エジプトの熱気球落下事故 は、日本人の死者が4人も出たこともあり、衝撃的なニュースでした。
(ご冥福をお祈りいたします)。
(画像はイメージです)
エジプトは、長期独裁政権が崩壊後も、まだ世情が不安定で、観光客激減もあり、熱気球会社同士が価格策でお客さんの奪い合いをしていたという背景も。
原因は未解明ですが、安全を確保するということにおいては、家電業界に身を置くスタッフの一員としても、他人事と思えません。
先日、上得意の南野様宅へ、洗濯機の配達を。
元の洗濯機は、9年ご使用の品でしたが、最近変な音がするとのことで、故障を要すると判断しましたが、南野さんは、
「修理してもまた他の部品が故障したら…」とのことで、新品をお買い上げいただくことになりました。
実は、前の洗濯機を設置した2年後、左のような棚が制作されました。
電源コードを抜こうとするのですが、コードは通っても、プラグの頭が抜けませんでした
コードは通るが、プラグが太くて抜けません。
やむを得ず、南野さんに許可をいただいて、プラグが抜けるくらいに穴をあけさせていただきました。
また、水漏れがあったので、抜け止め防止、かつ、止水栓機能付きのニップルに交換しました。
洗濯機配達時は、必ず画像のようなパーツを持参します。
棚をあつらえて制作してくれたのはいいのですが、ちょっとあつらえ過ぎ?
ホースもこんな具合で。
入れにくかったです
どうにか納まりました。
このブログでも何度か綴りましたが、最近の洗濯機設置は、電気屋泣かせの場所が多いです。
家電品の環境においては、安全と保守性を最優先しなければなりませんが、保守性については最近特に悪条件の場所が多い印象を受けます。
ハウスメーカーさん、建築業者さん、どうか、洗濯機の保守性を考慮した設備にしてくださいませんか。
家電メーカーさんも、設置性、保守性に配慮した商品設計をお願いします。
洗濯機つながりで話題を。
一つ、あまり知られていないことです。
それは、
美容オイルの染み込んだタオルが自然発火するというケース。
過去に何度も火災発生しています。
洗濯物から発煙・発火
(画像はNITEホームページから引用)
(スマホ・タブレットからはご覧いただけないケースがあります)
動画は画像をクリック。
(スマホ、タブレットからはご覧いただけまん)。
(動画はNITEホームページから引用)
ここ最近、やぶそばの火災、グループホームの火災などもあり、家電にまつわる安全確保には特に注意を払わなければならないという気運が高まってきました。
リコールが出たらすぐに対応するなど、MDKに課せられた使命は特に大きいものと肝に銘じたいものです(以下、ここ最近の当ブログのリコール関連記事)。
リコールと準リコール ~MDKはトラブルには情報段階で速や…
熱気球にしても、洗濯物の発火にしても、思いもよらぬことが起こるものですね。
MDKは、納品、設置のときはもちろん、お客様宅を訪問したときは、家電とその周辺の安全を点検します。
MDKの顔見知りを、一人はキープしましょう。
南野さん宅の洗濯機納品では、午前中いっぱいかかってしまいました。
ちょっとした工事のようなものです。
が、安全安心を確保するためなら、労を惜しみません。
それがMDKです。
南野さん、ありがとうございました。