ようやく、投稿ができる余裕がでてきたささえつです。皆さんこんにちは。

10月に新居を購入し、誕生日14日ごろに、引き渡し・・・といった流れだったのですが、

まさかの台風19号福島いわき市直撃で、想像以上の激動の10月を過ごしてきました。

 

前提「夫は引越し業者は使いたくないという」

⇒妻である私は10月から仕事をセーブして、部屋の片づけやパッキングなどを始める。

⇒引き渡し後、台風が来る。旧居周りは水浸しの池と化した。

旧居付近。朝起きたら5メーター先は湖。

幸い自分の家は浸水しなかった。

ひどい地域は、床上2メートル浸水。

その日から、自衛隊のヘリやトラックが散見され、代車を運ぶトラックなどが増える。

新居も川の傍にありながらも無事。安堵。

も、つかの間のことで、台風翌日からすぐに「断水!」。復旧いつになるかわかない。とのこと。

 

断水⇒洗濯×⇒トイレ×⇒お風呂×⇒引越しの掃除できない・・・⇒保育園どうなる??

断水って本当にいろんな影響が出るんです。

 

ラッキーなことに、新居は通水している。

毎日、引越しの荷物を運びつつ、新居から60リッターほど水くみをする毎日が始まる。

保育園から電話がかかってくる。

「断水のため、当面保育がいつできるかわかりません。」

覚悟していたが、これは堪えた。

ただでさえ本朝から晩まで、祝日土曜日もワンオペ育児なのに、

自分で引っ越し作業せねばならず、プラス、子供もウロチョロする環境になる。

しかも、掃除洗濯できない。トイレもできない。お風呂も出ない。

泣きそうになってしまった。

 

市内断水エリアは学校もみんなお休みなので、通水している友人宅を頼って、お風呂や洗濯をしつつ、

引越し作業を進める。お友達も「断水の影響で仕事いけなくなっちゃったから、引越し手伝う!」といって駆けつけてくれる。

 

大物引越しの22日(火曜日)に向けてこまごまとした物の移動を進めるが、

突然教会の牧師夫妻から電話がかかってきて、

「ささえっちゃん、断水で洗濯できないけど、新居は水出るんでしょう?今日先に洗濯機運んであげる!」

といって、18日の日に、牧師夫婦が、急遽二階から大型洗濯機を新居まで運んでくださる★

 

洗濯機を新居に運んだなら、もう通水している新居でお風呂も入って夜を過ごそう、とガスを開栓してもらうが、

業者「あれ!?!?!?お湯が出ない?!?!?この間確認した時にはちゃんと出たのに!!」

なんと台風で給湯器が故障してしまっていた。

メーカーも、被災地域への修理で忙しいので、早くても修理に3日はかかると言われる。

しかし、良く調べると、追い炊きはできることが判明。

そこで、シャワーは使えないが、追い炊きでお風呂に入ることに決める。

本当は22日に引越しをと思っていたが、こういうこともあって、急遽18日から、新居に泊まり始める。

 

ドタバタしつつ、ようやくここ数日部屋も片付き、調理もできるようになり、先週水曜から保育園も開始。

そしてネット回線もつながるようになり、

こうしてブログ投稿ができるようになった次第です。

 

と、油断は大敵、金曜日の大雨でも冷や冷や。

夕方冠水地域をすりぬけ大渋滞の中、夫もやっとのこと新居へ帰宅。

 

家を買ってしまったので、「水害」本当に怖いと身に染みて感じています。

今後、どのタイミングで、どこに避難するか、近所のママ友と連携しながら考えていかないと・・・。

 

そして、延期させてもらっている翻訳トライアルを徐々に開始して行くぞ!

 

 

 

久しぶりの投稿です。ささえつです。

家を買うことになり、それに付随する様々な手続き、

仕事やら、そして引っ越しに伴う転園の申し込みとか、

もともと計画していた街中コンサートへの出演とか、

保育園の運動会等やらで、

あっという間に九月が終わっていきます。

 

「明日10/1だけど、来年度の幼稚園申し込み並ぶの?」とさっき友達に質問されて、光陰矢の如しを体感したのでした。

 

