股関節疾患は遺伝する
両側性形成不全性変形性股関節症により両人工股関節置換術を受けました右股関節は可動域が狭かったため内転筋切離術も行いました手術は6時間半ほどかかり術後に全血輸血を行いました術後数日は痛みがとても強くリハビリがほとんど進まずベッド上安静術後1週間で漸く車椅子に移乗できてトイレに行けるようになりましたその頃から急激に回復し始めてリハビリを進めることができて予定通り3週間で退院することができました私には子どもが3人います。上の2人は男の子で末っ子は女の子そんな末っ子の話です(以下、)がうまれて1ヶ月の頃に私は産後最初の整形外科受診がありその際、主治医が特別にの股関節を軽くではありますが診てくれました。当然のことながらレントゲン撮影はないので触診のみではありましたが生後1ヶ月の時点では所見なしとのことでとてもホッとしました。生後4ヶ月頃に受けた乳児股関節健診私が股関節疾患であることを伝えた上で診察をしていただきましたがこちらも同様に所見なしでした。子どもが産まれるたびに心配してきた股関節…3人とも異常なしで安心していたのですが数ヶ月前からが「股関節が引っかかって音が鳴るの… バキって鳴ると引っかかりが治るのだけど そのとき痛いんだよね…」と言うようになりました。当初疑ったのは弾発股でした。これまで捻挫でお世話になった病院を受診しレントゲンを撮りましたが特に問題となるような要因は見つからず痛む時は安静にして様子を見てとのことでした。その後もたびたび股関節の違和感を訴えるでも歩くのが困難なほど痛むわけではなくそのまま様子を見ていたのですが学校でマラソンの授業が始まり校内マラソン大会では10数キロも走るというしこれから年度末にかけて学校行事で多忙の私自身、の年齢の頃からマラソンは見学するようになったので再度、別の病院を受診することにしました。どこの整形外科でも行うように股関節の動きを確認した上でレントゲンを撮って再度診察…私が股関節疾患であると伝えたこともあり「簡単にだけどCE角を測ってみましたが…」と股関節の状態を説明して下さいました。CE角とは、大腿骨頭の中心と寛骨臼の縁を結んだ線との間の角度のことですのCE角は左:約34度、右:約23度正常は30度前後で20度以下は臼蓋形成不全若干ではあるけれど寛骨臼のかぶりが浅くごく軽度の臼蓋形成不全とのこと。将来的にはもしかしたら変形性股関節症になるかもしれないとのことでした。今の時点では特に運動制限はありませんが体重はなるべく増やさないほうが良いとのこと。は私が人工股関節置換を受けた際に術後の説明を聞いていたので股関節のことはある程度理解しています。今回、この診断を受けても落ち込むことなく「やっぱりママの子だね!」と笑っていました。でも私としては申し訳ない気持ちでいっぱい…そんな私の気持ちに気づいたのでしょう…「ホント、ママに似すぎなんだけど! ママの手術で全部見てきたから 先生の話もあぁアレね!って感じだった!」と笑いながら話す私が経験してきたからこそが先々少しでもつらい思いをしなくて済むように出来るって今回のの股関節疾患を前向きに捉えます!今回受診した整形外科の先生も「先のこと心配して今からいろいろ制限して やりたいこと何にも出来ないなんて そんなの可哀想だからさぁ! もし40代、50代になって どうしても股関節が痛くてダメだってときは 人工関節にすればまた歩けるんだからさっ!」と仰ってました。今は人工関節置換をとっても前向きに捉える時代が私くらいの年齢になる頃には今よりもさらにグレードアップした人工関節が出来ているでしょう。医療も進んで手術しない方法も増えてるかな?の股関節ですが今後、半年から1年に一度経過観察のためにレントゲンを撮ることを勧められました。もし、この先さらに痛みが出るときはMRI検査も考えましょうとのことです。の股関節のことは私がいるから大丈夫!