ジャスミン茶タイム -7ページ目

今日のよみきかせ

読み聞かせグループの6人の中に、 絵本のことを語り合える方を見つけた。

そのHさんと 初めて組んでの読み聞かせ。 葉っぱのクラス。

 

いつもより 選書が楽しかったのです。 互いに相談しながら メールをやり取りして・・・。

とはいっても 私はこれまでにも読んだことのある本を。

Hさんにも聞いてもらって 感想をもらいたくて。

 

最初は 子どもたちとコミュニケーションをとれる しりとり絵本を。

先日の講習会で 先生が読んでくださった1冊。

 

『どうぶつ しりとり絵本』  薮内正幸/作 

 

しりとり はやっぱり楽しいです。

「ら・・・ら・・・ら・・・らいおんっ!!」 なんて初歩的な引っ掛かりを見せてくれる子がいたり・・・

我が家では常識の 「ま・・ま・・まんとひひぃ~!」って葉っぱが答えたら 

「葉っぱ・・・知ってんじゃねーの?」 って冷たい視線で見られていたり・・・(笑)

もちろん 葉っぱに見せずに持っていったのですよ。しりとりだもの。わかってちゃ面白くないもんね!

 

そして 大好きな1冊。

 
200612022257.jpg  『トンちゃんってそういうネコ』 MAYA MAXX/作

 

最初の数ページの トンちゃんがどんなネコなのかの紹介のところは 笑って見ていた子どもたち。

おしっこがおおきいとか うんちがおおきいとか 面白かったよね。

でも  「トンちゃんは あしが ひとつないの」  のところで

シン・・・・ となった。 ちょっと驚いた。

でもね、いじめちゃいけないとか そんな教訓じゃないよ。

それでも トンちゃんは自分の世界で 自由に骨太に爽やかに生きているって 感じて欲しいだけ。

大人と子どもとでは きっと感じ方が違う絵本だけれど・・・

「ないと思えば ないことだらけ」 で 「あると思えば こんなに満足できる」 ってことに尽きるかな?

 

そして バトンタッチして。

 


 『タンゲくん』  片山 健/作

 

これもネコの本だよ~って。

タンゲくんは ペットらしくない ネコらしいネコです。

その生活ぶりが 自由きままで 潔く 気持ちよく感じられます。

 


『ぼく』 竹内 まゆみ/作  渡辺有一/絵

 

ぼくの好きなものの紹介。 憧れのお父さん、なにがなんでもお母さん、飼い犬のベス、妹のはるか

それから・・・ 友達に・・・・・・・  と続きます。

一番好きなのは? 一番好きなのは ・ ・ ・ ぼく!

だって ぼくがいなかったら 大好きなみんなに会えないから。

そして 最後に 「ところで 君は 何が好き?」

聞いてた子どもたちが 最後にちょっと恥ずかしそうに お隣の子をちらっと見ているのが印象的だった。

 

 

こうやって 楽しく続いている1年生への読み聞かせ。

私は もっと他の学年にも広げたいと思っています。 でも、下の学年からっていうのもよーくわかってて。

だから ちゃんと動いています。

来年度は 新1年生と新2年生に行ないつつ お昼休みにも出来そうです。

私自身が行けるかどうかはわかりませんが、それでも 誰かがいける道筋を作ることくらいならできますもん。

お昼休みに 聞きたい子は○○室へ! そういうお誘いなら お花も来れるよね!?

待っててね、お花っ♪






心の逃げ場。

絵画教室で 子どもたちが 同じテーマで絵を描きました。

 

1コマ目 ゲージの中にハムスターがいます。 その扉が開いてしまい、ハムスターが逃げ出します。

2コマ目 リビングでしょうか? ソファがあって、その上に猫がいます。

3コマ目 ここからは 子どもたちが自由に描き足し、お話を続けていきます。

 

