(続)№14 爽快・清涼!軽量級音圧《ボビー・ワトソン(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
        ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。ルンルン

 

先頭を切って走り抜くスピード&快感

88年以降、「スカット」涼感が売り

「迫力&し」、太いアルトは戻らない
一句

   “ 走り抜け 迫力・脅し き去りに ”
⑬『ライト・アンド・ライヴリー』(89)
《Light And Lively/Louis Hayes/Bobby Watson》
ルイ・ヘイズ(ds)、チャールズ・トリヴァー(tp)、ボビー・ワトソン(as)、

ケニー・バロン(p)、クリント・ヒューストン(b)。

《Bobby Watson Blog紹介》
③『Love Remains』(86)              ④『No Question About It』(88)
№4「4ビートジャズの本流爆進」                  №5「「Blue Note」が音楽観を変えた?!

⑩『Monk's Visit』(86)         ⑪『The Inventor』(89)
№11「乱れ射ち!速射砲フレーズ」         №12「うんざり!こってり過ぎアレンジ


1曲目・タイトル曲からエキサイトに飛ばし上げる。
先頭を切って走り抜けていくスピード感。

ワトソンのアルトは感で満ち溢れる。


「スカッ」とするこの涼感は88年以降の特徴。
88年に移籍したブルーノート社のレコードは、

④『No Quetsion About It』(88)、⑪『The Inventor』(89)。
 

これ以降のアルトが極端にく・柔かく・細くなった。
以前の迫力と脅し上げる太いアルトの音は戻らない。

 一句

    “ 走り抜け 迫力・脅し き去りに ”


89年の当⑬の演奏も同様に軽く・柔かい。
太く・迫力のアルトに惚れたが、この演奏では力半減。
その反面、軽さを活かしたスピード感は凄まじい。

これはルイ・ヘイズのリーダ作。

ワトソン狙いで買ったが、聴けば「はり軽い」とがっかり。
アルバムの出来はタイトルどおり、まさしく「Light~」。


ルイスの切れとインパクトの一発を活かしたドラム。

トリヴァーのラッパ&ワトソンは量級音圧コンビ。

スピードに乗ったスマートさが売りの1枚である。

 

音譜 ワトソンのスピード感&感で満ち溢れるアルトをお楽しみ下さい。

《Bobby Watson Blog紹介》

 ①『Appointment In Milano』(85) ②『Round Trip』(85)

№1「没個的音色は8beatでgroove!!」        №3「不安定な音空間がストレスを・・

⑧『Gumbo』(83)             ⑨『Portraits And Dedications』(88)
№9「醍醐味は何処に?!」             №10「醍醐味から「上質」別次元世界へ

⑫『Naima's Love Song』(88)

№13 細く軽く!テンションは?