さて、今年子供を入園させるときにはじめて知った、 日本の保育園制度。

日本では、親が保育園を選抜する権利がほぼ無いに等しいんですね。

自分の子供をどこの園に入れるかは、すべて市の職員が決定します。

決定要素は、家庭の年収、夫の労働時間、妻の労働時間、祖父母が頼れるか、障害があるか、家と園が近いか、等だと言います。

私は在宅フリーランスなので、決定要素のポイントが低く、人気の園には入れないんですね。

 

我が家はクリスチャンなので、ミッション系の幼稚園に入れたかったのですが、

その幼稚園も昨年から子供園になったおかげで、人気が高くなり、もともと幼稚園に遭った満三歳児クラスも廃止になってしまい、娘を入れるなら、三号の保育園枠で入園させるしかありませんでした。

しかし、その申し込みの際に、市役所の職員にこんなことを言われました。

 

「フリーランスだとポイントが低いから、この保育園に入園できません。

絶対に子供を保育園に行かせたいなら、

最初から入れられることのできる園を見越して第一志望にしておかないと、

結局どこにも入れなくなります」

 

すごくショックでした。

落ちてもいいから、第一志望のミッション系の保育園の名前を書きたかったのです。

まぁ、でもその助言のおかげで、近所の小規模保育園に入園でき、仕事を広げて、家を買う手続きを進められたので、

今考えればよい助言ではありました。

 

幼稚園は文部省管轄。
どこの園も指導要領に特色があり、どのように子供を保育し擁護し教育するのか、明確にしています。

親は、子供にどんな「教育環境」を与えるのかを吟味することができますが

保育園だと、現状では「入れられるところに入れるならそれで満足しなさい」と言われているようで、私としては納得できません。

 

保育園側も入園児を選抜できないわけですから、

「園の理念をしっかり理解してくれるご家庭に入園してもらいたい」と思ってもそれもかなわないわけですね。

 

子供を持つ女性がフルタイムで働こうと思った場合、

子供の入園場所を親が主体的に決めることができないのは、ナンセンスだなぁと思いました。

海外ではどのような制度になっているのでしょうか?気になるところです。

 

この三連休、土曜日はプリキュアショーのチケットを譲ってもらったので、娘を連れて行ってきました。

娘、プリキュアがすごく好きではないので、第一幕が終わったとたん、『もう出る』といいだし、なだめるのに大変。

悪役が怖かったらしい。無事に第二幕も感激終了。

 

そして日曜日は、教会の礼拝後から、教会の子供向け室内キャンプ大会・・・

超絶疲れた。

室内テント設営・パン食い競争・アイスの二人羽織・ハンカチ落とし・ゲーム・だるまさんが転んだ・みんなでご飯食べて・お風呂に入れて・布団引いて・寝かしつけて・朝起こして・ご飯を食べさせてから・気配斬りゲーム・ドッチボール大会・などなど・・・

総勢30名ほどの幼稚園&小学生&中学生を見守るのはしんどい。

 

私、低学年の男の子に好かれており、

男子達は些細なことで喧嘩しては、ピーピー泣いて、私のところに泣きついてくる。

話を聞いて、抱きしめて、よしよしして、別の部屋に連れて行って、水を飲ませて、

お菓子を一つだけ特別に贈呈して、

気持ちが落ち着くのを見計らって元の場所に戻ると、娘がママを探しているという循環。

 

男の子たちも、喧嘩しても謝罪してもらったらすぐにイライラが収まる子もいれば、

繊細な子はいつまでもいじけていて、

みんなそれぞれ。

 

ある一年生、「B君に『どうせ今日はママがいないから夜泊まれないんだろう』と言われた!!!!(つд⊂)エーン、鼻水だらだら」と泣いている。

 

ある一年生男子は夜寝れなくて、別のお母さん先生が子守唄を歌ってようやく寝れた。

そのことを迎えに来たお父さんに話したら

「だって女子がうるさくて寝れなかったんだ!俺が眠れなかったんじゃない!!女子がうるさかったんだ!」と怒っていました。ごめんね。

 

最近はお泊り保育をしない幼稚園が増えてきて、この二人は共に、初めてのお泊り会だったんですね。

ママがいない中で初めての宿泊。本当は「ドキドキ」だったんですねぇ。

自分がすごいことをしていることを誉められたかったのでしょう。

男はプライドが高いものです。

 

「お前はすごい!ママがいなくても一人で寝れるなんてかっこいい!もうお兄さんだ!大人だ!誰に何を言われても関係ない。一人で泊まるという行動こそがその証だ。」と何百回も言って、背中を押して、こっそりお菓子をあげると、また走って遊びに行きました。褒められて、お菓子たべると少し元気になる子供たちです。

 

今日は娘は昼に帰ってきて、私と共に疲れて爆睡昼寝です。さぁ、そろそろ起こさないと。

明日はいよいよ、不動産の本契約と銀行との本契約になります!

