Wayuka Insight Studio | 大切な人と生きながら、自分の人生を育てる

Wayuka Insight Studio | 大切な人と生きながら、自分の人生を育てる

教育、母性、言葉。。

地方の暮らしから
学びと感性をひらいていく。

子どもを変える前に、
まず大人が少し自由になること

オンライン家庭教師@あなたの東大にて、
英語を中心に指導中。

トークイベント・文章・声の表現なども発信中。

Wayuka Insight Studio

ここは、
家族や役割の中で見えにくくなった
自分の感覚を取り戻していく場所です。

頑張り続けることでも、
誰かと比べることでもなく、
自分に合う言葉、学び、選び方に戻ったとき、
人生は少しずつ動きはじめます。

教育、母性、言葉。
地方の暮らしから、考えたことを書いています。

子どもを変える前に、
まず大人が少し自由になること。

家族を大切にしながら、
自分の人生も育てていくこと。

Wayuka Insight Studio は、
人を無理に変える場所ではありません。

その人が、
自分の感覚で考え、選べるようになるための
言葉と場をつくっています。

あなたの東大
未来は、すでに動き出している。




第2回


学校に相談したとき、最初に感じた違和感

――「任せたはずなのに、何も動かない」


第1回では、

子どものいじめは「子ども同士の問題」では終わらない、

という話を書きました。


今回は、

学校に相談したとき、

私が最初に覚えた違和感について書きます。



ある日、

子どもが泣いて帰ってきました。


中学三年生の、生徒会活動の中で起きた出来事でした。


特定の生徒からの嫌がらせが続いていること、

それを止める立場にあるはずの大人が、

十分に機能していないように見えること。


話を聞きながら、

私はまず「事実を知りたい」と思いました。


感情をぶつけるためではなく、

何が起きているのかを把握したかったのです。



生徒会を担当している教員に、

電話でこう尋ねました。


「生徒会活動は、円滑に行われているのでしょうか」


返ってきたのは、

「問題なく行われていますよ」という言葉でした。


そこで、

子どもが傷ついて帰ってきていること、

その理由について知りたいことを伝えました。


すると、

「その場にいなかったので、分かりません」

という返答がありました。



このとき、

私は違和感を覚えました。


「分からない」という言葉そのものではありません。


分からないのであれば、

これから分かろうとする姿勢が

示されるものだと思っていたからです。


でも、その場では、

次の動きが見えませんでした。


その瞬間、

私は静かに理解しました。


この問題は、

「相談すれば自然に動く」段階ではない。



私は、

感情が前に出ないよう意識しながら、

こう伝えました。


「もし学校として指導されないのであれば、

親として関わることも考えています」


怒りを伝えたかったわけではありません。


どこまでを学校に任せ、

どこからを親が引き受けるのか。

その線を、自分の中で確認していた言葉でした。


教員は、

「事情を確認します」と答えました。



翌日、

子どもは再び泣いて帰ってきました。


今度は、

大人との関わりの中で、

さらに傷ついたという内容でした。


その話を聞いたとき、

私ははっきりと立ち止まりました。


問題は、

子ども同士だけで完結するものではない。


大人の対応一つで、

状況は大きく変わってしまう。



このとき、

「任せる」という言葉について、

私は考え直していました。


任せることと、

手放すことは、同じではない。


どこまでを委ね、

どこで引き取るのか。


その判断を、

誰かに預けたままにはできないと感じていました。



このあと、

一週間待っても、

学校からの連絡はありませんでした。


私はそこで、

次の手を考えることになります。


次回は、

話し合いの場をどう作ったのか、

そして、

どこまで踏み込むと決めたのか。


その判断について、書きます。


第1回


子どものいじめは「子ども同士の問題」では終わらない


子どものいじめについて、

私は何回かに分けて書こうと思います。


この問題は、

一つの記事で答えが出るものではないと感じているからです。



いじめの話になると、

よくこんな言葉を耳にします。


「子ども同士のことだから、子どもに任せましょう」

「学校で起きたことだから、学校に任せましょう」


一見すると、もっともらしく聞こえます。

私自身も、かつてはそう考えようとしたことがありました。


それでも、

その言葉にどうしても違和感が残りました。


いじめは、

子どもだけ、学校だけで完結する出来事には

見えなかったからです。



いじめが起きたとき、

親は強い感情に揺さぶられます。


怒り、悲しみ、不安。

それは自然な反応だと思います。


ただ、

親の揺れは、そのまま子どもに伝わります。


子どもは、

自分が苦しいだけでなく、

親の足元まで不安定になることに

とても敏感です。



「本気になる」という言葉についても、

私は何度も立ち止まりました。


声を荒げることなのか。

強く主張することなのか。


そうではない気がしていました。


感情を消すことではなく、

感情に飲み込まれたまま

動かないこと。


どこに立ち、

何を守ろうとしているのかを

見失わないこと。


その位置が、

いじめの場面では特に問われるように感じています。



このシリーズでは、

実体験をもとに、


・親として、どこで踏みとどまったのか

・どこで判断が必要だったのか

・学校や制度と向き合う中で感じた違和感

・子どもの尊厳を守るとは、どういうことだったのか


を、整理して書いていきます。


告発を目的としたものではありません。

正解を示すつもりもありません。


ただ、

親が一人で抱え込まないための