<葉っぱ> リビングにはストーブや 片付けていないおもちゃや いろんなものが描き足されています。

        猫につかまることなく 屋外へ出てきました。

        そこに猟師がいます。 猟師は鉄砲を持っていましたが 逃げて 東京タワーへやってきました。

        そのあと 温泉へ行ったハムスターは 山(富士山)の頂上にも行きました。

        そこで 山頂から吹き上がる蒸気で空へ飛ばされます。

        そこに通りかかった飛行機で 宇宙まで行きます。

        宇宙から 橋が伸びていて ハムスターは アベコベ世界へ行ってしまいます。

        アベコベ世界からストンと落ちると ちょうどワニがいて ワニに食べられてしまいました。

        でも ワニの体の中をズンズン進んだハムスターは ウンチになって外に出ることが出来ました。

        そのあと 罠に掛かってしまいます。   

        でも 優しい手が伸びてきて ハムスターは助けられます。

        そして その女の子によって 新しい箱に入れてもらって ハムスターは飼われることになります。

 

すごくすごく長いお話になりました。

もしかしたら もっと他にも盛り込まれていたかもしれません。 覚えているだけでも大冒険です。

  

絵画教室の先生が 説明してくださいました。

これは 心の逃げ場所だと。 決して 「何を描いたからこうだ」という心理テストではありません。

ココロの中の 言葉に出来ない 自分にしかわからない何かを 表にだす作業だと。

 

<お花>  お花のハムスターも 屋外には逃げ出すのですが 

        4コマ目で 外にいた猫に食べられてしまい 終わってしまいます。

 

先生は 複数の幼稚園でも指導なさっていて これは どの幼稚園でも描かせるのだそうです。

多くの子どものを見たけれど 食べられちゃったのは 初めて。 そう仰いました。

 

もう1枚。 心の中を描いてごらん。という言葉で描かれた1枚は  きれいな空でした。

いくつか 雲が浮いています。

「なんとも 淋しい絵ですよね」  先生が仰いました。

 

これも 絵を描くことで できることのひとつです。

誰にもわかってもらえなくても 言葉で表せない心の中を こうやって表に出してみること。

 

お母さん、ドキッとしたでしょ。

 

もちろん。  ドキッとしましたとも。

 

 

お花は 実験で使われるラットがかわいそうで 今でも泣く思いでテレビを見る子です。

食べられてしまうという結末が 残酷だとか そういうことでなないのです。

おそらく お花の中の 淋しさがこうやって 目に見える形で現れただけです。

 

先生は 子育て支援の先生ではありません。 

「お母さん、お花ちゃんは 今こんな状態だよ。 もっとこうやってあげてよ。」

そんなことは 言いません。

もちろん 一番解っているのは 私自身ですし。

毎日わかっていて 毎日できないでいて 毎日反省してしまうことの ひとつかもしれません。

ただ、こうやって 目に見せてくださる方がいることを 有り難く思わなくては。

 

こんなことがあると 父親(元夫)を頼りたくなってしまいます。

彼がいると 私はお花と とても仲良くなります。

彼が 「君たち、仲いいよね~。大きくなったら ふたりで旅行とか行っちゃうんだろうね」って 笑います。

大人が二人になると 心に余裕ができて 実質的にも手が空くので とても楽になるのです。

でも、ちょっとの期間いい具合でも それが ずっと続くものではないことは よくわかっています。

私も 子ども達も。

だから その場しのぎで頼っても 何の解決にもならないし

その解決方法は 本当は 私自身が一番わかっているのだから。

そういえば 母子家庭だったね って思うくらい 普段はそう思われない私たちです。(私の思い込みでなければ)

でも 確実にそのしわ寄せは お花に向いてしまっているのです。

 

今日は 少し熱が出て 休んでいるお花。

午前中に掛かってきた電話は 3歳くらい幼くなったようでした。 「何時ごろ帰ってくる~?」

ずっとずっと 甘え足りないお花です。

 

これを ここに書いて だからどうってことではないのです。

私の日記なので 大切なことを 書き留めました。

 

 



 



生き方。

ひとりの女性の 生き様を丁寧に書き綴った絵本。

あぁ、そういえば 同じ作者の 『荷車ひいて』 を読んだことありました。

やはり ひとつの家族の 勤勉で真面目で協力し合う毎日が 一年を通して描かれている絵本でした。

 


 『ルピナスさん~ちいさなおばあさんのお話~』 

                             バーバラ・クーニー/作  かけがわやすこ/訳

 

