟子であり、「最も素晴らしい俳優である。」と評されるほどでした。

教師としても優れていたチェーホフは、鋭い観察と経験から独自の演技テクニック(マイケル・チェーホフテクニック)を生み出しました。

その価値は多くの俳優に認められてきました。

(中略)

現在では、全世界の大学や演劇学校などで学ばれています。」

 

「マイケルチェーホフ東京」公式HPより抜粋)

 

 

『かもめ』等を生み出した劇作家アントン・チェーホフの甥にあたり、スタニスラフスキーの一番弟子として彼が演出する舞台にも出演していたマイケル・チェーホフ。

彼が考案したテクニックは、スタニスラフスキー・システムをより進化させたものであり、世界各国の名優たちが学び実践しています。

 

<マイケル・チェーホフ・テクニックを学んだ名優たち>

▶︎マリリン・モンロー

▶︎ユル・ブリンナー

▶︎クリント・イーストウッド

▶︎マラ・パワーズ

▶︎ゲイリー・クーパー

▶︎ジャック・パランス

▶︎グレゴリー・ペック

▶︎アンソニー・クイン

▶︎ジャック・ニコルソン

▶︎アンソニー・ホプキンス

 

……しかし、残念なことに。

日本では、彼の著作はほんの数冊しか翻訳・出版されておらず、あまりきちんとその方法論が入ってきていないのが現状です。

 

今回は、そのテクニックを日本で正しく伝えてくださっているスタジオ「マイケルチェーホフ東京」の代表・秋江智文氏を講師にお招きして、『初めてのマイケル・チェーホフ』というテーマで特別ワークショップを開催致します。

 

 

▲マイケル・チェーホフ・テクニックを学んだ名優たち。

 

 

サイコ・フィジカル・アプローチ

 

スタニスラフスキー・システムの初期や、アメリカのメソッド演技法では、演技の考え方は基本的に「inside out」(内から外へ)というものです。

つまり、「内面を作って動かせば、それが身体に表出する」という順序で役が演じられます。

 

しかし、スタニスラフスキーは、彼のシステム後期においてこれを大きく修正。

「身体と内面は、双方向で繋がっている」という考え方のもと、「外から内のアプローチ」という「身体的行動」の手法が取り入れられるようになります。

そうした「双方向の繋がり」を利用した結果、俳優の身体性が非常に重要視されるようになりました。

 

マイケル・チェーホフ・テクニックでは、そうした「身体と内面の双方向の繋がり」を最大限利用し、システムをさらに進化させた「サイコ(心理)・フィジカル(身体)・アプローチ」というものが考案され、そのテクニックの重要な位置を占めています。

 

また、システム初期やメソッドにおいては、「役は俳優自身の『内』にある」とし、俳優自身の内側(内面)を探る手法が取られますが。

マイケル・チェーホフのテクニックは、「役は俳優の『外』」にあるとし、その想像の役に俳優が「変化・変容」するという考え方に基づいています。

その結果、より一層 "創造的" な役へのアプローチを可能にしているのです。

 

 

レッスン内容

 

演技ワークショップ "EQ-LAB" では。

スタニスラフスキー・システムを「今日のリアリズム演技の基礎」と位置付け、一部アメリカのメソッド(マイズナー・テクニック)も交えながら、レッスンを展開してきました。

(システムについては、身体を使った「後期」の方法論も導入しています。)

 

そこから "EQ-LAB" の視野を一歩先へと進めるために、今回、異なるアプローチの手法をぜひご紹介しようと思います。

それが「マイケル・チェーホフ・テクニック」です。

 

今回は、基本となるエクササイズの実施のほか、

 

▶︎世界の名優たちが学んでいる「マイケル・チェーホフ・テクニック」って、何?

▶︎スタニスラフスキー・システムとの違い

 

といった部分の解説も含め、一通りの基礎的な理解を手に入れていただこうと考えています。

 

<学べる技能、関連する技能の例>

▶︎サイコ・フィジカル・アプローチ

▶︎アトモスフィアー

▶︎イマジナリー・センター(想像的な核)

▶︎イマジナリー・ボディー(想像的な身体)

▶︎サイコロジカル・ジェスチャー

 

こうしたことは、書籍などではなかなか掴めないものです。

全体を分かりやすくまとめて教えていただけるというのは非常に貴重な機会だと思っています。

 

※身体を使ったエクササイズが主になります。

 

 

新しい学びの扉を、一緒に開きましょう!!

