こんにちは。
寺子屋アテネです。
今日は自習の計画のお話をしたいと思います。
たくさん出た宿題の自習計画を立てる時、
今日は数学を1時間、英語を1時間勉強しよう…。
など、時間数で計画を立てる方もいるかと思います。
時間数で計画を立てるのは、おすすめしません。
時間数で計画を立ててしまうと、
少し考えて、分からないから答えを見よう・聞きに行こう
となってしまいがちで、
じっくり頭を悩ませて時間をかけて解くことが疎かになります。
また、1時間で解けると予定していた問題数が解けなかった場合、
計画が崩れてしまったりします。
なので、計画は、大まかに、余裕をもって
今日は数学の問題を、5題くらい解こう。英語は3ページくらい進めよう。
と、問題を解く量を決めて、
大体その問題数をこなしていく。
その中で、ちょっと疲れた日は問題数を減らす、
調子のいい日は予定より多めに解く、など体調に応じて調整していくのがいいかと思います。
特に重要になってくるのは、
数学や物理のような、暗記ではなく、頭で考える問題を、
たとえそれが難しい問題であっても、
答えを見ずにじっくり考えてみることです。
大体の解き方の見通しを頭の中で考え、
その通りに解いて、
間違っていたら他の方法が無いか考える。
じっくり・時間をかけてでも、自分の頭で考える
ことが、
自分で考える力をつけるための効果的な方法です。
自分の頭で考える時間をしっかり作り、問題を解くことを行っていくと、
解法は何通りもありますから、
問題集通りの解き方でなくても、
自分で考えた解き方で正解している時もあります。
時にはこの解き方で合っているかを先生に聞いたりしながら、
少しずつ自分の頭で考える事の練習をしてみて下さい。
自分の頭で見通しを立てて、
問題を解き、
正解を導く訓練は、
大人になってから、心強い自分の武器となります。