ルピナスさんは ちいさなおばあさんです。

海を見下ろす 丘の上にある 小さな家に住んでいます。

家の周りにも 住んでいる町にも 色とりどりのきれいな花が 咲きみだれています。

ルピナスさんは ちいさなおばあさんですが、最初からおばあさんだった訳ではありません。

夜になると おじいさんに 遠い国々の話をしてもらうアリスという名の子どもでした。

その 子どもの頃のおじいさんとの約束は、「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」

なにをどうすればいいのかわかりませんでしたが おじいさんと約束したのです。

そして 世界中を旅したアリスは 「世の中を美しくする」素敵なことを思いつきました。

 

この本の美しい絵は 一人の女性の凛とした生き様を それはそれはより輝かしく見せてくれます。

ルピナスの花を通して見る ひとつの人生と、 そこからまた継承され続ける想いの深さは

今の時代も 私たちがきっと大切にしていかなければならないことを秘めています。

おじいさんの部屋にあった絵が おばあさんになったアリスの部屋にも掛かっていました。

まだ子どもとは読んでいません。 気付くかな?


 

バーバラ・クーニーは 板に水彩絵の具で描き、色鉛筆でアクセントをつけるという独特な画法で

味わい深い繊細なお話の世界を 作り上げています。

 


悲しくてあたたかい。


思い出したことがある。

 

転校ばかりだった小学校時代、卒業した最後の小学校の頃。 

だから あれは 小学校4年の3学期以降であることには 間違いないの。

 

私は木琴を持っていた。朱色のビニールカバーのついた木琴。うちにあったような気がする。

友達は たぶん 縦笛だったかな? その子が誰だったかは・・・定かじゃない。 あの子かあの子。

 

その身支度をした小学生2人で 何を思ったか 老人ホームを訪問した。

そして ベットの並ぶ部屋で 演奏をして回った。

曲は? なんだろう? たぶん「エーデルワイス」かな?

よく覚えてないけれど、その曲を 学校でやった覚えがあるから、きっとそうに違いない。

 

かすかに記憶に残っているのは、上層と結ばれた通路が階段ではなくって ゆるやかなスロープだったこと。

それから お天気のいい日だった ということ。

壁が 白かったこと。

案内してくださったのは シスターだったかもしれない・・・こと。

おばあさんに 何か ベッドの脇で 頂いたような気がすること。

 

なぜ そこを尋ねたのか、そのあとどうしたのか。 何も覚えてはいない。

ただ、一緒に行ったのが 今でもアルバムに残っている仲良しの記憶の子たちではなく

数えるほどしか遊んでいない、どちらかというと口数の少ない真面目な大人しい印象の子が一緒だった。

きっと 学校では見せない顔の私が行ったのかもしれないな、誰にも言わないで。



『おじいちゃんの口笛』  ウルフ・スタルク/作  菱木晃子/翻訳

おじいちゃんのいる子が羨ましいベッラと 身寄りがなく老人ホームで生活するおじいちゃんの お話。

決して優等生じゃないけれど、何事にも真面目で正面からぶつかっていく子どもたちに 私は完敗。

自分に出来ることを精一杯、知恵も体も使うことを惜しまない。

しかも 優しい。 最初は自分の欲求を満たす為だったかもしれないけれど

好きな人・大切な人を喜ばせたい気持ちは 自分のことも幸せにしてくれる。

こんな満ち足りた時間を過ごすと、きっと悲しいことも受け入れる弾力のある心をもてるのかもしれない。

 

スタルクの本を読みたくなって 図書館で数冊借りてきた。

声に出して読んでいると 子どもがそばに寄ってくる。

絵本じゃないから 挿絵程度にしか絵がないのに・・・覗き込んでも文字ばかりなのにね。

笛を吹いて子どもを集めた人は こんな気分だったかしら?と うちの子たちは 面白いくらい寄ってくる。

(困ることは、黙読ならそうはならないのに、音読するとすぐに泣きそうになること。

「おじいちゃんの口笛」は 声の震えを隠しつつ読んだのでした。)

 

昨夜読んだ本。

 


    『うそつきの天才』   『おねえちゃんは天使』

 

どの本も 端々まで子どものユニークな言動を捉えながら 心に沁みてくるお話。

悲しいお話も じんわりと温かさが残る。

 


 


今日の読み聞かせ

今年になって 初めての読み聞かせの今日。

 