視点だけは、言葉にして残しておきたいと思いました。



次回は、

学校に相談したとき、

最初に覚えた小さな違和感について書きます。


相談したはずなのに、

なぜ話が前に進まなかったのか。


その場で、

私が立ち止まった理由から辿っていきます。

“帰りたい”が通らないとき、子どもに起きること



子どもが、
「嫌だ」「帰りたい」と、はっきり言っていました。

でも、その後も
別の見学に連れて行かれていました。



ここで多くの人は、

「やりすぎではないか」
「かわいそうだ」

と思うかもしれません。

でも、私はそこを見ていません。



私が見ているのは、

その子の言葉が、
現実に反映されているかどうかです。



「嫌だ」と言えている。

これは、とても大事なことです。

でも、その言葉が通らない状態が続くと、

子どもはどちらかに向かいます。



ひとつは、

「どうせ言っても無駄だ」と学習して、
言わなくなる。



もうひとつは、

言い続けるけれど、
誰も信用しなくなる。



どちらにしても、

「自分の判断が世界に影響しない」

と学習していきます。



だから問題は、

やりすぎかどうかではありません。



「誰が決めているのか」

です。



そしてもう一つ。

子どもの「嫌だ」を通していないとき、

先に通していないのは、

親自身の判断かもしれません。

5月のnoteを公開しました。

タイトルは、

「親が楽になると、子どもの可能性も広がる」

です。

家庭を大切にしたい。
子どもを大切にしたい。
家族に迷惑をかけたくない。

その思いが強い人ほど、
いつの間にか自分を後回しにしてしまうことがあります。

でも、
家庭を大切にすることと、
自分を消耗させ続けることは、
同じではないと思うのです。

親が少し楽になることは、
子どもを置き去りにすることではない。

むしろ、
親が自分の呼吸を取り戻すことで、
子どもの呼吸も少し広がっていくことがある。

そんなことを、

・子どもの可能性を潰さない関わり方
・親自身の人生を少しずつ増やすこと
・地方で知性と感性を育てる暮らし

と重ねながら書きました。

必要な方に届けばうれしいです。

 

 

 

 



【間違いなく東大・京大レベル】ですよ~鉄緑会への勧誘


東大を受験する子のモチベーションはどこから生まれるのか


── 続く子と折れる子の“深い欲求”の違い




子どものモチベーションは“深い欲求”からしか生まれない


Wayuka式・教育構造論

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先日、同級生のお母さまから

「どうしたら勉強のモチベーションが続くのでしょうか?」

と質問をいただきました。


私は娘に「勉強しなさい」と言ったことがありません。

むしろ、あまりに勉強しすぎる娘の身体を心配していたほどです。


では、なぜ娘は自分で学び続けたのか。

その答えはとてもシンプルです。



① モチベーションの源泉は「深い欲求」だけ


子どもは やらされる勉強では絶対に続きません。

続くときは必ず、

本人の内側に “深い欲求” があるときだけ。

•「東京で○○を学びたい」

•「あの大学で自分の世界を広げたい」


こうした 自分の人生を動かす願い がある子どもは強い。

失敗しても、また立ち上がる。



② 外から与えた目標は、ほぼ折れる


反対に、次のような目標は続きません。

•親に言われたから

•塾の先生に勧められたから

•周りが期待しているから


これらは 子どもの人生ではなく“他人の期待” です。

他人の期待では、本気の子どもたちが集まる都会勢には勝てません。



③ 地方の子どもは「環境が不利」ではなく「準備の質」が問われる


私たちのような地方圏では、

•予備校まで往復4時間

•交通費だけで1万円

•情報量も少ない

•共通テスト対策の機会も限られる


こうしたハンデがあります。


だからこそ、

本人の欲求が強くないと継続できない。


たとえ高校2年でA判定でも、落ちるときは一気に落ちます。

環境の差は、“内側の動機” が埋めるしかありません。



④ 実力は「欲求 × 環境適応」で決まる


地方の子が東京の大学を受験するということは、

完全アウェイで戦う ということです。

•知らない土地

•科目間の空気の違い

•受験会場の雰囲気

•他校のレベル感


ここで実力が出せるかどうかは、

普段から “自分で選んだ道” を歩いてきたか によって決まる。


やらされ勉強の子は、本番に弱い。

やりたい勉強の子は、環境を味方にできる。



⑤ 親の役割は「やらせること」ではなく「欲求を邪魔しないこと」


深い欲求は親が作るものではありません。

でも、親が消してしまうことはある。


親がするべきなのは、

•本人のやりたいことを尊重する

•小さな好奇心をつぶさない

•親の不安で子の進路を決めない


これだけです。

シンプルですが、最も難しい部分です。



⑥ わが家の場合──娘の東大受験


娘が東京大学を目指したのは、

私が勧めたからではありません。


娘自身が強く望んだから。


その願いが“深い欲求”だったからこそ、

勉強しすぎるほど走り続けました。


私がしたのはただひとつ。

その欲求を消さない環境を守っただけ。



◆ まとめ


モチベーションとは、外から注入するものではなく、

内側から立ち上がる“現象” です。


そしてその現象は、

その子が 「自分の人生を生きたい」 と思えるときだけ起こる。


親がするべきことは、

“やらせる” ではなく “欲求を邪魔しない” こと。


これが、Wayuka式教育の核です。


長くなりました。

他にも、


◆子どもへの声がけはどうしているのですか?




の質問を受けました。

何か質問がありましたら、

下記からお問い合わせください。


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