 

スタニスラフスキー・システムやメソッド演技法とともに、世界で主軸になっている演技法があります。

それが「マイケル・チェーホフ・テクニック」です。

 

この方法では、ほかの2つに比べ、非常に優れている注目すべきポイントがあります。

 

システムやメソッドは、俳優自身の中にある、経験や記憶に基づいたリソース(資源)を使い、役を「内側」に発見してゆくというのが基本的な考え方です。

その結果、そうしたリソースは「限りあるもの」と捉えられます。

そして、自分の中から資源を掘り出す作業は、非常に大変な作業になり得てしまうのです。

 

しかし、マイケル・チェーホフによる方法では、「想像」を使用するため、それは「限りなく、尽きないもの」であり続けます。

そして、「想像」である以上、方法さえ掴んでしまえばそれはとても楽チンで、手軽なものとなります。

 

さらに。

この「想像」を使ったテクニックでは、台本を必要以上に分析することなく、直感的に想像を使って役を創り出すことを可能にしています。

一方、システムやメソッドにおいては、徹底した「脚本分析」が要求され、そうした作業は非常に時間がかかると共に、感覚から切り離れた論理的なものになり過ぎてしまう可能性がある、という問題を抱えています。

 

このように、システムやメソッドで陥りがちな問題点を、マイケル・チェーホフ・テクニックでは解決しているとも言えるでしょう。

 

さらに凄いのは、そうした「想像」のような扱いづらい部分も、「世界各国、誰でも身につけることができる」ものとして体系的なエクササイズにまとめあげていることです。

そこに登場するのが、俳優の「身体」です。

身体と内面(想像)との関係を見抜き、身体を利用することで想像力を扱えるようにする。

そうした魔法のような方法が、このテクニックだと言っても過言ではないかもしれません……。

 

 

実は、僕も。

16年くらい前、演技に完全に行き詰まってしまった時に、マイケル・チェーホフの本を手にしています。

しかしその時は、本を読んでもさっぱり分からず……結局、何の役にも立たないまま、放ったらかしにしてしまったんですね。

 

それが、今年に入って。

ACG(アクティング・コーチ・ギルド・オブ・ジャパン)への加盟をきっかけに、マイケル・チェーホフという名前と再会しました。

そんなわけで、僕はまだまだ、この方法に関してはほとんど素人同然です。

ですが、そこから色々お話を聞くことができ、この方法の可能性と素晴らしさに大変な感銘を受けました。

 

……そこで、今回。

「はじめてのマイケル・チェーホフ」というテーマで、このテクニックの専門家の講師にお越しいただき、1からバッチリ学んでしまおう!! という、とっても贅沢なクラスを開催することにいたしました!!

 

当日は、僕もスタジオで参加させていただけたら……と思ってます。

ぜひ一緒に、新しい扉を開いてみませんか!?

 

皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!!

 

※定員に達したため、募集は締め切りました。

ありがとうございました。

 

Q&A

 

Q:受講申込みのキャンセルはできますか?

A:やむを得ずキャンセルされる場合は、必ずメールにてご一報ください。ご入金後のキャンセル・返金は致しかねます。

 

Q:演技未経験でも受講できる?

A:はい。未経験者の方でも大丈夫です。

 

Q:私服のまま受講できますか?

A:身体を使ったエクササイズが主となるので、必ず着替えをお持ちください。

 

 

 

特別講師:秋江智文

【俳優/演技講師/演出家/マイケルチェーホフ東京代表/ACG(Acting Coach Guild Of Japan)理事】

 

 

21歳のときマイケル・チェーホフの著作『To the Actor』を読み、強く感銘を受ける。

25歳のとき渡英。

英国アルテミス・スピーチ&ドラマスクールで、チェーホフテクニックのサラ・ケーン(Sarah Kane)および、校長のクリストファー・ガービー(Christopher Garvey)に師事し、チェーホフテクニックやスピーチテクニックを学ぶ。

また『マイケルチェーホフロンドンスタジオ』(Michael Chekhov Studio London)の校長を務めるグラハム・ディクソン(Graham Dixson)にも師事する。

現在ではウルリッヒマイヤーホーシュ(Ulrich Meyer-Horsch)を師として、日本でマイケル・チェーホフテクニックを体系立てて教えている。

「マイケルチェーホフ東京」公式HPより抜粋)

 

※定員に達したため、募集は締め切りました。

ありがとうございました。

 

 

 

▶︎5/28(日) には、「台本読解塾 vol.5」も開催いたします👇

 

 

<オススメ記事>

右 台本読解が苦手な理由…役の想像、解釈はNG!? 重要なのは「事実確認」です!!

右 役になりきる必要なんて、ない!?…演技における「リアリティー」の捉え方について。

右 「役になりきる」のは精神的に危険か? 実例から「演技」と「憑依」の境界線について考えてみよう。

右 台本読解の極意! 広がった風呂敷を畳み、たった1つの「貫通行動」をキャッチせよ!!

右 演技は、シューティング・ゲームだ!! 台本読解して役をシンプルにすればこそ、夢中で敵と戦える。

 

 演技ワークショップ “EQ-LAB”

スマホ LINE公式アカウント

演技のお役立ち情報、ワークショップのお知らせを直接お届け!!

地球 開催予定/開催中のクラス
右 開催クラス一覧は、こちら!!
(※フリークラス/特別クラスは、これまでに3ヶ月レギュラークラスを一期以上受講された方のみ参加できます)

鉛筆 随時受付中!

 

 YouTube

▼演技講座を配信中【演技向上チャンネル】

 

▼人気ミュージカル作品を徹底解説【ミュージカル探偵社】