一緒に組んだお母さんが 読まれた本。 「あ~、知ってる!」って言ってる子も多かった。

でも、この季節 読んでおきたい 永く愛されている絵本。

雪の日に落とされた手袋に 次々とどうぶつたちが集まってくるお話。

ねずみも うさぎも おおかみも いのししも・・・みんな 入っていくのです。

私が好きなのは 動物たちのネーミング。 はやあしうさぎ に おしゃれぎつね に きばもちいのしし。

そして 葉っぱがしりとりで言った はいいろおおかみ。

それから何が素敵って、手袋には入りきれないはずのどうぶつたちが

それでも ぜったいに入っているって思えるところ。 

それぞれのキャラクターが魅力的で 絵も温かく 丁寧。 

 


『てぶくろ』

 

ストーリーのしっかりした本のあとなので ただただ楽しい絵本を。

 


『アベコベさん』

 

以前 新歌さんのところでご紹介されていて 読んでみたかった1冊。

うちの子供たちは とても楽しんで何度も読んで!と言ってくれたので・・・。

なんでも かんでも アベコベなアベコベさん一家。

夕方起きてきてパジャマに着替え、お勉強を教えるのは子どもで 

公園でブランコを押してあげるのも子ども。

ご飯の前に洗うのは・・・手ではなくって 足なのです。そんなアベコベさんの日常を描いた絵本。

 

そして 今日は時間がほとんど残らなかったので 短い本を1冊。

 


『ぬぬぬぬぬ』
 

「ぬ」 しか出てこない本です。 他にも『かかかかか』 とか 『んんんんん』 とか 『るるるるる』 とか・・・。

この絵本には いろんな場面の「ぬ」があって、言葉としての「ぬ」が音となって響いてきます。

理屈ぬきに楽しい絵本だし、これを楽しめるのがやっぱり子どもなのだと思います。

(元子どもの私も楽しいですけど・・・)

最近 子どもたちが作者の五味太郎さんを 「天才・五味太郎」と呼ぶようになってしまった。

 

 

昨日から 「読み聞かせ講座・ステップアップ編」がはじまりました。(全4回)

今回は 長い間 国籍・時代を問わず子どもたちに愛されてきているクラシックな絵本に焦点を当てています。

その名作といわれる絵本の 「どこにその力があるのか」 

そんなことを読み解いて、気付いていこうという 講師の先生も初めての試みだそうです。

実習は 「どんなジャンルの本でも読める読み手になって欲しい」 という先生の重たい希望により

好き・嫌いの範囲を超えて 実習用の本を5冊くらい選ぶことになりました。

楽しいです。楽しいです。

 

そして 今、絵本熱とは別の しばらく眠っていた読書熱が やっとむくむくと湧いてきました。

とは言っても 児童書の枠の中なのですが。

お花と 兼用になりそうです。ま、いいでしょう。

 

兼用と言えば、このごろまた背が伸びたお花は ちょっと無理をすれば 靴下を兼用できそうです。

靴下なんか兼用にしなくても良さそうですが(笑)

お花が 指付き靴下を欲しがって 探したのですが、大人サイズしか置いていませんでした。

おじさんがはけば あっさり「軍足」になってしまいますが、最近は可愛いデザインのが出ています。

学童のお友達で はいている子がひとりいて 気持ち良さそうだったそうです。

お花は 今日鼓笛隊の試験で 「副指揮」を受けるのですが 不安になってるお花に お父さんが

「お花は大丈夫だよ。心配するな。 第一、この靴下履いていく根性があるなら大丈夫!」って言って、

軍足を知らないお花は 「???・・・そうなの? これって 可笑しいの?」って余計不安顔になりました。

 

それでも めげずに履いていったお花。鼓笛の試験、どうだったかな~?


 



昨日のこと

もう1月も1/3を過ぎたというのに 昨日も1枚の年賀状が届いた。

今年は ずいぶんと遠回りしてくる葉書が多いように思う。

 

葉っぱが郵便受けを開けて、「1枚きてるよ~!」

クローバー「○○jasuminさま、お花さま、葉っぱさま だってぇ~!」

 

黄色い花 おにぎり 「誰から~??」 

 

クローバー「うわぁ~!! 荒井良二さんからだぁ-----!!!!」

 

黄色い花 おにぎり 「えぇ-------!!!!!!!アップ


クローバー「あ、・・・・・ うそっ べーっだ!

