インターネットは何故儲からないのか?

こんなタイトルでブログを始めましたが
実際利益を多く上げ、予算をネットに大きくシフトしている会社も多数あるのは事実です


例えば資生堂はその広告予算の40%以上をインターネット広告にシフトしたと言われています
TVCMなどを充分にうてる体力を持ちながらも、インターネットに広告予算をシフトしたのは何故でしょう?


答えは簡単です
予算をインターネット広告にシフトするだけの成果がでており
また成果が見込めるからです


もっとも資生堂に限らずインターネット広告関連予算が増えている事実がある
例えば2003年のインターネット広告市場が1,100億円程度だったと言われているが
2008年度予測では5100億円と言われている


また、国内のインターネット人口の増加数は鈍化しているものの2003年は5645万人であったのが
2007年調査では8226万人と増加している(インターネット白書調べ)


また広告市場ではいわゆる4マス(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)の広告費が減少している中(2006年度分/電通調べ)

インターネット広告費は約30%増加しているのである

広告費 カッコ内数値は前年比

テレビ     2兆161億円(-1.2%)
新聞      9986億円 (-3.8%)
雑誌      3887億円 (-1.5%)
ラジオ     1744億円 (-1.9%)
インターネット3630億円(+29.3%)


もはやラジオは4マスとは言えないのではないだろうか
おそらく雑誌もインターネットに早ければ2007年度、遅くても2008年度にはその立場をとって変わられてしまうのではないだろうか


ヒトもカネも流れ込んでいる


インターネットは以前は「特別なモノ」であったかもしれない
しかし、現在ではインターネットは、もはや「日常」なのである


そんな中なぜ、「インターネットは儲からない」と言う人がいるのだろうか?
わが社はBtoB(法人向けサービスを提供している形態)なのでインターネットは・・・
本当にそう思っているのだろうか?

自社利益だけを追い求める会社の営業マンに騙されたのだろうか?
変化を恐れているのだろうか?


昨今インターネットでもブランディングというキーワードが叫ばれている
そのブランディングを踏まえてこれから話を進めていきたい