夫は一日休んで、不動産屋と銀行に掛け持ちで行ってきます。

本当に娘が保育園に通ってくれたおかげで、ここまでこぎつけることができました。

行政の配慮に感謝です。

 

そんな中、今日また突如緊急の依頼が。

単価はよかったのですが、今日も明日も働く時間が微妙な中で、

締め切りは土曜日の午前中でした。

 

そんなに難しそうでもないし、頑張ればできるかもしれなかったけど、

初めて「断りました!!」

 
この「頑張ればできるだろう」っていう気持ちは曲者で、
ムリしてしまう可能性をはらんでいるんです。
翻訳で開業している腹心の友に、
「家族を犠牲にしてまでも行う仕事は、後々デメリットしかないから、気を付けて。
家族を第一に考えてこそ、祝福があるはず」、とアドバイスをもらっており、
明日の本契約と言う人生のターニングポイントは、頭をすっきりして臨もうと、
しぶしぶお断りすることに。
もう依頼が来ないかもしれないけど、
この決定に後悔はありません(ちょっとはあるかな笑)
 
今回のこの決定は、自分の手中に仕事を収めるというスタンスの良い勉強になったかな?
フリーランスは、やろうと思えば、際限なく仕事ができてしまいます。
自分で仕事量をコントロールしていかないと、本当に仕事の奴隷になってしまう。
真に仕えるべきなのは何なのか、よく肝に銘じて頑張っていきたいと思います。
 
今回、お断りしてしまった会社さんの案件は、すぐに別の方が担当してくださったようで、良かったです。
迅速にお断りのレスポンスを出せて一安心です。
 
お断りした後、「もう仕事くれないかなぁ」と不安な気持ちがでてきたので、
すぐに心の中で、祈りました。
「この会社にもっともっと祝福が溢れ、会社が皆に必要とされますように!
この会社に仕事がたくさん生まれますように!」
 
 
 
 
 
 
 

 

皆さん、今秋頑張り時のささえつです。

 

昨晩、お得意先さんから、少量の緊急翻訳の依頼を頂戴しました。

今日中に(明日の出勤時間まで)ということだったで、お受けすることに。

でも、昨日の夜は疲れて寝落ちしてしまい、

朝4時半に起きてパチパチ作業して、

朝6時ごろ終了。あー早く終わったから、

二度寝しようと娘の布団に潜り込んだら、

八時過ぎまで寝てしまい、

今日は保育園を少しだけ遅刻していくことになってしまいました涙

でも、そんな時があったっていいのさ!

 

10月の街中コンサートのために、キーボードをしこたま練習し始めました。

まぁ、楽譜がないのは、この曲だけなので、

さっきまでこの曲を必死に聞きながら、鍵盤パチパしていました。

朝からPCキーボードやら、

電子ピアノに向かって鍵盤ばかりたたいていることに気付いた今日のこの頃です。

 

ゴスペルは、聞くだけでなんか元気が出てきます!

 

さぁ、午後はトライアルの原稿に向き合わないと!

 

ふー!提出しました。ささえつです。

いつも提出する瞬間って、冷や汗が出るんですよね。

でも、出すときは出さねば。いつも「神様!後のことは任せます!」って祈って提出します★

肩の荷が下りた!

 

今回初めて、技術的な文書の校正を任せてもらえました。

とにかく、日本語でも難解な文法で、一度読んだだけでは、腑に落ちない。
日本語で理解するのが難しい。

技術的に分かればもう少し理解しやすかったのかもしれないけど、、、。

でも、あんなに、文法的にゴチャゴチャした日本語文も、ちゃんと中国語に訳出ししてあり、

その表現方法は勉強するところがたくさんありました。

もちろんネイティブが訳しているんですが、それでもすごいな!

 

しかし、私も見抜いていた。翻訳家の人も、最後の方、結構疲れていた・・・ということを。

最初の方は、日本語原文では省略されている「主語」部分を、

中国語訳文にしっかり訳出し記載し、読みやすい文章にしていた。

でも、後半になるにつれて、主語無くなってきてた---!

