静岡県でのアユルアーは河川状況が思わしくなく、近隣でアユルアー可能な場所がないかと遊漁規則を眺めていると、一番近い山梨県の富士川漁協に記載がありました。
あゆ
・竿釣りのうちともづり
解禁日~11月30日まで
・竿釣りのうちさくり、ころがし、ルアー釣り
10月1日~11月30日まで
サクリはころがしは引っ掛けで、アユルアーは同類という扱いです。
ついでに山梨県の遊漁規則を調べてみました。
峡東漁協は
あゆ
・竿釣りのうちともづり、ルアー
解禁日午前4時~11月30日まで
・竿釣りのうちさくり、ころがしり
9月15日午前4時~11月30日まで
同じ山梨県の漁協なのに時間指定の有無は気になりますが、こちらは友釣りという扱いです。
峡北漁協、丹波川漁協、秋山漁協、道志村漁協、相模川漁協はアユルアー記載なし
桂川漁協、都留漁協は
あゆ
・竿釣りのうち友釣り
解禁日午前4時~11月末日まで
・竿釣りのうち自由釣
9月1日~11月末日まで
遊漁規則としては珍しい
「自由釣」登場!
規則として書くのなら、上記以外とか書くのが正解かと思います(笑)
ただし、どんな釣法でもOKと書いてあるのは静岡県の遊漁規則からしたらありえない画期的な記載です。
友釣りにアユルアーが含まれるのかという規則としての抜けがありますが、多分アユルアーは自由釣に含まれこちらも期間からみて引っ掛けという解釈です。
あと、エサ釣りが全く見当たらないのは天然遡上がないからですね
こうしてみると、山梨県もどの漁協も規則の書き方が素人、それをまとめる山梨県の担当課も何にも指導しないので遊漁規則の統一感なしというひどい状況です。
遊漁規則を調べていくとどうしても話が逸れていってしまいます。スイマセン
というわけで、峡東漁協を除いてアユルアーを引っ掛けと考えているようです。
そして、もしかしたら狩野川漁協も引っ掛けと認識しているので黄瀬川に追いやったとも考えられます。
静岡県ではコロガシ(こちらではゴロ引きと言います)はシーズン後半に下流部で許可されるもので、友釣り至上主義県としては肩身の狭い釣法です。
しかもアユ引っ掛け釣法は静岡県漁場調整規則で禁止で、漁協の判断で遊漁規則で制限付き許可となっています。
ここで気づいてください
静岡県ではアユルアー=ころがしのイメージでは許可はありえません。
組合員の何も知らない大先輩の方々たちの会合で誰かがコロガシのようなもんだろっと発言した途端に終了です。
何しろ組合は新しい情報を仕入れようとも調べようとも全くしない人たちの集まりとしか思えませんので、この人たちがいる限り漁協内部からの改革は不可能です。
ただし、まだ詳しく調べてはいませんが最初からコロガシに抵抗のない漁協はアユルアーは許可しやすいのではないかと思われます。
PS 次回 峡東漁協はまともで驚く