ブランディングとは ブランディング戦略-2
WEBブランディングとは、どうすれば対策ができるの?
そんな疑問に、可能な限りわかりやすく答えていきたいと思います
代理店勤務の方やマーケ・広報担当、コンサルティングに関わる方の入門編として参考になれば幸いです
さてブランディングとは読んで字の如くブランドを作ることですが、そもそもブランドとはいかなる要素で構成されているのだろうか
近年ブランディングを体系的にとらえたのがD・A・アーカーであり
ケビン・レーン・ケラーである
彼らの語っているブランド論については、以下の2書は現在のブランディングの教科書的な存在なので是非一度目を通してみて欲しいです
[ケラーの戦略的ブランディング―戦略的ブランド・マネジメント増補版 ]
[ブランド・エクイティ戦略―競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン ]
ブランデイングの目指すべきところはブランドの(資産)価値(ブランド・エクイティ)を高めることが重要なのですが、そもそもブランド・エクイティはどういった要素で作られているのでしょうか?
ブランド・エクイティは主に5つの要素で成り立っているといわれています
1.認知(知名度)
2.知覚品質
3.ブランド連想
4.愛着
5.法的保護
各項目を簡潔に説明すると
1.認知とは→名前が売れている
2.知覚品質とは→トータル的な品質のイメージ(ある種ユーザーの思い込み)
3.ブランド連想とは→ブランド名を聞いて商品カテゴリー全体を想起することです。
4.愛着とは→その製品・サービスへの強い好意である。愛顧・ロイヤリティー
5.法的に権利・ロゴなど守られているかである
ちょっとややこしくなってきたかも知れませんが、要素として覚えておいてもらいたい原則です
これを噛み砕き、
大まかに分類すると
認知される(1と2の要素)
信頼される(2と3)
愛着を持たれる(4)
という形に展開できます
さてWEBブランディングを行う際実際どのような対策作業を行えばよいのでしょうか
次回施策や WEBブランディングのセオリーをブランディング理論を分解しご紹介します