こんにちは。
つかみです![]()
分数の計算を解いていて、
どうしてもおかしな式になってしまう子がこう言いました。
「この問題絶対解けないよ!あり得ない!」
それを聞いて、
この傾向のまま進むのはちょっと良くないな、と思いました。
自分が理解できないものは、
あり得ないものだと拒絶する。
自分が間違っているのではなくて、
問題が悪いという。
これは、たぶん問題を解くときだけでなく、
人間関係などの日常のやりとりでも出ます。
自分が正しいと思ったもの以外は間違っている。
自分が気に入らないものは拒絶する。
他の子は解けているので、
解けるということは本当はわかっています。
でも解けない自分を認めたくなくて、
これは解けない問題なんだと主張する。
問題の解き方は、
その人の考え方です。
丁寧にひとつひとつステップを踏んで考える子は、
コミュニケーションや仕事も丁寧です。
めんどくさがってステップを飛ばして一気に計算しようとする子は、
仕事や日常生活でも面倒くさがりだったりします。
「この問題絶対解けないよ!あり得ない!」
と思ったのもその子の感性なので、
否定はできません。
結局その子が自分で気づくしかないからです。
子どもの言うことなので、そう心配しなくても、
成長するにつれて変わっていくと思いますが…。
何もできないけれど、
広い視野でいてほしいと思う。
分からないものに対して寛容であってほしいと思う。
そう願います。
つかみ
公園。
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