リコールについて、一昨日、昨日と綴りました。
リコールでいえば、数年前、某メーカーの浴室暖房換気扇が話題になったとき、それについて、メーカーのサービスセンターに問い合わせたことがあります。
すると、電話口でサービススタッフが、
「あれは製品の問題というより、施工の問題なんですよ!」
と愚痴っていたのを思い出しました。
「製品から出たより線とFケーブルの単線を接続する際、胡散な接続をしたことによる云々カンヌン…(割愛)」と。
浴室暖房換気扇
(画像はイメージです)。
それが正しいかどうかはともかく、一ついえることは、家電においては、乗り物の事故と同じように、ヒューマンエラーはあり得るということです。
「単線」「より線」は、
製品から出た「より線」
屋内配線の「単線」
これらの接続不具合による発火トラブルは、製品とヒューマンのミスマッチから起こる現象です。
違うたとえをすれば、
売る人と、
サポートする人
とのミスマッチです。
業界では、家電における窓口を大きく、「営業」と「サービス」に分類しています。
より線(左)と単線(右)
いい加減な接続をすると、接触不良で熱を持ち、発火に至ります。
ところで、当地元では、家電メーカーは、たとえばとあるメーカーは、営業とサービスとで、フロアと電話番号が違います。
フロアが違うならまだしも、またとあるメーカーは、営業とサービスとで所在地が数キロも離れています。
さらにまたとあるメーカーに至っては、所在市町村まで違います。
お客様がトラブルについて相談の電話をすると、
「こちらの窓口ではありませんので、○○へおかけ直しください」といわれることもあるでしょう。
そんなことがないように、一手に窓口を担うのがMDKです。
それがいいたかったのです
介護施設の加湿器発火、火災事故から3週間が経過したということで、その話題について追跡報道がされていました(3/1とくダネ)。
かつてのP社の事故を挙げ、製品の出荷台数は把握しているが、廃棄情報までは把握しきれないこともあり、残数を把握することは不可能に近いと。
リコールを対策するには、家電も自動車のように登録制にしてはどうかという案も出ていました。
あるいはパソコンのように情報登録してメーカーに通知するとか…など。
が、メカ弱者といわれる、とりわけ高齢者は、インターネットもできないし、ハガキを書いて投函するというような煩わしいことができるでしょうか。
すると、コメンテーターのショーンKさんが…
ここが重要です。
「高齢者の方で、なかなかユーザ登録だ、インターネットだ、ハガキだ、が難しい場合は、まちのでんき屋さんを使って三河屋さん的に廻って頂いて、そういう所で、しっかりユーザ登録して行く方法しかないと思いますね」。
ショーンさん!よ・く・ぞ!いってくれました
これ以上の解説は要りません。
そうです、MDKは三河屋です