「リコールとMDK」 と題し、リコールについて考え、昨日のブログで綴りました。
そして、リコール情報が、NITEのホームページ に多く確認ができ、啓蒙することは、電気店の使命、とりわけMDKなら、なおさらということも。
また、「リコールとは」と、定義を追求すると、「品質が十分に確保されていないことが判明したケースが多い」との文言があり、これもリコールに該当するなら、リコールはそこここにあるのでは?とも。
リコール対象の加湿器
さらに、リコールとして正式には発表されていなくても、「この機種はこの手の故障が多い」という情報はありがちですから、それらは準リコールとでもいいましょうか。
考えてみれば、器械ですから、同じ設計図をもとに、同じ生産ラインで製造されれば、それに伴う故障が同じような内容で発生してしまうのは、当然といえばいえるかもしれません。
以前、お客様を訪問した際、リコール対象の洗濯機を見かけました(他店で購入された品)。
「リコール対策はお済みですか?」と問うたところ、お客様は「知りませんでした」と。
事情を説明し、その場から、メーカーへ連絡しました。
お客様は、すぐに購入店に電話し、「どうしておしえてくれなかったの?」と、クレームを申されていました。
…そんなことがあったなと思い出しました。
リコールであってもなくても、お客様に速やかに情報提供し、お知らせし、対策することが肝心です。
リコールになるかどうかは、行政なり、製造メーカーの判断ですから、準リコールも含めて、たとえ財産、生命に危害を及ぼす恐れがない場合でも、健全な家電ライフを維持するために、MDKには使命があるといえます。
リコール、準リコールでは、メーカーの保証期間を超えても、無償修理期間がありますが、いつかはその無償修理期間は終了してしまいます。
期限以前にお客様に情報提供し、対策することが肝要ですし、また、最近普及している長期保証制度のようなしくみの活用も有効です。
それらの対策やしくみの活用は、MDKならなおのこと、密でなければなりませんし、密であるはずです。
掃除機でも、モーターが故障しやすい機種、ホースに不具合がありがちな機種、いろいろあります(画像はイメージです)。
たとえリコールではなくても、たとえば長期保証の期限が切れる間際には、不具合がないか、お客様にハガキを出したり、電話をかけたりして、連絡をこまめにとるように心がけています。
リコールにも、準リコールにも、速やかに対応し、トータル家電ライフをサポートができる。
それがMDKというわけです。