先天性両足股関節臼蓋形成不全

{せんてんせいりょうあしこかんせつきゅうがいけいせいふぜん)


この病気のため、赤ちゃんのときはギプスで固定(今はリーメン・ビューゲル装具)し、その後3歳のときに右大腿骨の骨頭の向きを変える手術(内反骨切り術)を受け、28歳のときに右股関節骨盤骨切り術(寛骨臼回転骨切り術・RAO)を受けました。


28歳のときに身体障害4級(一下肢の著しい障害)認定を受けましたが、現在の状態は身体障害3級に相当する状態です。しかし等級変更は行っていません。理由は等級変更しても、初診日が一歳未満(国民健康保険)のため障害年金対象外ですし、障害者助成も4級と同じなので、わざわざ高いお金を支払って申請する必要性はないという主治医の見解により、4級のままになっています。


4級なので一下肢の著しい障害とのことですが、実際は右股関節はほぼ固まり、左股関節は何とか動くような状態で、歩行はT字杖を使って何とか歩けている状態、階段は両腕の力を使って1段ずつ、トイレは洋式でも苦労し、弾発股(股関節がポキポキ、バキバキと音を立て痛みを伴う)もあり、股関節の症状の悪化により神経痛(坐骨神経?)も併発し、安静にしていても常に痛みが生じているという状態です。


痛み止め(ワントラム、ロキソニン、タリージェ)を常用していますが、痛くないということはありません。


何年も前から主治医には人工関節置換を勧められていましたが、子育てがある程度落ち着いたらと言い、年齢的にも50歳までは何とか保たせたいと主治医も言っていたので、騙し騙しここまで来ましたが今年に入ってから我慢の限界を感じるようになりました。


つづく…