前半は、わかりやすいように、表現方法を考慮して書いてあったのだけれど、

後半部分は、文法構造もどちらかというと日本語原文に近くなりつつあり、

中文としてはわかりにくくなってました。

多分、疲れて焦ってきたのかな?なんて思いました(笑)

 

みんな一緒ね。
翻訳者の人間らしいところが見えて、顔も名前も知らない相手に親近感を抱きました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんこんにちは、ささえつです。

前代未聞の多忙な時期を迎えており、投稿もできない状態でした。

 

ようやく、仕様書翻訳の仕事が明日提出日を迎え、

あとは、家の契約、幼稚園・保育園探し、引っ越し準備と引越し作業に集中できる日が来たように思います。

でもその前に、来週はキャンプがあるし、再来週にはコンサートも控えているのですが。

 

更に、トライアル依頼などもきており、一件近日中の提出をお断りし、

もう一件は、締め切り延長依頼を出したはものの、

今週も作業時間が捻出できず、不本意な訳書を出しかねません。

どうしたらよいものやら、と懸案事項です。

 

昨年から多くの幼稚園が、子供園になっていき、

結果、幼稚園枠での募集人員が極端に減り、

満三歳での幼稚園への入園がすごく難しくなってきています。

引越しで転園せざるを得ず、今の保育園より、活動量が豊富な幼稚園に行かせたいと考えているのですが、

多くの園から「今年は募集を打ち切っています」と言われ、どうしたものやらと悩んでいます。

空きが若干だけあるという幼稚園は、

申し込み日の10/1に、朝七時半の先着順で申し込みを受け付けると言われており、

朝七時半ということは、六時台には並ばなければならないのか、

子連れでどうやってそんな朝早くに並ばないといけないのかと

悩み悩んでいました。

 

そしたら、今日、幼稚園近くに住む友人が、

「その日私たまたま仕事オフにしているから、前日にうちに宿泊していいよ!
朝は娘ちゃんのこと見ておいてあげるから!」

と天の声をかけてくださった!

なんとか、幼稚園への転入も目途が付きそうです。

 

まだまだ、忙しい日々が続くので、

投稿がおろそかになりそうですが、時間を見つけてあげていきたいと思います。

 

 

翻訳の仕事も山場を越えましたが、体調は一向に良くならず。

これは風邪なのか?ばてているのか?

 

上咽頭炎らしきカンジで、鼻の奥・口と鼻がつながるあたりが腫れている。

でも、熱はない。

頭もフラフラする。

動悸で心臓がバクバクする。

なんだかおなかの調子もよくないような感じがする。

 

金曜の夜、不眠で寝れず、仕事をそのまま徹夜ですることにし、睡眠時間はほぼ2時間、

そのまま保育園の草むしりの奉仕に行き、

その後ひとしきり娘の遊びに付き合わされ、

夕方は、教会のバンドの練習に行き、

その日はもうへとへとで、晩御飯は珍しくコンビニ弁当に。

そのあたりから、体調がずっとおかしい。

 

自宅で一人寂しくする翻訳の仕事なので、

このような体調でも仕事ができるのを

ありがたいとすべきなのか、それとも、休めなくてしんどいとすべきなのか・・・・

 

さぁ、今日は不動産の購入に向けて、実印登録書を取りに行き、

保育園の転園をどうするべきかを市役所に相談に行き、

プリンターのインクも買いに行かないと。

 

仕様書の校正もまだまだ終わってない。これもぼちぼち続けないと・・・

 

 

九月に入ってから、突然仕事のオファーが増えてきました。

九月は翻訳業界的に繁忙期なのでしょうか???

 

しかし、とうとう一戸建てを購入することになり、

購入のための雑務などもこなさねばならず、引越しの準備もしなければならない。

 

ということは、保育園転園した方がいいのか、それとも来年は幼稚園にしなければならないのか、

ということは、園の見学も急務だ、ということに気が付きました。

 

しかしながら、10月の頭に街中コンサートでの伴奏の予定が入っており、

それの練習もしなければならない。

 

更に、九月の連休には担当している宿泊キャンプがあり、

10月にはBBQ会の担当も重なっている。

 

もともと、今週に行われるゲーム展に行く予定だったのに、

あまりにもやるべきことが折り重なって、それもキャンセルする羽目に。

スケジュール調整の大切さを痛感。

 

ちょっとこの秋は仕事の量を調整しないと、自分がぶっ倒れてしまいそうです。

 

今現在、台風が直撃しています。そして、私のこの秋の生活も大型台風のようです!!