 

 

荒井良二さん 。 絵本作家さんです。

一度お会いしたからって ほんのちょっとでも 本当かと思ってしまった私とお花も可笑しいけれど

荒井さんの名前を語って、母と姉を驚かせようと思った葉っぱが面白い。

絵本作家さんの名前が出てくるなんて ・ ・ ・ なかなかハイセンスじゃんラブラブ

 

そういえば しりとりをしていて クローバー「は・・・は・・・は・・・はいいろおおかみ~!」って言ったとき

妙に嬉しかった母なのです。

はいいろおおかみ は 絵本の『てぶくろ』  に登場するどうぶつなのです。

 

 

昨日は 仕事先で大量に頂いたものを、早く終わったから持って行くね とお父さんから連絡あり。

お正月以来あったことを 順番に怒涛のように話し始め 宿題の音読もお父さんが相手で

新しく仲間入りした絵本もどんどん持ってきて 平日だけど特別サービスでゲームもやって・・・

そんな中で とりだした1冊。

(この本もことり文庫さんで購入。実は昨日のも 一昨日のも  ことり文庫発!なのです。)

 
 『こんにちは おてがみです』  福音館書店

 

たくさんの絵本の登場人物からのお手紙です。

たくさんの作家さんが 1冊の本に入ってるってすごい。こういうのも オムニバスっていうのかな?

その最後におまけがついていて 広い地図の中に、これでもかと絵本の登場人物たちが・・・。

 

あ、ぐりとぐらだ!  だいくとおにろく だね。 ぴかくんのおまわりさんだ。 

くったのんだわらったのオオカミがいた! 配達したのは ホネホネさんなんだね~。

かばくんじゃないの?(お父さんはかばくんをよく読んでくれました)

 

お勉強したわけでもなくって 一生懸命覚えたわけでもないのに。

こんなふうに共通の会話がもてること 本当に嬉しく思ったのでした。

きっとお父さんも 大きくなったあなたたちを見ながらその向こうに、

自分が読んであげていた絵本を通して、まだ小さかったあなたたちのことも 見ているはずです。

 

着るものがなくなったから 洗濯しなきゃ!って帰っていったお父さんですが

日曜日からはじまる「読み聞かせ講座・上級編」を楽しみにしている私に代わり

葉っぱの剣道の鏡開き行事に 一緒に行ってくれるそうです。

息子の面を付けてあげるのも なかなかいいものでしょ?(笑)

 

 

 



ね、わすれようよ

きょうは とびきりの じょうてんき。  いつもと ちがう朝です。

ふだんは なにをやっても しっぱいばかりしているおじいさんも

こんな日は ぜんぶ うまくいくようなきになってしまいます。

だって こんなに じょうてんき。

 

 

あるね、あるね、こんな朝。

さぁ やるぞ~~! あれやってこれやって・・・ 絶好調な自分がイメージできてしまう朝。

 

 

そんな いい気分だったおじいさんなのに・・・

「なんの なんの。 きょうの わしは、いつものわしと ちがうのじゃ。」

そう言って張り切ったのが 良かったのか・・・悪かったのか・・・。

やっぱり 失敗してしまう。

うまくいきそうだったのに なぜか 失敗してしまう。

しかも それは 一度や二度ではなくってさ・・・。

 

でも おじいさんは 言うのです。  

「ほれ! ばあさん! みてごらん。 な、ここに いしころがあるだろ。 さ、手を はなすよ。」

小石を ぽとんと 地べたに落として 言うのです。

 

「ね、わすれようよ。」

 

そう、この時から おじいさんの今日がはじまったのです。

これまでの失敗が 全てなかったことになって、あの 朝、起きた時の気分に戻るんです。

 

それでも 何度も何度も 失敗を続けるおじいさん。

しまいには 何もしないで ずっと寝ていたほうが良かったかもしれない と思うおじいさんに

おばあさんも くじけそうになる気持ちをきゅっと押さえ込んで 元気な声で言うのです。

 

「おじいさん、見てごらん! ほうきが あるでしょう。

ほら おっこちるよ。 みんな わすれましょうね。」

 

ふたりって だからいいのねぇ~ ・ ・ ・ そんなことも思ってしまう。

卵が割れたり 洗濯物がぐしゃぐしゃになったり 育てたお花を踏まれたり・・・

たいしたことではないといえば そう思えることばかりですが、

それでも 許して受け入れるって、やっぱりその人自身を受け入れることへの第一歩。

しかも やっぱり大切なのは 「お互いに」 心がける、心から想う ことかな?

