こんにちは
自称ダイヤモンドの先生です。
今日、東京は穏やかな1日でした。
全国で多くの方がコロナ対策をしながら、
ブライダルリングをお選びのことと、
思います。
さて、本日は、
ぼくの個人的な好みのファンシーシェイプの
お話です。
講義というにはおこがましく、雑談レベルですね。(いつもと変わりないのか?)
ファンシーカットに興味のある方に、多少なりともご参考となれば幸いです。
ぼくの大好きなダイヤモンドの形、
クッションカット
について話をすすめます。
みなさんは、クッションシェイプのダイヤモンドをご覧になったことは、ありますか?
こんな形です。
↓
名前の通り、クッション形ですね。
角はおとされ、フォルムも丸みのある
どこか愛らしい形ですね。
このカットをおいてるブランドは、
ダイヤモンドに力をいれているところだと
思います。
クッションカットは、大英帝国王冠の
象徴的なダイヤモンド「カリナン」が
有名です。
英国国王となる儀式「戴冠式」
のときにかぶる王冠です。
昔は、主流のカットだったんですね。
余談続きですが、
カリナンダイヤモンドは、
大きいのにとてつもなく美しいらしいですよ。
さすが英国の至宝!
ロンドンに行かれたときには、ロンドン塔の中に展示されてるらしいので、是非見てみたいですね。
一般的な、クッションカットの輝きは
ラウンドほど強くありませんが、
どことなくノスタルジックな
感じが、ぼくは好きです。
ダイヤモンドは輝きが命ともいいますが、
それに加えて
形ともたらすイメージも重要だと、ぼくは思います。
輝きの強さならラウンドブリリアントカットが四方八方に光を放ち、まぶしいほどの輝きなので、一番だと思います。
ほぼ理想の寸法も決まってますから、
カットメーカーは量産しやすいのでしょう。
市場の小さいサイズのダイヤモンドはほぼラウンドですね。
一方でハリー・ウィンストンやグラフなど、
大きなサイズのダイヤモンドを扱うブランドは、ラウンド以外のファンシーカットの比率が高くなります。
これは、原石の形や歩留まり(原石から無駄なく大きなカラットを残せるか)などの
理由も大きな要因かと思いますが、
ジュエリー愛好家たちが、
自分好みの形を選びたい
からなのでないか、と思います。
ダイヤモンドに魅せられたぼくも
ラウンドブリリアントカットよりも
ファンシーカットに魅力を感じます。
クッションカット
に加え、以前にお話した
ペアーシェイプ
アッシャーカット(スクエアエメラルドカット)
どれも個性があって、とても魅力的です。
難点はある程度の大きさにならないと、その特徴が出ないため、
高額になってしまうこと
ですね。
また、ラウンドと異なり、美しさの基準が明確でないことですね。
そこで、ぼくなりの基準は、
ファンシーカットは、虹色の光は強くでないので、
澄んだ白色の光と影のモザイク模様のバランスをみること。
白色だけだと、ぼんやりした輝きになりますし、影が多いと黒く感じますね。
ファンシーカットの輝きは、白と黒のモザイク模様、このバランスこそが重要なのですよ。
ペアーシェイプは、先端のとがっている部分あたりに、黄色みや白く濁った感じがでるもの、真ん中あたりに黒い影が強くでるもの
があります。
(マーキーズカットも同様ですね)
クッションカットは、真ん中周辺に黒い影が現れている
ものがあります。
いずれにしても、暗く感じるものは選ばず、
メリハリのついた
明るいダイヤモンドの輝きが
ぼくの好みなのです。
ファンシーカットは
ラウンドブリリアント以上に
ひとつひとつに個性がありますから
自分好みの美しさを感じとる
ことがとても重要なのです。
ご参考になりましたでしょうか?
雑談めいた話に、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
お楽しみに。