人生の台風が過ぎ去った後、新居で台風一過のすがすがしさを味わえるといいのですが。

 

一昨日あたりから、心臓がバクバクして、なんだか体が落ち着きません。

もしかしたら情緒不安定のパニック障害とかになっているのではないかと少し不安です。

 

昔自分の母が、新居購入の際に多忙が極まり、パニック障害を発した経験があります。

今、ようやく、その時の母の心労が分かるようになりました。

 

頑張れ私。折れるな私。

 

こんにちは!今日も中国語を翻訳しているささえつです。

 

語彙力が乏しいなぁとよく感じるのです。

テレビや本で出合った素敵な日本語はどこかにメモしておいて、

少しでも海馬に入れこんでいきたいなあと思うので、なるべくメモを取るようにしたいと思います。

手書きの方が記憶力が上がるので手で書きたい。

 

さて、ここ10年ぐらい、若い人は「ムリムリムリ!」って否定語を使うことがおおいですよね。

私その世代じゃないので、「ムリムリムリ!」って言葉が口に出てきません。

 

80後(80年代生まれ)の私にとってみれば、

誰かからの依頼を、特に、親や上司や同僚からの依頼を、

「完全否定」で逃げるというノウハウはありません。

もちろん、依頼が断れないわけではない。

でも、ちゃんと、オブラートで包むというか、

大義名分をつけて断るというか、そういう方法です。

でも、今の子供たちは、「え、マジ、無理だから!」って言いますよね。

 

そして、ムリという表現が、もはや否定の意味ではなく、「嫌悪感」を表す表現に昇格されているのには、

あぁ、私ついていけない表現、と思ってしまうんです。

A「●●君さ、あんな威張っといてさ、家に帰ると『ママ』とか言って一緒にお風呂入るらしいよ」

B「えーマジムリなんだけど」

 

←こんなドラマがあったんだね。

 

このBの表現、私たちの世代は「マジキモイ」だったんですが、

今の子は多分、「ムリ」って言うんですよね。

もう「ムリ」って言われたら、完全に人間関係シャットアウトされた感が漂いますよえ。

「キモイ」はまだ、個人の好みの問題であり、人間として認められてる感がありますけど、「ムリ」だと存在そのものの否定となります。

 

この「ムリ」っていう表現、訳文で出てきたとき、私自然に使いこなせるのかしら??とよく思うのです。

パッと脳から顔を出してこないかもしれない。それだけ年をとったということでしょうか。

 

その他にも、「あざとい」っていう言葉も、ここ数年流行ってますが、

「あざとい」も80年代生まれの私たちにしてみれば、

「ぶりっこ」とか「小悪魔的」という言葉で使われることが多かった気がします。

 

ぶりっこにも小悪魔にもその意味にかすかな「愛情」や「可愛げ」を感じ取ることができますが、

「あざとい」っていうのは、可愛げではなく、狡さ・蛇のような聡明さ、を感じさせますね。

この、可愛げ→狡さ への変化にはどんな社会的な意味があるのでしょうか??

 

前述の「ムリ」もそうだけど、やはり対人関係がかなりフラットになってきているのかと感じます。

フラットになってきているから、軽々しく「ムリ!」って拒否できるのではないか。

立場の弱い女性が、媚を売ることを「可愛い」とみなしてきた社会が、

女性の社会進出が進むにつれ、男性と同等に歩めるようになったのにもかかわらず、

女性の媚びを使って、優位な男性に取り入ろうとする女性には、

「ずる賢さ」を感じずにはいられなくなってきたのかもしれません。

 

そもそも、「可愛い」は「可哀そう」と同義だったという話を聞いたことがあります。

弱いものを大切にするという意味が、「可愛い」と言われるのであって、

そもそも弱くないのに、「弱弱しく、可愛げのある様子をふるまう」ことには、狡さを感じるんですね。

 

まぁ、もうおばさんの私には、あざとさも可愛さももう関係なし。ムリムリムリ。