久しぶりの投稿です。ささえつです。

家を買うことになり、それに付随する様々な手続き、

仕事やら、そして引っ越しに伴う転園の申し込みとか、

もともと計画していた街中コンサートへの出演とか、

保育園の運動会等やらで、

あっという間に九月が終わっていきます。

 

「明日10/1だけど、来年度の幼稚園申し込み並ぶの?」とさっき友達に質問されて、光陰矢の如しを体感したのでした。

 

さて、今年子供を入園させるときにはじめて知った、 日本の保育園制度。

日本では、親が保育園を選抜する権利がほぼ無いに等しいんですね。

自分の子供をどこの園に入れるかは、すべて市の職員が決定します。

決定要素は、家庭の年収、夫の労働時間、妻の労働時間、祖父母が頼れるか、障害があるか、家と園が近いか、等だと言います。

私は在宅フリーランスなので、決定要素のポイントが低く、人気の園には入れないんですね。

 

我が家はクリスチャンなので、ミッション系の幼稚園に入れたかったのですが、

その幼稚園も昨年から子供園になったおかげで、人気が高くなり、もともと幼稚園に遭った満三歳児クラスも廃止になってしまい、娘を入れるなら、三号の保育園枠で入園させるしかありませんでした。

しかし、その申し込みの際に、市役所の職員にこんなことを言われました。

 

「フリーランスだとポイントが低いから、この保育園に入園できません。

絶対に子供を保育園に行かせたいなら、

最初から入れられることのできる園を見越して第一志望にしておかないと、

結局どこにも入れなくなります」

 

すごくショックでした。

落ちてもいいから、第一志望のミッション系の保育園の名前を書きたかったのです。

まぁ、でもその助言のおかげで、近所の小規模保育園に入園でき、仕事を広げて、家を買う手続きを進められたので、

今考えればよい助言ではありました。

 

幼稚園は文部省管轄。
どこの園も指導要領に特色があり、どのように子供を保育し擁護し教育するのか、明確にしています。

親は、子供にどんな「教育環境」を与えるのかを吟味することができますが

保育園だと、現状では「入れられるところに入れるならそれで満足しなさい」と言われているようで、私としては納得できません。

 

保育園側も入園児を選抜できないわけですから、

「園の理念をしっかり理解してくれるご家庭に入園してもらいたい」と思ってもそれもかなわないわけですね。

 

子供を持つ女性がフルタイムで働こうと思った場合、

子供の入園場所を親が主体的に決めることができないのは、ナンセンスだなぁと思いました。

海外ではどのような制度になっているのでしょうか?気になるところです。