 

最後のページで 仲良く朝食を食べているところが 微笑ましいのです。

絵は独特で、作者の他の作品とも一風違っていると思いますし、

その絵によって、好き嫌いが はっきり分かれてしまう作品なのかもしれません。


 

おじいさんが こいしを ぽとんと落とすシーンです。


ちょっと キュビスム っぽいでしょ?



 

「ぼくの前世と現世を区切ってくれた本だから、想いも考えもいっぱいあって 短い文章にはならない」

これが 作者の言葉です。

 


 『ほら いしころがおっこちたよ ね、わすれようよ』 田島征三/さく

 

 


たいせつなこと


そのものが まぎれもなく そのものであるために

 

 

スプーンは 食べる時に つかうもの  (中略)

でも スプーンにとって たいせつなのは  それをつかうと じょうずに食べられるということ

 

ひなぎくは しろい

まんなかが きいろく  ながくて しろい はなびらびは  はちが ちょこんとすわり

なんだか くすぐったい かおりがして

ひろい みどりの そうげんに  よりそい ささやきあっている

でも ひなぎくにとって  たいせつなのは  しろく あること

 

あめは うるおす  (中略)

でも あめにとって たいせつなのは  みずみずしく うるおすということ

 

グラスにとって たいせつなのは むこうがわが すけてみえること

 

 

身近な さまざまなものの 大切なこと。

それが それであるための 大切なことが 丁寧な優しい絵 それから 美しい言葉とともに

こころの奥に沁みてしまう。 そんな感じ。

 

訳者の うちだややこさん は あの 内田也哉子さん。

樹木希林さんのお嬢さん、本木雅弘さんの奥様です。

1949年に世に出たこの絵本は、半世紀以上の時を越えて

うちだややこさんの初めての翻訳本となりました。

 

大人が自分のために または 大人への贈り物にすることが多いと聞きました。

読んでみて、やっぱり 大人向きかなぁ・・・とも思いました。

でも 子どものころから ずっと読み続けて、思い続けて欲しい内容だと思いました。

きっと 作者も訳者も そんな思いを込めていらっしゃるのではないかな ・・・ 

そんなことを思いながら 最後のぺージを何度も何度も読んでいます。

 

 

あなたは あなた

からだと こころを ふくらませた

ちいさな いちにんまえに なりました

 

そして さらに

あらゆることを あじわって 

おおきな おとこのひとや おんなのひとに

なるのでしょう

 

でも あなたに とって

たいせつなのは

 

あなたが あなたで あること

 




『たいせつなこと』

                

 マーガレット・ワイズ・ブラウン/さく   レナード・ワイズガード/え   うちだややこ/やく

おいでよ! お弁当の森?

おまけの3連休も終わり、そろそろ冬休み気分を一掃しなくちゃ! と思いつつ・・・

でもね、まだ有り難い給食は始まってはくれません。

給食って、いつから?

そんなことも知らぬまま、さぁ3学期です。

ちょっと残念そうに、でも ちょっと嬉しそうに登校していった子どもたち!今日のお弁当だよ~。

 

お花のお気に入り。「どうぶつの森」  (ニンテンドーDSのこんなゲームです)

この冬休みは 映画まで観に行っちゃって、私的には「ふ~ん・・・えっ?私も1800円払うの?」でしたけど(笑)

お花にお似合いのゲームです。

争うわけでもなく、ちまちま日常を楽しんでいます。コーヒー飲んだり・釣りをしたり・蜂に刺されたり・・・

でも、お花のキャラクターが この子だったかどうか・・・迷いながら。

 


 お花用   葉っぱ用

 

葉っぱのは リセットさん というモグラのおじさん。

ゲームのなかでは、メモリーせずにOFFにしようとすると出て来るんだとかなんとか・・・(笑)

母は相変わらず よくわかっていませんが。

 

 

