慰謝料請求までの経緯
夫の不倫相手に慰謝料を請求した私の
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第３幕 不倫相手と裁判！第１回期日②
～女から答弁書が届く～
夫の不倫相手に対する不貞慰謝料請求裁判
の第１回期日が１週間後に迫り、
女側から答弁書が提出された。
やはり私が予測した通り、
３行答弁ではなく、ある程度中身のある
ものにはなっている。
答弁書
第１ 請求の趣旨に対する答弁
１ 原告の請求を棄却する
２ 訴訟費用は原告の負担とする
との判決を求める。
第２ 請求の原因に対する認否
１ 請求の原因のうち、原告は、訴外色取なし男（以下「訴外
なし男」という）と平成○○年〇月〇日に婚姻したこと、同年
〇月〇日に長男、平成○○年〇月〇日に次男、平成〇年
〇月〇日に長女をもうけたことは認め、休日は家族で外出
したり、夫婦で長男のサッカーを応援するなどしたことは不知、
その余は否認乃至争う。
２ 同２については不知。
３ 同３のうち、第１文について認める。
同第２文については否認。
被告のみが避妊をせずに不貞行為に及ぶよう要求したのでは
ない。訴外なし男が、被告に要求したことも何度もあった。
第３ 被告の主張
被告は、原告が、訴外なし男と被告との不貞行為によって精神
的損害を受けたこと自体は争わない。
しかし、その慰謝料の金額については、次のような事情がある
ので、減額すべきである。
１ 訴外なし男が、被告に対して、既に夫婦関係は破綻していたと
説明したこと
（１） 被告は、平成○○年秋頃、某人材派遣会社の同僚として、
訴外なし男と知り合った。
訴外なし男は、同社の同僚に対して、原告について、部屋が汚れ
ていても片づけない、仕事からかえってきても訴外なし男の食事が
ない、洗濯物を干すことも畳むこともやらない、アイロンかけも
してくれない、子どもをお風呂に入れない、寝室が別で訴外なし男
が原告に触るととても嫌がられるのでもう一緒にやっていけない、
早く離婚して家を出たい等と繰り返し愚痴を述べた。
そのため、同社の社員の大半は、原告について、訴外なし男
と不仲で、夫婦関係は破綻していたと認識していた。
（２） 訴外なし男は、平成○○年〇月上旬頃、被告に対して、
「アヤノさんのことが好きです」と告白した。
被告は、訴外なし男から、上記（１）記載のとおり、妻との
婚姻関係は破綻しているので離婚を考えているとの話を聞き
交際を開始した。
（３） 訴外なし男は、平成○○年〇月、被告に対して、原告
との結婚記念日に原告から今後どうするか話し合おうと言われて
いるが、離婚することになると思うので待って欲しい、と述べた。
（４） 以上のとおり、訴外なし男は、被告に対して、既に夫婦
関係は破綻していたと繰り返し説明し、被告は、訴外なし男と原告
との婚姻関係は破綻したと認識していたのであるから、慰謝料減額
事由となる。
２ 原告と訴外なし男は、訴外なし男と被告との不貞行為後も
離婚していないこと。
原告と訴外なし男は、訴外なし男と被告との不貞関係が原因
で、離婚まで至っていないのであるから、慰謝料減額事由と
なる。
３ 原告は、訴外なし男と被告との不貞関係を容認するような
発言があったこと。
被告は、同年〇月〇日午後４時３０分頃、訴外なし男から、
ＬＩＮＥで「会ってほしい人がいる」というメッセージを受信した
ため、折り返し訴外なし男に架電したが訴外なし男は応答し
なかった。
すると、原告は、訴外なし男の携帯電話を使って被告に
電話をかけてきて、「訴外なし男があなたと会いたいといって
いる。訴外なし男があなたと会う日を、私が分かっていれば、
セックスしても構わない。ただし、自分は妻なので夫とセックス
はします」と言われた。
被告は原告からの提案をきっぱりと断った。
このような発言があったということは、訴外なし男と被告との
不貞行為について、原告の精神的苦痛が大きなものでなかった
ことを示す証左である。
４ 小括
よって、被告が原告に支払う慰謝料の額は、相当額減額すべき
である。
第４ 被告の提案
１ 被告は、原告との和解を希望する。
２ 訴外なし男は、被告との交際開始から、訴外なし男が原告と
離婚する旨述べた直後である同年〇月〇日に、訴外なし男から
被告に対して電話で関係解消を一方的に通知してくるまで、
終始一貫して、被告との交際を主導していたのであるから、その
責任は、被告と比較して大きい。
和解の際には、訴外なし男の責任が大きいことも考慮すべき
である。
夫の不倫相手である女からの答弁書は
このような内容だった。
先にこの裁判の結果から言っておくと…
私は、夫と別居も離婚もせずに
女から２００万円以上の慰謝料を獲得する
ことに成功している
相手側がどんな認否や主張をしようとも、
いちいちビビる必要はないってワケ。
私は、女からの答弁書と
自分の出した訴状とを並べ、
また一言一句、分析する作業を始めた。
(つづく)
※掲載している文書の内容には、一部加工を加えており
実際のものとは異なります。
このブログでも紹介していた「サレタガワのブルー」。
犬飼貴史さんと堀未央奈さんでTVドラマ化だそうです！
でも多分、私には苦しくて観ることができないかも…。
夫の不倫相手に慰謝料を請求した私の
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慰謝料請求までの経緯！
夫にW不倫された妻である私の側から見た景色↓
☆第１章不倫が始まるまでの夫婦の様子
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