WEBブランディングは実は簡単な仕事ではありません

本当に成果を出すためには覚悟が必要です


ただ論理的に解析し、理論で出来うる限り形作るべきだと思います

その後センスや、発想力が必要になるでしょう


もし、そのような勘的な要素を嫌うのならば、多くのビジネスモデルを見て、かつ組み合わせる努力が必要です


さて、ブランドを作る要素を前回 3つに分解しました

1.認知

2.信頼

3.愛着


まずWEBブランディングにおける認知について、説明しましょう


認知つまり、何をするにも人の目に触れなくては、ならない訳です


如何にすぐれた看板を広告として設置しても

誰も来ない山の中に設置しては、なんの効果もありません。


ですので、いずれにせよ彼ら彼女らに知ってもらう必要があるのです

そして、WEBブランディングで忘れてはならないのが、ブランディング戦略の1フィールドでしかないこと


勿論、WEBの可能性は高く、多くの可能性を秘めており、低コストで口コミを巻き起こすこともできます

但し万能でないことを知ることです


そもそもブランディングをWEBだけで完結させることは難しいのです(もちろん業種にもよりますけどね・・・)


さて、認知ですが

一般的に認知度と好感度は正比例し、
好感度と購買意向も正比例の関係にある。


端的にいえば、認知度を上げれば最終的には売上向上につながるという訳です


認知の前提となる接触には

リーチ(到達率)フリクエンシー(接触回数)です

リーチはどれ位の人数に到達するかをみる規模

フリクエンシー頻度です

ちなみにリーチとフリクエンシーを掛け合わせたものがGRPという指標です

つづく

ブランディングとは ブランディング戦略-2
WEBブランディングとは、どうすれば対策ができるの?
そんな疑問に、可能な限りわかりやすく答えていきたいと思います


代理店勤務の方やマーケ・広報担当、コンサルティングに関わる方の入門編として参考になれば幸いです


さてブランディングとは読んで字の如くブランドを作ることですが、そもそもブランドとはいかなる要素で構成されているのだろうか

近年ブランディングを体系的にとらえたのがD・A・アーカーであり
ケビン・レーン・ケラーである

彼らの語っているブランド論については、以下の2書は現在のブランディングの教科書的な存在なので是非一度目を通してみて欲しいです

[ケラーの戦略的ブランディング―戦略的ブランド・マネジメント増補版 ]
[ブランド・エクイティ戦略―競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン ]


ブランデイングの目指すべきところはブランドの(資産)価値(ブランド・エクイティ)を高めることが重要なのですが、そもそもブランド・エクイティはどういった要素で作られているのでしょうか?


ブランド・エクイティは主に5つの要素で成り立っているといわれています


1.認知(知名度)

2.知覚品質

3.ブランド連想

4.愛着

5.法的保護


各項目を簡潔に説明すると

1.認知とは→名前が売れている

2.知覚品質とは→トータル的な品質のイメージ(ある種ユーザーの思い込み)

3.ブランド連想とは→ブランド名を聞いて商品カテゴリー全体を想起することです。

4.愛着とは→その製品・サービスへの強い好意である。愛顧・ロイヤリティー

5.法的に権利・ロゴなど守られているかである

ちょっとややこしくなってきたかも知れませんが、要素として覚えておいてもらいたい原則です


これを噛み砕き、

大まかに分類すると

認知される(1と2の要素)

信頼される(2と3)

愛着を持たれる(4)

という形に展開できます


さてWEBブランディングを行う際実際どのような対策作業を行えばよいのでしょうか

次回施策や  WEBブランディングのセオリーをブランディング理論を分解しご紹介します

ブランディング戦略-1


最近ブランディング化WEBブランディングといったキーワードがしきりにWEB戦略を語る上で使われている


さてそのブランディングとは、一体何をどうしたら
達成されたと言えるのだろうか?

どの企業のページを見ても分かり易く書いてはいない


むしろ流行りのワードであるから・・・なんてバズワード の如く使われている感さえある

ブランディングとは、当り前の事ながらブランドを作ることだ


日本人がブランドというキーワード聞いたら何を思い浮かべるだろうか?
おそらく多くの人は、LVMHグループに代表されるヴィトンだったり
時計ならロレックス、ペンならモンブランといったようなモノを思い浮かべるのではなかろうか

上記に挙げた商品らは非常に高価である

バックなんて,なんでも良ければ千円でも買えるし、時計だって千円で買える。ペンだってそれこそ50円とかでも買えてしまう


しかしである

ヴィトンのバックなら(大きさにもよるだろうけども)10万以上は普通にするだろうし、ロレックスなら30万円は下らない、50円で買えるペンだって、モンブランだと安くても3万はするだろう


どう考えても、不可思議な金額である


俺は、私は、ブランドに興味ないから、そんなもの買わないよ・・・欲しいとも思わない
価格だけ考えればもっともである


これは、何を意味するかおわかりになるだろうか?

ブランドの重要な要素である

「ブランドイメージを高め、経験させる」といった事が欠如した結果といえるだろう


次回は具体例とブランドの原則をお話します