冬休み最後の日となった昨日は 約束していた映画(ライアンを探せ!) を観て

夕方からはクッキー作りに励みました。

先日伺った ことり文庫さんで 頂いたクッキーがあまりに美味しくってレシピを頂いてきたのです。

一口食べて「美味しい~!」 と叫ぶ子どもたちに お土産にくださったクッキーは

その日電車に閉じ込められた私たちの美味しい非常食にもなり嬉しかったのです。

「簡単にできるよ~!」とレシピを書いてくださった店主のこうめさん。

ただ、残念ながら 我が家にはミキサーはあってもフードプロセッサーはなかったのでした・・・(涙)

どこが違うの?回転?刃?ふ~む・・・

でも、お花が頑張ってフードプロセッサーとなり、母はくるみ割りオバサンと化し・・・

もう!大感激のクッキーが出来上がりましたよ。 名づけて・・・『ことりクッキー』 ?(勝手に名前拝借)

 

 一口サイズの サクサククッキー♪

 

子どもたちの自信作。 やっぱり誰かにもらってほしいのです。

今日は帰りに みっちゃん(大人だけど葉っぱのお友達?笑・本当は元夫の後輩)に届けに行かなくっちゃ!

 

こうめさん、70個分のレシピだったのですね。(笑)

驚くなかれ! 2倍の量でつくりましたとさ・・・



ことり文庫

お正月のおまけのような 3連休。     


中日の今日は、都内までお出かけしてきました。

日本列島を覆う異常低気圧の暴風のため 帰りの電車では途中2時間も閉じ込められましたが

帰宅してからの夕食で きちんとかわいい器で あたたかいコーンスープを頂こうと思えたのは

素敵な 素敵な 本屋さんのお陰でした。

 

* * * ことり文庫  * * * (クリックでことり文庫さんのホームページへ)

 

開店から1ヶ月足らずの 子供の本を扱うこの本屋さんには 読みたい本・大好きな本が

ぎっしりと詰まっていました。

私が絵本に興味を持ち始めたのは 母になったおよそ10年前から。

そして それが自分自身にとって大きな割合を占め始めたのは

ブログでたくさんの絵本を知ったり、絵本好きの方と出会ったことがきっかけでした。

ことり文庫の店長さん(で良いのかしら?)も ブログで知った方でしたが

なんだかコメントもできないまま 読み逃げの毎日で 

でも、開店までの道のりを密かに応援させて頂いていたのでした。

 

私の住まいのある町には 絵本の充実した書店はなく

もちろん 店主の顔のわかる書店は 次々となくなり 

ベストセラーを平台に積む 広い駐車場のある郊外型店舗に 客足が向いている状態です。

欲しい、読んでみたいと思う本を 図書館で探すことはできても 書店で購入することは難しいのです。

もちろん 「こんな本ないかしら?」 なんて相談はできません。

毎回 毎回 お取り寄せを依頼するばかりで 1週間以上待って 手にすることができるのが常です。

 

本当に 目が潤んで仕方なかった ・ ・ ・ この嬉しさは どう表現したらいいのでしょうね?

端から端まで すべて手にとってみたい感情を抑えても 

おそらく 親子3人で2時間半くらい居座ってしまいました。(苦笑)

まったく 営業妨害も甚だしい・・・。 (こうめさん、初めてでしたのに 申し訳なかったです)

今春、大学入学を機に上京してくる姪っ子への お祝いも相談に乗って頂きました。

(想いを込めた メッセージのある絵本を送りたいと思っていたのです)

 

帰り道、「楽しかったね~。」 「行ってよかったね~。」 「ついてきてくれてありがとね~。」

と連発する私に お花も 「きもちよかったね~。」 と応えてくれました。 

一緒に連れて帰った絵本たちは また今度 ご紹介できると思いますが

お花が 自分で選んだ本と一緒に、ことり文庫さんオリジナルのブックカバーも連れ帰りました。


 こうめさん お手製です   ことりのいるのがいいと 選んでいました。

 

プップー と思いつきで行ける近場でないのは残念ですが

きっとまた訪れたいと思いつつ ・・・ 

いろんなご苦労はあるかと思いますが 永くあり続けて頂きたいとの希望を込めて

若い店主様に エールを送りたいと思っています。

 

お花が忘れたマフラーも、そのうちまた 受け取りに参ります(笑)