それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

仕事・家事・3人の子の育児・実母の介護…どれも手を抜けない日々を私が送っている間、夫はW不倫。相手女性との裁判は終了し、200万円以上の慰謝料を獲得した私の経験を基に記事を書いています。現在は法律事務所に勤務しながら行政書士試験合格を目指し勉強中。

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私は夫の不倫相手と裁判をし、200万円以上の慰謝料を一括で支払ってもらいました。夫とは離婚も別居もしていません。ここではそんな私の体験談を書いています。なるべく赤裸々に綴っていこうと思いますが、個人情報には配慮して書くため、仮名・仮称等を用いて表現している箇所があります。そういった意味では、こちらもやはり事実に基づいたフィクションであることをご理解ください。

 

 

慰謝料請求までの経緯

私の側から見た景色」をはじめから読む

 

 

夫の不倫相手に慰謝料を請求した私の

慰謝料請求体験談」をはじめから読む

 

 

 

第9幕 不倫相手と裁判!結審⑰

  ~求償権~

 

 

夫の不倫相手である女(被告)との裁判は

和解をし、慰謝料が全額振り込まれたこと

によって終わった。

 

裁判上の和解ではあるが、

私は何も条件を付していない。

 

なので被告だった女は、

私の夫に対し求償権を行使することができる。

 

裁判中に女は、私の夫に

訴訟告知をしている。

 

そのことにより夫は、

女から求償権を行使されたときに

「そもそも裁判で確定した

 不貞全体の慰謝料額がおかしいのでは」

と、全体の金額について争うことができない。

 

ま、いいんじゃないの…。

 

女が求償権を行使したければ、

すればいい。

 

それもまた不倫という不法行為をした

夫の負うべき責任だと思うから。

 

はじめから私は、

そう考えて女に慰謝料を請求していた。

 

裁判上の和解には、

判決と同等の効力がある。

 

 

民法第169条1項

確定判決又は確定判決と同一の効力を有するものによって確定した権利については、10年より短い定めがあるものであっても、その時効期間は、10年とする。

 

つまり、

裁判上の和解をした日の翌日から

10年間は、女の持つ求償の権利が

消えることはない。

 

だから私は、

よりいっそう忘れないのだよ…。

 

夫と女が不倫をしたことも。

その不倫によって私が受けた苦しみも。

この裁判を必死に戦ったことも。

相場以上の金額を裁判官が判断したことも。

 

記憶の奥にしまうことは、

絶対にしない。したくない、私は。

 

 

(つづく)

 

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夫の不倫相手との戦いはこちら↓↓ 

夫の不倫相手に慰謝料を請求した私の【裁判体験談】

右矢印第1幕 不倫相手との交渉
(①~㉚話)
右矢印第2幕 不倫相手を訴える  訴状提出

 

 

 

 夫が不倫していた苦しい日々はこちら↓↓

慰謝料請求までの経緯!
夫にW不倫された妻である
【私の側から見た景色】


右矢印第1章不倫が始まるまでの夫婦の様子
  (①~⑤話)
右矢印第2章不倫発覚と家庭の様子
  (①~⑥話)
右矢印第3章不倫に奪われた家族の時間
  (①~⑦話)
右矢印第4章不倫について夫婦の話し合い
  (①~⑲話)
右矢印第5章不倫によって受けた精神的苦痛

  (①~⑬話)

(①~㉓話)
右矢印番外編不倫した夫の側から見た景色
(①~⑩話)

 

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