慰謝料請求までの経緯
夫の不倫相手に慰謝料を請求した私の
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第４幕 不倫相手と裁判！第２回期日⑩
～打ち合わせ当日５～
気付いたら
２時間以上も経っていた。
待ちわびていた弁護士との打ち合わせは、
あっという間だった。
裁判の話もしたが、雑談もした。
弁護士には交際している人がいて、
結婚を考えているという話も聞けた。
弟は医学部の学生だという話も聞けた。
大学受験の話や、部活の話。
裁判官になる人に対する考え。
一見、
この裁判とは関係ないと思えるような話も
たくさんした。
これだけ話をしてくれたということは、
弁護士も多少は心を開いてくれたのだろう。
途中からは言葉遣いが少しフランクに
なっていたのを、私は見逃さなかった。
きっと私は、雑談好きのおばちゃんだと
思われたな。
それでいい。
本来の私は、
人と話をすることがあまり得意ではない。
どちらかというと、無口で人見知り。
けれども、ビジネスモードに入ると
必要な情報を得るために
笑顔をつくり、饒舌になる。
これは、仕事だ。
慰謝料請求というプロジェクトだ。
弁護士と私は、それを成功させるための
ビジネスパートナー。
そう考えて
私は打ち合わせに挑んだ。
パートナーのことを知ることは大切。
彼の背景も、性格も、考え方も…。
一緒に「仕事」をするうえで、私には
必要な情報。
それによって、
私は弁護士に使う言葉を変えていく。
同じことを説明するのにも、
Ａと言った方が通じる人と
Ｂと言った方が通じる人が存在するから。
敵を動かすには、まず味方から…。
そんな想いも私の奥底にあった。
私は、私の想いを通すために。
私自身の納得のいく結果を得るために。
この弁護士を、うまく使う。
ただひとつ心配なのは、
弁護士が打ち合わせ中
あまりメモを取っていないことだった…。
(つづく)
※掲載している文書の内容には、一部加工を加えており
実際のものとは異なります。
無口で人見知りな私は、昔この本を読んで
おしゃべりなおばちゃんへと化しました…(笑)
これね、ハッキリ言って…あたってます！
だから私は話をする相手の兄弟関係を確認するのです。
話題の温感クレンジング！
↓↓↓
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