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ジャズサックス「ボビー・ワトソン」のレコード紹介です。
先頭を切って走り抜くスピード&爽快感!
88年以降、「スカット」清涼感が売り!
「迫力&脅し」、太いアルトは戻らない!
一句
“ 走り抜け 迫力・脅し 置き去りに ”
⑬『ライト・アンド・ライヴリー』(89)
《Light And Lively/Louis Hayes/Bobby Watson》
ルイ・ヘイズ(ds)、チャールズ・トリヴァー(tp)、ボビー・ワトソン(as)、
ケニー・バロン(p)、クリント・ヒューストン(b)。
《Bobby Watson Blog紹介》
③『Love Remains』(86) ④『No Question About It』(88)
№4「4ビートジャズの本流爆進」 №5「「Blue Note」が音楽観を変えた?!」
⑩『Monk's Visit』(86) ⑪『The Inventor』(89)
№11「乱れ射ち!速射砲フレーズ」 №12「うんざり!こってり過ぎアレンジ」
1曲目・タイトル曲からエキサイトに飛ばし上げる。
先頭を切って走り抜けていくスピード感。
ワトソンのアルトは爽快感で満ち溢れる。
「スカッ」とするこの清涼感は88年以降の特徴。
88年に移籍したブルーノート社のレコードは、
④『No Quetsion About It』(88)、⑪『The Inventor』(89)。
これ以降のアルトが極端に軽く・柔かく・細くなった。
以前の迫力と脅し上げる太いアルトの音は戻らない。
一句
“ 走り抜け 迫力・脅し 置き去りに ”
89年の当⑬の演奏も同様に軽く・柔かい。
太く・迫力のアルトに惚れたが、この演奏では魅力半減。
その反面、軽さを活かしたスピード感は凄まじい。
これはルイ・ヘイズのリーダ作。
ワトソン狙いで買ったが、聴けば「やはり軽い」とがっかり。
アルバムの出来はタイトルどおり、まさしく「Light~」。
ルイスの切れとインパクトの一発を活かしたドラム。
トリヴァーのラッパ&ワトソンは軽量級音圧コンビ。
スピードに乗ったスマートさが売りの1枚である。
ワトソンのスピード感&爽快感で満ち溢れるアルトをお楽しみ下さい。
《Bobby Watson Blog紹介》
①『Appointment In Milano』(85) ②『Round Trip』(85)
№1「没個的音色は8beatでgroove!!」 №3「不安定な音空間がストレスを・・」
⑧『Gumbo』(83) ⑨『Portraits And Dedications』(88)
№9「醍醐味は何処に?!」 №10「醍醐味から「上質」別次元世界へ」