心の逃げ場。 | ジャスミン茶タイム

心の逃げ場。

絵画教室で 子どもたちが 同じテーマで絵を描きました。

 

1コマ目 ゲージの中にハムスターがいます。 その扉が開いてしまい、ハムスターが逃げ出します。

2コマ目 リビングでしょうか? ソファがあって、その上に猫がいます。

3コマ目 ここからは 子どもたちが自由に描き足し、お話を続けていきます。

 

<葉っぱ> リビングにはストーブや 片付けていないおもちゃや いろんなものが描き足されています。

        猫につかまることなく 屋外へ出てきました。

        そこに猟師がいます。 猟師は鉄砲を持っていましたが 逃げて 東京タワーへやってきました。

        そのあと 温泉へ行ったハムスターは 山(富士山)の頂上にも行きました。

        そこで 山頂から吹き上がる蒸気で空へ飛ばされます。

        そこに通りかかった飛行機で 宇宙まで行きます。

        宇宙から 橋が伸びていて ハムスターは アベコベ世界へ行ってしまいます。

        アベコベ世界からストンと落ちると ちょうどワニがいて ワニに食べられてしまいました。

        でも ワニの体の中をズンズン進んだハムスターは ウンチになって外に出ることが出来ました。

        そのあと 罠に掛かってしまいます。   

        でも 優しい手が伸びてきて ハムスターは助けられます。

        そして その女の子によって 新しい箱に入れてもらって ハムスターは飼われることになります。

 

すごくすごく長いお話になりました。

もしかしたら もっと他にも盛り込まれていたかもしれません。 覚えているだけでも大冒険です。

  

絵画教室の先生が 説明してくださいました。

これは 心の逃げ場所だと。 決して 「何を描いたからこうだ」という心理テストではありません。

ココロの中の 言葉に出来ない 自分にしかわからない何かを 表にだす作業だと。

 

<お花>  お花のハムスターも 屋外には逃げ出すのですが 

        4コマ目で 外にいた猫に食べられてしまい 終わってしまいます。

 

先生は 複数の幼稚園でも指導なさっていて これは どの幼稚園でも描かせるのだそうです。

多くの子どものを見たけれど 食べられちゃったのは 初めて。 そう仰いました。

 

もう1枚。 心の中を描いてごらん。という言葉で描かれた1枚は  きれいな空でした。

いくつか 雲が浮いています。

「なんとも 淋しい絵ですよね」  先生が仰いました。

 

これも 絵を描くことで できることのひとつです。

誰にもわかってもらえなくても 言葉で表せない心の中を こうやって表に出してみること。

 

お母さん、ドキッとしたでしょ。

 

もちろん。  ドキッとしましたとも。

 

 

お花は 実験で使われるラットがかわいそうで 今でも泣く思いでテレビを見る子です。

食べられてしまうという結末が 残酷だとか そういうことでなないのです。

おそらく お花の中の 淋しさがこうやって 目に見える形で現れただけです。

 

先生は 子育て支援の先生ではありません。 

「お母さん、お花ちゃんは 今こんな状態だよ。 もっとこうやってあげてよ。」

そんなことは 言いません。

もちろん 一番解っているのは 私自身ですし。

毎日わかっていて 毎日できないでいて 毎日反省してしまうことの ひとつかもしれません。

ただ、こうやって 目に見せてくださる方がいることを 有り難く思わなくては。

 

こんなことがあると 父親(元夫)を頼りたくなってしまいます。

彼がいると 私はお花と とても仲良くなります。

彼が 「君たち、仲いいよね~。大きくなったら ふたりで旅行とか行っちゃうんだろうね」って 笑います。

大人が二人になると 心に余裕ができて 実質的にも手が空くので とても楽になるのです。

でも、ちょっとの期間いい具合でも それが ずっと続くものではないことは よくわかっています。

私も 子ども達も。

だから その場しのぎで頼っても 何の解決にもならないし

その解決方法は 本当は 私自身が一番わかっているのだから。

そういえば 母子家庭だったね って思うくらい 普段はそう思われない私たちです。(私の思い込みでなければ)

でも 確実にそのしわ寄せは お花に向いてしまっているのです。

 

今日は 少し熱が出て 休んでいるお花。

午前中に掛かってきた電話は 3歳くらい幼くなったようでした。 「何時ごろ帰ってくる~?」

ずっとずっと 甘え足りないお花です。

 

これを ここに書いて だからどうってことではないのです。

私の日記なので 大切なことを 書き留めました。